延原時行歌集「命輝く」(第2339回)(ぶらり散歩―アンズの花ひらく)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2339回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(243−6)
いよいよやの歌、葡萄パンの歌、さちの歌、幸ひはの歌、延原信子生涯完成の歌、実にの歌、飛翔の歌、歓びぞこれの歌、深夜我の歌、時と言ふものの歌、生死心の歌、主の羊飼ひの歌、笑む妻の体の歌(2016年2月11日〜20日

    2月16日
          歓びぞこれの歌四首

 一 御神や我妻笑み増し御友とも飛翔歓び本になせとぞ
 二 この事の如何に大なる祝福ぞ切れ目なき笑み切れ目なく詠む
 三 我妻や父へ飛翔や成すままに送られけるや我が身時へと
 四 往くや妻詠む我とぞや切れ目なし本作りなす歓びぞこれ

           深夜我の歌三首

 一 深夜我Joeの拙論評するを歓びをもて読めり深甚
   (備考:英文稿”Divine Ecozoics and Whitehead’s Adventure or Resurrection Metaphysics,” Open Theology 2015; 1: 494-511.を最高の学問的精確さでもって激賞せる、「米国宗教学会」(AAR)にて「Seminar on Process Thought, the Nishida School of Buddhist Philosophy in Comparative Perspective」(1985−1991)の座長を七年間務めし時以来の友人Prof. Joseph Bracken, Xavier Universityの評論”Comparing and Contrasting Aquinas and Whitehead: An Introductory Commentary," Open Theology 2015; 1: 540-545.を読めり。現存の最高の米哲学者/神学者にかくまでの論評をいただく、著者冥利に尽きるとは、このことなり。有難きかな、嬉しきかな)
 二 我が意をば汲みて評する友やあり真理の味や美酒に勝るも
 三 確かにや友と分かつは今現在哲神学の奥所これなり
   (備考:我の言ふ”Divine Ecozoics”やJoeの傑出論文”Panentheism in the context of the theology and science dialogue," Open Theology 2014; Volume 1: 1-11.の論点と通底す。げに面白し)

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今朝も上の歌(2月16日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    3月13日
          今日の日の歌五首
 
 一 笹団子着きたると友歓びぬ妻「二周活」祝ひや佳しや
 二 新しき英文拙著売り込みし間合い良かりき空港に出ぬ
   (備考:英文共著:Living Traditions and Universal Conviviality, edited by Roland Faber and Santiago SlabodskyにつきてLexington Booksの編集者Sarah Craig氏から謝辞メールをいただき、将来の協力を求められたる故、拙著原稿:Anselm's Argument and Buddhist Wisdomの出版を十分推敲したるのち如何、と問ひたり。気分良きにつけ、ふと、新潟空港のそば食したくなり、赴きたり。名代手打ちそば須坂屋そばにて歌作る。兄に携帯し、笹団子着けること確かむや嬉し。帰宅せば、親友Herman「Conviviality」本に祝詞メール到来、謝辞送る)
 三 いさおなき身にしあれども御神の御加護いただき今日も生くるや
 四 我妻の永久に生くるを夢に見し「二周活」げに祝ひの宴
 五 宴にや「御友」新著ぞ華や添ふいざ良寛の愛語道ゆかむ



ぶらり散歩のコースには、アンズの樹を観るのは珍しいのですが、近くの公園にアンズの古木が一本あるのです。

毎年この季節になると、この一本のアンズの樹の花と実を観るのを楽しみにしています。

このところ毎日、この樹の下に来て、つぼみの膨らみ具合を確かめてきました。昨日はやっとちらほらと咲き始めました。


昨日の「こぶしの白い花」も、「マンサクの黄色い花」も、美しく咲き誇っています。



花壇も、野の花たちも、そしてスズメたちも・・・・。昨日の景色です。


最後に、ねこちゃんの日向ぼっこ。