延原時行歌集「命輝く」(第2333回)(『在日コリアン家族・生活写真展」「神戸映画資料館の映画会」)
延原時行歌集「命輝く」(第2333回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(242−10)
21世紀の歌、いよいよやの歌、御父やの歌。妻や歴々の歌。二校了の歌、なにゆえかの歌、この時代の歌、驚きぬの歌、核時代さらばの歌、声や響けりの歌(2016年2月1日〜10日)
2月10日
いよいよやの歌十余首
十二 第三著「神ともにます」の組織学東西哲学基礎に置きてぞ
(備考:Toward a Systematic Theology of God-with-Us: Against the Background of the East-West Philophical Dialogueなり)
核懺悔の日の歌十五首
(一)その日の歌
一 米人や核懺悔なすその日にや御友祝さむ地球なごみて
二 核兵器所詮使へぬ物なれば諸共にぞや告白やせむ
三 御神よあらう事かや何千回大地殺戮核廃棄せむ
(二)その日までの歌
四 広島と長崎の惨思ふにやかかる大罪何故に人類(ひと)なす
五 七十年一度たりとも米首脳広島長崎跡も見ざるや
六 戦とや呼ぶにしてぞやピカドンや米国基教爆破したるや
七 金輪際この国基教信ずやと誰信ずるや悪魔の使ひ
八 殺戮の酷さもありと言ふなれど基教裏切るこれ悪魔国
九 誰がぞや核落とす国基教国信じるものか御友ぞ救ひ
十 よくもまあ一日とてや素面にて米やおれるや核罪責に
十一 この国の銃にて滅ぶ都市貧民「獣を撃て」とやト氏言ひし如
十二 日ノ本や汝が心をぞ篤とぞや七十年来見しや悲しや
十三 信教の自由幸福追求か汝善き教へあるも核なす
十四 普遍的価値などと言ふ言ひ草や核ピカドンの悪夢まにまに
十五 我が英文御国の栄Ecozoics描きて地球ぐるり経めぐる
(備考:されど「核への言及」本文になし。ただ注(36)にひそと記せり:See my essay “Divine Ecozoics and Whitehead’s Adventure or Resurrection Metaphysics, “ Open Theology 2015;1: 494-511, n. 36)
声や響けりの歌十二首
一 それにせよ日ノ本核後七十年狂ひもせずによくや生きたり
二 汝やしも耐へに耐へてや耐へ抜きて御友と生きぬ罪の核見つ
三 日ノ本の国こそ在るや核罪国三回目のや投与止めぬ
四 これほどの苦しき平和貢献を日ノ本成すも米言葉なし
五 これがぞや他の国ならばなんとなる考えずとも良しとすべきぞ
六 かかる故今や日ノ本文化をば憧るるとて来日幾多
七 あまつさえ米人帰化や流れあり暴力の国厭ひて候
八 さながらや日ノ本帰化や新文化これほどの核懺悔道なし
九 帰化米人はっきりそれと言はぬやも汝が生き方や反核ざんげ
十 今に見よ大和の国に世界より良心人士集合の観
十一 反日のデモにて荒れし中の方爆買ひと言ふ文化見学
十二 日ノ本や耐へて忍びて絶対無於いて在る生声や響けり
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今朝も上の歌(2月10日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。
3月7日
いのちの歌六首
一 妻と我いのち発見せし故に寂しきやなし歓喜脈々
二 いのちとは変貌のぞや変貌ぞこと切れてもや笑み増し飛翔
三 いのちのや究極原理我描く英文稿や地球の歌ぞ
(備考:My essay “Divine Ecozoics and Whitehead’s Adventure or Resurrection Metaphysics, “ Open Theology 2015; 1: 494-511.これなり:神のエコ(空)生命学は「空神至誠」よりこそ地球人類すべてに、「汝至誠なれ」との命法出づること、明らかになすなり。命法、武力ことに原爆投下より出づることあらじ。従ひて、核体制は即刻放棄すべし。即刻放棄とは、核体制を「法源」とみなすこと中止なすことこれなり。その時復活形而上学作動すべし。此処に「地球的笑み増し飛翔」あるべし。これ我描く「いのちの究極原理」なり。ホ氏これを以下の一節に明言せしなり(幾度も引用する如し):"In this Supreme Adventure, the Reality which the Adventure transmutes into its Unity of Appearance, requires the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attention.” [AI, 295]現在の地球体制は核体制なり。これ広島長崎に米国が原爆投下せし時に始まりたり。米核体制の創始者として核体制の悪の「懺悔告白」を公になすべきなり。しからざれば、地球に平和無し。なにも核体制によらずとも、「法源」も「命法」も我の書きし如く「空神至誠」「汝至誠なれ」(マタイ5・48)に与えられたるなり。要するに、Divine Ecozoicsを尊重し、核体制を懺悔放棄なすとき、地球に平和の春来るベし。それ故に、我がDivine Ecozoics「地球の歌」なるべし。この歌、此度の新著『良寛「風の歌」にちなんで――御友神学の省察』に平易なる邦語にて表記さるるなり。ご照覧あれ!)
四 国と国争いありて勝つや否重大ならず御友共ほど
(備考:御友と共に、法源・命法を承けること重大なるべし。その時、日ノ本の良心案ずる「東京裁判史観」の固定化あるなし)
五 渾身の知恵を絞りて英文稿書きしも悲し国人読めず
六 米親友読みて激賞有難し持つべきものはげにも友垣
(備考:Dr. Herman Greene, Toki, It's powerful!と言ひし。Prof. Joseph Bracken, Xavier University詳細なる論評書きて、激賞す。有難し)
今朝も暖かな夜明け、新しい朝です。前にもUPしましたが、いまハクモクレンが満開です。
来週13日(日)まで、新長田勤労市民センター(東急プラザ3階)で開催されている在日コリアンの家族・生活写真展に出かけてきました。
資料館の設立準備を進めている「神戸コリア教育文化センター」の蒐集資料を一部公開されて、今年中に開設予定です。
これは、私たちの生活の場と労働の場が重なることもあって、興味津々・・・この地道な取り組みには、頭が下がります・・・。
写真展を観たあとに、徒歩10分ほどのところにある「神戸映画資料館」で「映画でたどる神戸と時代」の映画上映会があって、久々に三本立て映画を鑑賞しました。
会場は満席で、最初に1984年制作された「セピアタウン」で白羽弥仁監督作品。白羽監督の20歳の時の初作品で、監督自ら会場に見えて、最新作と重ねながら当時を振り返る貴重なお話も聞くことが出来ました。
二本目は、1958年に再編集された1921(大正10)年の「川崎三菱大争議」の記録映画「灯をともした人々」で、これまで賀川豊彦の関係で部分的な映像は目にしてきましたが、争議の全貌を映像で見たのは初めてのことでした。
最後の三本目は、名匠・五所平之助監督作品「朝の波紋」(1952年)で、高見順原作になる高峰秀子主演の名品でした。
神戸を舞台にしたドキュメンタリーや映画作品を保存・蒐集して、こうして次々と公開していただけることは、楽しいことです。
日も暮れて、長田の行きつけの蕎麦屋さんで夕食のあと、ぶらりぶらり30分ほどで自宅まで・・・・。