延原時行歌集「命輝く」(第2330回)(須磨浦公園から山上展望台まで)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2330回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(242−7)
21世紀の歌、いよいよやの歌、御父やの歌。妻や歴々の歌。二校了の歌、なにゆえかの歌、この時代の歌、驚きぬの歌、核時代さらばの歌、声や響けりの歌(2016年2月1日〜10日)

    2月7日
         いよいよやの歌十余首

 九 第六著「哲学喜び」溢るるやげにも敬和の講義録なり
   (備考:恩師『朝のことばーー学ぶこと・考えること』(福岡・創言社、1992,1997)に依拠したる、敬和学園大学における「哲学」講義録なり。批判的再考の試みなり。これ我が道場なりき)

         この時代の歌十六首
 
 一 この時代欧米価値や機能不全地球危機げに深まりゆくや
 二 我悟る危機の元げに原爆を日ノ本に二度投下せし米
 三 かくほどの殺戮誠非対称核一切の価値釣り合はず
 四 この事実欧米罪も無知恐し汝が価値論を核投下消す
 五 何故に「空神至誠」知らざるやこれ価値ならず「於いて在る空」
   (備考:一切のもの=神も含めて=空において在る、西田の存在論なり。欧米価値論これを知らざるなり)
 六 この世界空爆にてや制裁し欧米価値に目覚めよや無理
 七 価値以前空に至誠の御神や汝ら一歩手前見よとぞ
 八 つくづくに権力のみの欧米や戦跡ゆく大君やなし
 九 地球のや政治誠や愛語をぞ容るることほど大切ぞなし
 十 自由とや民権のみに尽きざるや愛語の世界御友告ぐるや
   (備考:ヨハネ15・15、熟読参照)
 十一 欧米の基教絶対神学に愛語あるなし制裁のみぞ
 十二 米二つ原爆投下戦後見よ七十年や核体制ぞ
 十三 我此度英文稿を成してぞや「空神至誠」法源説きぬ
   (備考:See my essay"Divine Ecozoics and Whitehead's Adventure or Resurrection Metaphysics," Open Theology 2015; 1: 494-511.)
 十四 欧米やなぜに地球を制裁で痛めつけるや汝が価値ゆえに
 十五 御神の至誠観ずる御友はや汝誠なれ宣ひたるに
 十六 かかる事書きて贈れる我が文ぞDivine Ecozoicsや読まるる嬉し
   (備考:googleにて「Tokiyuki Nobuhara」クリックすれば、最初の頁に出ずるべし。カナダ宗教学会のHPにも掲載されしなり)

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今朝も上の歌(2月7日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    3月4日
          昨日今日の歌八首

 一 昨日今日まだまだ寒し腕ふるひ鰤大根に鱈鍋仕込む
 二 寒き故コメリに灯油求めしや二缶にてや二千円とは
 三 熱誠の友我が歌のテキスト化三十九回贈りき給ふ
   (備考:げに有難し)
 四 月刊誌「憲法改正」アンケート眺めつ思ふこの国の幸
   (備考:『正論』2016年4月号、61−92頁、参照)
 五 一切や原爆法源なす愚をぞ離れてみれば明々白々
 六 憲法の何処が核にぞ脅されし明々白々除去やせん哉
   (備考:日ノ本の命狙う種々の脅し文句ありたり)
 七 結局や核虚仮不実御友はぞ「空神至誠」「至誠なれ」宣ぶ
   (備考:マタイ5・48、熟読参照)
 八 新著をぞ日ノ本捧げ神献じ生くるほどのや幸やなき哉
   (備考:『良寛「風の歌」にちなんで――御友神学の省察』嬉しや)

            解の歌二首

 一 朝夢に誠溌剌現れし妻の姿や笑み増しの解
 二 誠にや永久の命に往かんとや妻や思ひて笑み増しにけり
   (備考:なあ、ノーちゃん。そう、嬉しい嬉しい、父さん。素晴らしいこっちゃ。そういうこっちゃ)





昨日の神戸は、朝から暖かく、その陽気に誘われて、須磨浦公園まで電車に乗って、そこからぶらぶらと、山頂の展望台まで登り、旗振り山の頂上から、梅の咲き誇る広い梅園をぶらりぶらり・・・別ルートで再び、須磨浦公園駅まで・・・。

年々足が弱ってきますが、何とか無事に・・・・。

本日の写真は、須磨浦公園駅から、山上展望台までを、撮影順に並べておきます。