延原時行歌集「命輝く」(第2396回)(神戸三宮地下街・神戸の画家たち)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2396回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(239−3):初春やの歌、元旦やの歌、主よとの歌、我覚るの歌、仄々との歌、御友「イマヌエル間の力動」の歌、皆の歌、いのち修行の歌、道ありの歌、彼の国やの歌、恩師はやの歌、歌推敲の歌(2016年1月1日〜10日)。

    1月4日
       御友「イマヌエル間の力動」の歌七首

 一 御友とぞ我呼びまつる御方や人(イエス)と神(基督)との間なりけり
 二 間とは太初のロゴス御身をば父に祈りて甦るイェス
   (備考:ヨハネ17・5、熟読参照:「父よ、わたしがみそばで持っていた栄光で、今御前にわたしを輝かせて下さい。」)
 三 甦りロゴス華やぎイエスはや逆飛なさるや不二の力動
 四 不思議にやロゴス華やぎイェス逆飛不二の力動御友なりけり
 五 恩師のや我イエスにや縛られぬ言ひし一言御友知らずや
   (備考:滝沢克己『純粋神人学序説』272頁、熟読参照)
 六 イエス―ス/クリストスああイマヌエル間の力動有難きかな
   (備考:この歌2013年1月25日作の復唱なり。その折の解題以下の如し:インマヌエルは「イエス―ス/クリストス」中の「/」(スラッシュ)なり、間の力動なり。イエスは「インマヌエルの原事実」「原栄光」を本来の面目として覚るのみならず、その輝きの回復を父に祈り求めたる御方なり。これ「/」で我表したるなり。かくして我が称名「イエス―ス/クリストス、インマヌエール、アーメン!」力動的なり。イエスの血も涙もある生涯:その覚り・祈り、称名の核なり、力動なり。インマヌエル単なる大結論に非ず)
 七 これにてや御友神学キリスト論完成したりげにげに嬉し

      ♯              ♯

今朝も上の歌(1月4日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。日ごとに明晰・晴朗な「朝の歌」です。、

    1月30日
         校正楽しやの歌七首

 一 朝毎に心に歌を恵まるる嬉し楽しの我が命かな
 二 夢に見し大地や動く不思議かな人の為す事微々たるやこそ
 三 原事実内に原生起含まずや第二義にはぞ至ることなし
   (備考:恩師『仏教とキリスト教』(1964年)にて画期的なる立論「神人の第一義の接触」(インマヌエルの原事実)と「第二義の接触」(覚ないし信)の区別を提起さる。思ふに、原事実は、事実であるならば、いまだ生起にはあらず。生起ではなきものが、覚ないし信などの生起生むことなし。覚や信などの精神の生起出ずるは、神人の第一義の接触なるもの神人の空(原生起)を媒介なせる接触なる故なり、とは我が年来の主張なり。滝沢の「不可分不可同不可逆」論の最初の原理「不可分」は、恩師の言はるるように、他の二原理「不可同」「不可逆」とともに同一の存在論的次元に「一息に」在る、とは実情にあらず。不可分は、真に不可分ならば、神の属性にあらず、それ自体がユニークなる実在、すなわち空なり、しかして空は空自らを空ずる「原生起」なり。この事、神は悟り給ふも、我ら人は知らず、ゆえに「不可同」なり、これ我らの無明の故なり。されど、御神かかる我らに「至誠なれ」と声をかけ給ふ。これ「不可逆的恩寵」なり。故に、不可分→不可同→不可逆なり。原事実が原生起を含むゆえに、第二義の接触への展開あるなり)
 四 原事実覚ることこそ第二義と恩師言はるもそれ図式なり
 五 大地がや自ら動くことなくば悟りあるなしそも絶へてなし
 六 かくやとぞ思ひつ新著校正すげにげに楽し校正楽し
   (備考:新著『良寛の「風の歌」にちなんで――御友神学の省察』ただいま二校なり。楽しや)
 七 楽しとや言ふべきことやもう一つ英文稿やカナダに飛び火
   (備考:此度の拙稿”Divine Ecozoics and Whitehead's Adventure or Resurrection Metaphysics," Open Theology もろともカナダ宗教学会のHPに掲載されし。ありがたし)




春の甲子園、昨日は私たちの地元・長田高校21世紀枠で選ばれて湧いています。

一日中たっぷりと雨が降り続けましたが、昨日は午前中、三宮にでかけて、神戸市役所での会議に費やしました。

上の写真は、三宮地下街の飾り物に目が留まり、しばらくの間立ち止まって眺めていると、次々と道行く人も立ち止まっては、一緒に見惚れてしまいました・・・・。



地下街から神戸市役所に通じる場所に「神戸の画家たち」の名画がずらりと並ぶ展示場があります。ここでもしばらく立ち止まって名画を鑑賞・・・。

上の三枚は、あの小磯良平の代表作です。



神戸市役所の第二庁舎玄関ホールの奥に「神戸ふれあい工房」の展示展コーナーがあります。

毎年この季節に、私たちの「神戸人権交流協議会」は、神戸市長あてに出していた「2016年人権教育・啓発推進に関する要求」の回答を受けて、2時間ほど自由な意見交換を重ねています。

1960年代からこのような場は幾たびも設けられ、途切れることなく年年歳歳地元のひとりとして参加してきましたが、行政側の担当者は次々とお顔も変わり、新鮮な交流の場ともなっています。

神戸市の基本計画などはネット上で公開され、数年前からはお若い市長さんのfacebookが届いたりしていますが、意見交換の方法もずんずん新しくなってまいりました。

最後に、市役所市ロビーの写真を一枚加えておきます。