延原時行歌集「命輝く」(第2384回)(あの日から21年「未来・1・17」)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2384回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(238−1)
:御友風聖別の歌、文や認むの歌、御友神学一陣の風の歌、今日の日はの歌、降誕節の歌、続・文や認むの歌、御友よの歌、拙英文稿の歌、夢に見しの歌、不思議の歌、御友風の歌、今将にの歌、「それ」の歌(2015年12月21日〜31日)。

    12月21日
          御友風聖別の歌十首

 一 つらつらと我が歌ながめ選みては賀状認むげにや楽しも
 二 畢生の英文稿を送らばや地球裏より祝詞到来
 三 焚くほどは風が持てくるカレーかな御友のたより友運びけり
   (備考:熱誠の友ビーフカレーのギフト賜ふや。いと嬉し)
 四 御友のや天上大風興尽きず友が友呼び御友称へむ
   (備考:我が伊丹教会の旧友島本健二氏熱誠の友鳥飼慶陽師訪ふとの報カレーのおとずれとともに聴けり、嬉しも)
 五 時代のや趣正に御友風吹きて我らを聖別たまふ
 六 この朝や夢に聖別さるる気や辺り遍満妻と我見る
   (備考:妻と我ガウンに身を包み礼拝に赴かんとの朝夢げにフレッシュなりき)
 七 妻の笑み切れ目なしとの故なるや御友聖別生死一新
 八 本作り聖別の気を今の世に御友と告ぐる春や来たれや
 九 英文稿今にし覚ゆその主旨やEcologyのぞ聖別にあり
   (備考:拙論”Divine Ecozoics and Whitehead's Adventure or Resurrection Metaphysics"の主旨ぞ the consecration of ecologyなりとは!)
 十 我妻や御友風在り生と死を聖別されし歓びを笑む

      ♯              ♯

今朝も上の歌(12月21日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

先生はあの大震災の時、敬和学園大学在任中の超ご多忙の中を、新潟からわざわざ神戸に来られ、避難先を訪ねてくださり、「地は震え都崩るれど基あり」の歌を添えて、びっくりぽんのお見舞いをいただき、そのあとご一緒に避難所のおられたご親戚の方を見舞われました。「あの日」の「あの時」のことは、いまも鮮やかに思い起こします。

    1月18日
        阪神大震災二十一年目御恵みの歌一首

 一 地は震へ都(くに)崩るれど基あり御恵みやまち育てゆく哉





1・17」は特別の日ですが、21年前のあの日は、長い長い一日でした。焼け落ちるまちを目の前にして、校庭でドラム缶の火を囲み、煌々と輝く月明かりのもとで、強い余震におびえながら、夜明かしをして・・・翌朝の大きな太陽が昇ってきた、あの光景がよみがえってきます。

昨日は一日中、大事な会議や集いが続き、夕刻から神戸東遊園地に足を運びました。毎年続けてきた「1・17」です。

今日の写真は、昨夕の東遊園地のものです。

昨日の「神戸教育文化協同組合」と「NPOまちづくり神戸」の会議の後に恒例の「メモリアル集会」に、そして・・・・





東北から神戸に届いた美味しいものも・・・