延原時行歌集「命輝く」(第2383回)(阪神淡路大震災から21年目の朝)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2383回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(237−10)変貌書起つの歌、驚きやの歌、御栄の歌、国の宝の歌、寿ぎの歌、切れ目なし嬉しの歌、無辺いのちの歌、汝がいのちの歌、ぐるりとやの歌、ぽつりぽつりとの歌、仕合せ泉の歌、一日にほんの少しぞの歌(2015年12月11日〜20日)。

    12月20日
         一日にほんの少しぞの歌八首

 一 一日にほんの少しぞ見へにけり切れ目なきやと妻笑み見れば
 二 我妻や生死の間にぞ切れ目なく笑みつ笑み増し御友伝へり
 三 少ししか賢くならぬ我なれど日に日を次いで歌に録すや  
 四 恩師のぞ書き給ひし書尊しやよく読み批評怠るなかれ
 五 学問は一日一歩批評学先賢ありて後学やなる
 六 今の世に御友神学省察のわざほど重き事やあるなし
 七 恩師のぞ原事実論に尋ぬるも御友神学実に我や見し
 八 イエスにぞ縛られざると聞きしかど御友や誠風来の如
   (備考:ホ氏も言へり;”Love neiither rules, nor is it unmoved; also it is a little oblivious as to morals. It does not look to the future; for it finds its own reward in the immediate present.” [PR, 343]

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今朝も上の歌(12月20日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。注目の新著『良寛「風の歌」にちなんでー御友神学の省察』の初校ゲラの校正が終わり、本日は考古堂にお渡しとか、雪の越後で着々と進んでいます。

    1月17日
         この春やの歌二首

 一 この春やなかなかにこそ嬉しけれ妹背天地に本作りせば
 二 一書成り暖雪胸に深々と降るや我妻「仕合せやなあ」



1・17」が日曜日と重なるのは珍しいことですが、「あの日」から21年目の朝を迎えました。

上の写真は、今朝の新しい朝の日の出です。「あの日」は5時46分の暗闇の中の激震から、強い余震の続くなかを恐る恐る起き上がって、めちゃくちゃの部屋の中を・・・。何年たっても「あの日」の出来事は鮮やかによみがえってきます。

きょうは一日中、例年のごとく、なんやかやと・・・・。
おかげさまで、元気な朝を迎えております。


本日の写真は、昨日プリンターのインクがなくなり、自転車に乗って電気店にひとっ走り・・・・途中であの「兵庫運河」を通りましたので、そこの写真を数枚収めます。



最後に、ねこたちも・・・