延原時行歌集「命輝く」(第2338回)(手塚治虫記念館、そして花壇の植え替え)

            
  延原時行歌集「命輝く」(第2338回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(233−5)
反省の歌三首、実にも御心の歌、妹背最後の会話の歌、ぽつりぽつりの歌、今将にの歌、新しき事の歌、ゾエ−(命)の歌、秋の日の歌、面白しの歌、神Ecozoicsげにの歌、笑み増し不思議の解の歌、溢れけりの歌、我覚りぬの歌、ポスト核時代の信の歌、英文稿の歌、新時代の歌、老松やの歌(2015年11月1日〜10日)。

    11月5日
          秋の日の歌五首

 一 寄せ鍋に友の賜ひし菊芋を入れて食せり秋の日豊か
 二 この秋の大仕事なる英文稿まもなく出でんやれ鍋が佳し
 三 日に三度食前感謝なしつ我思はずノーちゃん呼ぶや可笑しや
 四 居間にてや中巻仕上げ真っ最中ソファで転寝気持ち良きこと
 五 熱誠の友にUPを謝しつ言ふ「神Ecozoics」げに新神国論
   (備考:地上の諸国闘争史のみ観て、アウグスティヌスの「神国論」に倣ひて「新神国論」抱懐せぬは片手落ちならむとか。故に我が提言「神Ecozoics」なりとや)

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今朝も上の歌(11月5日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。四冊目となる延原先生の良寛本『良寛「風の歌」にちなんで――御友神学の省察』の草稿執筆推敲は快調に進み間もなく完成のようです。

    12月3日
         御友神学本二方の歌十四首

 一 人にぞやいと近き方御友とぞ我や呼ぶなり危機中にあり
 二 我妻や絶後笑み増し不思議やも岸辺に御友います嬉しや
 三 この歓喜何に較ぶもすべや無し闘病にあり絶後にあるや
 四 一切に較ぶべきもの無き故に残るは一つ笑みや一筋
 五 生きて笑み死してや笑むや我妻や神共にます如何に嬉しき
 六 ホ氏もぞや天地の間御友こそ交互関係結ぶと書きし
   (備考:PR, 351、熟読参照)
 七 一切のものより深く地に下り天に昇るやこれ御友なり
 八 焚くほどは風が持てくる見し人や良寛禅師落葉と生くや
 九 何があり何がなくとも落葉こそ御友いますを示しけるかな
 十 我や知る御友神学二方に我妻の笑み良寛の風
 十一 従ひて二方の書を我作る御友称へむためぞこそなれ
 十二 一書はや復活省察中巻ぞいま一書はや風に因みて
 十三 風の書の推敲三章終へしぞや嬉し嬉しの本作り哉
   (備考:『良寛「風の歌」にちなんで――御友神学の省察』初めの三章なり:第一章 風の歌にちなんでーー御友神学の省察;第二章 良寛の「愛語」とボンヘッファーの「倫理」をめぐって;第三章 懺悔の心ーー良寛アウグスティヌスの場合)
 十四 今日の日や第四章を推敲す我が年来の至誠心論
   (備考:空、ケノーシス、および慈悲ーー仏教的キリスト教至誠心の神学から御友神学へ、なり)




昨夜から今朝がたまでたっぷりと雨、植え替えられた花壇の花たちには恵みの雨です。

小春日和の昨日は、みんなで花壇の植え替え作業を終えることができて、ほっとしています。


本日の写真は、宝塚での一泊のあと、はじめて訪れた「宝塚市手塚治虫記念館」を収めます。

「花のみち」を通って宝塚大劇場宝塚音楽学校をこえてすぐのところに記念館はあります。まず、入り口の前から・・・・




現在「ヤング ブラック・ジャック」のテレビアニメ化を記念した企画展を開催中ですが、そこ以外は撮影OKでしたので、地下一階、地上二階の「手塚治虫の世界」(自然への愛と生命の尊さ)を数枚・・・。


来館者も途切れることなく、映像取材もあったりして・・・。