延原時行歌集「命輝く」(第2335回)(神戸丸山教会・丸山子羊幼稚園)

            
  延原時行歌集「命輝く」(第2335回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(233−2)反省の歌三首、実にも御心の歌、妹背最後の会話の歌、ぽつりぽつりの歌、今将にの歌、新しき事の歌、ゾエ−(命)の歌、秋の日の歌、面白しの歌、神Ecozoicsげにの歌、笑み増し不思議の解の歌、溢れけりの歌、我覚りぬの歌、ポスト核時代の信の歌、英文稿の歌、新時代の歌、老松やの歌(2015年11月1日)。

    10月2日
          ぽつりぽつりの歌五首

 一 生涯の思索英文開陳し地球の友に告ぐる嬉しも
   (備考:拙英文稿”Divine Ecozoics and Whitehead’s Adventure or Resurrection Metaphysics” for Open Theologyなり)
 二 恐らくや我妻天上思はずや仕合せやなあぽつりぽつりと
   (備考:2013年夏Oxfordにて講演せしあと「仕合せやなあ」ぽつりぽつりや始まりにけり)
 三 我が業に己が仕合せ感ずこそ内助の妻のげにぞ喜び
 四 本作る父さんやってやってます中巻いよよ完成近し
 五 妻のため皆やることや我が道よ天上天下命ひとつに

          この道やの歌二首

 一 この道や命ひとつと悟りけり柿いただきて北海土産
   (備考:昨晩ご近所様に柿どっさりいただきてこの秋北大でのプロセス学会の途次求めし北海道土産オニオンスープ差し上げぬ)
 二 かく為すや妻喜ぶを我や知る楽しも楽しこの道楽し

       ♯              ♯

今朝も上の歌(11月2日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。先生はいま『復活の省察』(中巻)の刊行の前に新著『良寛「風の歌」にちなんで――御友神学の省察』の推敲完成に打ち込んでおられます。(目次:はしがき 第一章 風の歌にちなんでーー御友神学の省察 第二章 良寛の「愛語」とボンヘッファーの「倫理」をめぐって 第三章 懺悔の心――良寛とアウぐスティヌスの場合 第四章 空、ケノーシス、および慈悲――仏教的キリスト教至誠心の神学から御友神学へ エピローグ 御友神学省察の歌 あとがき」)楽しみに存じます。

    11月30日
          本作り燃ゆの歌七首

 一 講演や終り戻りて我や聴く「いざ本作る父さんやって」
 二 成程ねえ我妻いのち期待なり絶後笑み増し御友共にや
 三 普通なら独り寂しく夕餉時いのち燃ゆるや本作り燃ゆ
 四 燃ゆる心(しん)我あやしつつ温むやレトルトカレーゆるりゆるりと 
 五 それにせよ「ホ西」上昇驚きぬ何が何でも基神学二位
   (備考:旧著『ホワイトヘッドと西田哲学の<あいだ>―—仏教的キリスト教哲学の構想』、アマゾン:キリスト教神学2位とは!)
 六 時代のぞ求め明らか佛基のや対話なるなり抗し難くも
 七 愛語論また推敲を進めしや今の危機にや三首我付す




昨日の日曜日は同じ長田区内の山の手にある神戸丸山教会のお招きで礼拝を共にさせていただきました。

ほぼ年に一度、もう10年余り続いていますが、ここへはバスに乗って15分余り、いつも少し早めにでかけて、教会のあたりをしばらくぶらり散歩をしています。

上の写真も、下の写真も散策で撮った数枚です。ここからは、海も望め、近くには神戸電鉄も走っています。



神戸丸山教会は、美しい鐘「子羊の鐘」の響く十字架の塔があって、まちに時を告げています。昨日も丁度10に、鐘の音が響き渡りました。



ここには教会と共に「丸山子羊幼稚園」という人気の幼稚園があります。

いい環境の中で素敵な先生たちに養われて60年、今年春には記念誌もまとめられています。



アドベントの時を迎えて、今年もイエスの御生誕を祝うクリスマスも間近になりました。立派なお花の前で礼拝を共にした後、いつものように昼食をご一緒させて、愉快な語らいをとっぷりと・・・。