延原時行歌集「命輝く」（第2325回）（賀川記念館にThomas J. Hastingus先生と伴武澄さんを迎えて）

　　　　　　　　　　　　
　　延原時行歌集「命輝く」（第2325回）
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」（２３２−３）燦二つの歌，一巡りフォトの歌、実録推敲の歌、人生はの歌、今朝も又の歌年、歓喜切れ目なしの歌、まさかとやの歌、基教二つの道の歌、信子凄しの歌、夢見たるの歌、またまたやの歌、対話嬉しきの歌、有難きかなの歌、この時代の歌、昨晩やの歌、妹背本作りの歌（2015年10月21日〜31日）。

　　　　10月23日
　　　　　　　　　　実録推敲の歌十二首

　一　中巻や実録推敲今や時御友神学論と歌のち
　　　（備考：『復活の省察中巻――御友神学へ：人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ』の結構以下の如し：前篇　御友神学の発見:　第一部　世界への愛――初期草稿、説教、講演、追悼瞑想;　第二部　思ひ出作りの旅（実録：2011年2月4日リウマチセンターにて信子快癒）　
　後篇　短歌神学日記ーー笑み増しから御友神学、原爆超ゆる法源考究まで：　第一部　笑み増しの歌の巻;　第二部　御友神学の歌の巻;　第三部　原爆超ゆる法源の歌の巻;　エピローグ）
　二　実録やそも何あらむ妻痒み御神任せば退きたるやこそ
　三　我妻や突如箴言書き始む：God blessed the good day
　　　　Of self-reflection and self-dedication
　四　大怪我を反省せしも己のぞ一切委ぬ御友いませば
　五　かくて妻日々心境箴言に我と共にぞ綴り往きたり
　六　かくてぞや病苦に勝る箴言の修行ありてや笑みの道あり
　七　父さんや「カンファレンスしよ」言ひてはぞ箴言作るこれ三十条
　八　我と共食後に復唱続くうち心境新た笑みや満つるや
　九　笑みの道歩み尽くして妻や言ふ仕合せ最高「皆」有難う
　十　絶しても妻ぞ笑み増す不思議やも岸辺の御友共往くの幸
　十一　笑みて生き死ぬも笑み増す汝やこそ延原信子御友の笑みや
　十二　我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
　　　（備考:復唱）

　　　　　　　　　　　人生はの歌二首

　一　人生は絶して終り思ひきや信子笑み増す御友在りとや
　　　（備考:凄いこっちゃな、ノーちゃん。そう父さん、嬉しい嬉しい）
　二　頭打ち呆けるやとぞ思ひきやなんの英詩を唱してや笑む
　　　（備考:これ奇蹟やな、ノーちゃん。えへへ、父さん）

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今朝も上の歌（10月23日）に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

　　　　11月19日
　　　　　　　　　　主の招きの歌六首

　一　主の招きここから御栄至るまで一直線に御友道ぞや
　　　（備考：マタイ11・28−30、ヨハネ17・24、熟読参照）
　二　この道や来たれと招き給ふ方御友としてや共往き給ふ
　三　生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ
　　　（備考：復唱）
　四　思へばやかく信じてや妻と我発信地をば確保せる哉
　　　（備考：我が屋復活の家嬉しや。熱誠の友「風の便り」UPし給ふ有難しや）
　五　中巻を作る励むや英文稿地球の友に開陳や佳し
　六　何があり何がなくともこのいのち妻共々に伝道者いざ

昨日の神戸は雨模様の一日でした。雨の中、地下鉄に乗って三宮へ・・

上の写真は、出かけるときに撮った公園の花と三ノ宮駅の風見鶏の時計、そしていつもの生田川公園から六甲の山に向けて撮ったものです。そしてあの「大安亭市場」とともに。

この日は夕方より、賀川記念館においてただいま来日中のThomas J. Hastings先生と現在高知市にお住いの伴武澄さん（国際平和協会会長で元共同通信社）を迎えた交流懇親の場が設けられ、出かけてきました。

上の写真は、Hastings先生と記念館の参事・西義人さんですが、現在記念館で準備中の『劇画・死線を越えて』の英語版で、これには伴武澄さんも協力しておられます。

伴さんはすでに『賀川豊彦セレクション』第１期全１０巻に次いで第２期全１０巻を完成させて話題を呼んでいますが、ただいま第３期に向けて意欲満々です。

Hastings先生は、賀川の『宇宙の目的』の英訳出版の大仕事を終えられたあと、ご自身の著作『Seeing All Things Whole:The Scientific Mysticism and Art of Kagawa Toyohiko(1888-1960)』を刊行され、最近ではこの９月には、賀川の名著『暗中隻語』（春秋社版、大正15年）の英訳版『A Few Words in the Dark:Selected Meditations by Kagawa Toyohiko』も刊行されました。そして、京都大学や南山大学などで邦文・英文の諸論稿も次々と発表され、この前はドイツ・ハイデルベルグ大学に招かれての特別講義などあって益々意気軒昂です。加えていま、賀川の『童話・爪先の落書』や小説『宇宙征服』の英訳出版に向けてご奮闘中です。

夕方さらに場所を移して、上のお三人と共に記念館のスタッフ・山田洋一さんと5人で近くの中国料理店で・・・話の尽きない愛餐のひとときを・・・