延原時行歌集「命輝く」(第2316回)(神戸菊花展―相楽園)

            
  延原時行歌集「命輝く」(第2316回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(231−4)痒み退くの歌、忽ちにの歌,中巻成る時の歌、命圏域の歌、以来の歌、実在関係の歌、知るの歌、この秋もの歌、今我やの歌、驚きぬの歌、京の地での歌、新時代の歌、妹背幸せの歌、何の徴ぞの歌、最深問題の歌、朝餉の歌、時代変貌の歌(2015年10月11日〜20日)。

    10月14日
           命圏域の歌三首

 一 ニュートリノ質量ありとするならば空神至誠御友告ぐ如
 二 命のぞ活くる圏域ありとせば超越界の内在冒険
 三 内在の冒険をそも為さぬ者「獣を」爆撃平定やのみ
   (備考:イラクで支援活動続ける医師鎌田実さん「こんにち話:憎悪の連鎖を断たねば」欄に書く:「難民に言われたことがあります。『イスラム国が憎くて怖いけれど、次に怖いのが米国。特に無人飛行機の爆撃が怖い』−。誤射もある。子供が1人殺されると、若者たちがいきり立つ。米国をやっつけなければと思うようになり、イスラム国に洗脳されてしまうのです。」『新潟日報』2015年10月13日付)

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今朝も上の歌(10月14日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。先生の独創的神学ーー「至誠心の神学」−−の晴朗な日々の短歌神学の進展がつづきます。

    11月10日
          新時代の歌十二首

 一 英文稿核時代のぞ去る様を明示したればエポク成しぬや
 二 新時代Divine Ecozoic Era(神エコ生代)言ふべしや佛基対話ぞ中軸を成す
 三 空(エコ)にぞや神至誠ますそれ故に至誠なれとの命法や出ず
 四 この命法告ぐる御方御友なり我妻絶後笑みにおはすや
 五 原爆を憲法法源なすやこれ虚仮不実のぞ錯誤なりけり
 六 原爆教炸裂せしは二度なりき三度はならず錯誤匡せや
 七 匡すには「神Ecozoics」そも核超ゆる事理しかとぞや認むに如かず
 八 核にてや万象決す過信そも道義の根基見ざるあらずや
 九 万法の実にも法源神至誠仰ぎ見てこそ核超ゆる今
 十 知るべしや法源の元絶対無それでこそなり新時代在り
 十一 西田のぞ哲学こそぞ新時代画す華なり誰や知らんも
 十二 絶対無場をなすとぞや告ぐる師の叡智こそなりげに時代の燦

           老松やの歌一首

 一 我が友の贈り給へる老松やどれ正月にちびりちびりと
   (備考:故郷兵庫県伊丹の幼稚園クラスメイト伊丹教会員坂本武君よりの御免酒老松、元禄十年(1697年)以来の名酒の贈り物なり。我が英文稿祝ひて正月に一献傾けむか。深謝無尽も!)




昨日は相楽園会館ホールで開催された「邦楽演奏会」の記録を残しておきましたが、本日は、雨に濡れる相楽園の景色と菊花展の様子を数枚収めて置きます。

相楽園には立派な蘇鉄や大きなくすのきなどが有名です。そして厩舎や旧ハッサム邸などあって、庭園も見事で年中、足を運ぶいこいの人気スポットです。

いま「神戸菊花展」が開催されていますが、この日は雨模様で、めずらしく来園者はまばらで、閑散としていました。

池のそばに船屋形と茶室があって、池にはカメたちもいて、鯉たちもたのしげに遊泳しています。

いまもみじが奇麗です。



ちょっとかわった色合いの菊も咲いていました。

今年も菊の見納めということで・・・

おまけに、昨日のぶらり散歩で出会った猫ちゃんも・・・。