延原時行歌集「命輝く」(第2306回)(ぶらり散歩―「観音山公園」続き)

            
  延原時行歌集「命輝く」(第2306回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(230−4)
法源原爆遥か超ゆの歌、再びやの歌、文明三態の歌、ふと夢にの歌、昨日今日の歌、「神Ecozoics」成るの歌、今宵はやの歌、英文稿校了すの歌、驚きぬの歌、祝ひせんかなの歌、なきや御友心の歌、二真理の歌、摂理尻上りの歓び悟るの歌(2015年10月1日〜10日)。

    10月4日
         「神Ecozoics」成るの歌四首

 一 我妻や絶後笑み増し往けるこそ原爆教の悲惨超へしや
   (備考:第一主題笑み増しなり)
 二 御友とや岸辺に在りて復活の朝こそ汝が身映へ往くやこそ
   (備考:第二主題御友なり)
 三 御友はぞ天父仰ぎて御誠を称へつ告ぐや汝もかく在れ
   (備考:第三主題天父御誠なり:マタイ5・48、熟読参照)
 四 父子ひらけ在りてこそなれ父至誠御友称へつ「神Ecozoics」成る
   (備考:究極主題「神Ecozoics」成るなり)

       ♯               ♯

今朝も上の歌(10月4日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。御夫妻の不思議な今を詠われる「本作りの歌」、面白いですね!

    10月31日
          妹背本作りの歌五首

 一 本作る父さんやって妻と我面白き”対”なすや楽しも
 二 妻や天我地に在りて絶妙の二人三脚本作り哉
 三 本作りニューモードこそ楽しきや論考短歌フォト物語
 四 主軸はや妹背実録闘看病尻上がりなる歓喜妻あり
 五 歓喜妻絶後笑み増し不思議やも御友岸辺に共飛翔いざ




昨日は一日中、賀川記念館からお借りした一冊の詩集:『三浦清一詩集・ただ一人立つ人間』(的場書房、1956年)を読んですごしました。

「詩人石川啄木の唯一人の妹の婿がこの詩集の作者三浦清一である」という書き出しの賀川豊彦の序のあるこの詩集は、三浦の残した唯一の詩集です。

三浦は、その翌年には『世界は愛に植えている−賀川豊彦詩と思想』(的場書房、1957年)を世に問い、3年後(1960年)には賀川豊彦が、その2年後(1962年)には三浦自身がその生涯を終えました。

これらの作品は古書でもほとんど入手困難なものですが、昨日は三浦清一が戦前「阿蘇兄弟団」で過ごした頃の著作『私的宗教生活の瞑想』(日本聖徒アンデレ同胞会、1938年)を見つけ、ある古書店に注文しました。

三浦の妻・三浦光子は夫清一の没後2年(1964年)に『兄啄木の思い出』を著し、2005年には藤坂信子によって『羊の闘い―三浦清一牧師とその時代』(熊本日日新聞社)もまとめられています。


ところで本日の写真は、昨日の「ぶらり散歩ー観音山公園」の続きです。


紅葉の前の静かな公園で、にぎやかな小鳥たちの声を楽しんできました。



帰路は新湊川の散歩コースをぶらりぶらり・・・・



ここには「ブロンズの神様」が据えられています。



おまけに昨日の野良猫たちの日向ぼっこ