延原時行歌集「命輝く」(第2298回)(神戸・賀川記念館と賀川豊彦の活動拠点の今昔)
「復活の家出発進行――感謝謝無限の旅一歩一歩」(229−3)
往きつ楽しむの歌、英文稿地球の友にの歌、遂にの歌、「神Ecozoics」の時代現前の歌、一晩中の歌、英文稿の歌、今聴くの歌、昨日やの歌、驚きぬの歌、推敲中の歌(2015年9月21日〜27日)。
〇(9月23日)「神Ecozoics」の時代現前の歌二十首
幾星霜辿りて成りし我が思索世界の友に示すや嬉し(備考:一作”Divine Ecozoics and Whitehead's Adventure or Resurrection Metaphysics"なり)
ベリーがぞEcozoic Eraと呼ぶ時代形而上学へと考究す
空に神至誠まします故にこそ至誠なれやと命法や在り
佛基のや対話に見たる命法(いのちのり)空なるエコに神誠こそ
至誠なる御神にして至誠なれ宇宙命法(ゾエ―)生まる尊し
尊しや天父の如く汝も又至誠なれやと喚ぶや御友ぞ (備考:マタイ4・48、熟読参照)
しかもぞや無明の我ら喚び給ふケノーシスなる冒険御友
極みまで下りて我ら底よりぞ共甦り成さしむ御友
我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す (備考:復唱)
我妻の絶後笑み増し見し我や宇宙命法御友と覚す
ホ氏の言ふThe Great Companionぞ真中とや認めたるこそ時代の学や
実在や「不一不二なる現れ」に冒険ありて変容すげに
(冒険:ホ氏や言ふ:”In this Supreme Adventure, the Reality which the Adventure transmutes into its Unity of Appearance, requires the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attention.” [AI, 295])
かく見たるホ氏の慧眼卓抜や宇宙真中や冒険御友
現れやそもパウロ言ふ「Ophthe」(現れたり)よIts Unity of Appearance復活不二ぞ(備考:第一コリント15・5−8:「キリストが、聖書に書いてあるとおり、わたしたちの罪のために死んだこと、そして葬られたこと、聖書に書いてあるとおり、三日目によみがえったこと、ケパに「現れ」、次に、十二人に「現れた」ことである。そののち、五百人以上の兄弟たちに、「同時に現れた」。その中にはすでに眠った者たちもいるが、大多数はいまなお生存している。そののち、ヤコブに「現れ」、次に、すべての使徒たちに「現れ」、そして最後に、いわば、月足らずに生まれたようなわたしにも、「現れた」(ophthe・オフセー)のである」)
現れやカント「現象」言ふよりも「復活」御友言ふや見事ぞ
(備考:これホ氏の”its Unity of Appearance”言ふ時の含蓄なり)
愚かにも人類(ひと)宇宙をば今生の住処とせしも天地無辺ぞ
これをこそ「神Ecozoics」とぞ我言ふやその姿こそ世のエコロジー
世の人や世治むるに核のほか威力なしとぞ何故思ひしや
それはそも「神Ecozoics」のぞ無智ありて代替物を欲したるなり
されど今その必要やもはやなし「神Ecozoics」のぞ時代現前
♯ ♯
今朝も上の歌(9月23日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。
〇(10月23日)実録推敲の歌十二首
中巻や実録推敲今や時御友神学論と歌のち
(備考:『復活の省察中巻――御友神学へ:人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ』の結構以下の如し:前篇 御友神学の発見: 第一部 世界への愛――初期草稿、説教、講演、追悼瞑想; 第二部 思ひ出作りの旅(実録:2011年2月4日リウマチセンターにて信子快癒)
後篇 短歌神学日記ーー笑み増しから御友神学、原爆超ゆる法源考究まで: 第一部 笑み増しの歌の巻; 第二部 御友神学の歌の巻; 第三部 原爆超ゆる法源の歌の巻; エピローグ)
実録やそも何あらむ妻痒み御神任せば退きたるやこそ
我妻や突如箴言書き始む:God blessed the good day
Of self-reflection and self-dedication
大怪我を反省せしも己のぞ一切委ぬ御友いませば
かくて妻日々心境箴言に我と共にぞ綴り往きたり
かくてぞや病苦に勝る箴言の修行ありてや笑みの道あり
父さんや「カンファレンスしよ」言ひてはぞ箴言作るこれ三十条
我と共食後に復唱続くうち心境新た笑みや満つるや
笑みの道歩み尽くして妻や言ふ仕合せ最高「皆」有難う
絶しても妻ぞ笑み増す不思議やも岸辺の御友共往くの幸
笑みて生き死ぬも笑み増す汝やこそ延原信子御友の笑みや
我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す (備考:復唱)
人生はの歌二首
人生は絶して終り思ひきや信子笑み増す御友在りとや (備考:凄いこっちゃな、ノーちゃん。そう父さん、嬉しい嬉しい)
頭打ち呆けるやとぞ思ひきやなんの英詩を唱してや笑む
(備考:これ奇蹟やな、ノーちゃん。えへへ、父さん)
毎日秋晴れが続いています。上の写真は、昨夕まだ明るい時に、市場の帰りに、天井真上に見た半月です。
昨日午前中、借りていた図書資料をリュックに入れて賀川記念館に返却にでかけてきました。
上のモニュメントは、賀川豊彦生誕100年記念(1988年)に建てられました。
賀川は1960年に72歳の生涯を終えましたが、その3年後に「賀川記念館」が完成しその3年後にご縁があってその記念館の中で生活をはじめました。
昨日は、賀川が若き日この地域に住み始めた場所に立って、「賀川献身百年」を記念して2009年に新築再建された賀川記念館のいまを撮りました。
昔の記念館と並べてここに収めてみます。
昨日は記念館での資料の返却と新しい資料を再びお借りしてリュックに詰めて、久しぶりに賀川豊彦が昔住み込んだまちをぶらり散歩をしてみました。
ここではじめに、今は懐かしい神戸新聞の写真(昭和40年9月6日)の一枚収めて、あれから半世紀を経て、みんなの努力であたらしいまちをつくりあげたいまの姿を収めて置きます。
落ち着いたいいまちになっています。