延原時行歌集「命輝く」(第2279回(「笠木透さん追悼コンサートーありがとう透さん」)

       
  延原時行歌集「命輝く」(第2279回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(227−4)この機にぞの歌、地球法源窮の歌、麗しやの歌、復活内観の歌、昨日やの歌、古稀フォトの歌、原爆教超ゆる神の歌、地球神学四原則の歌、御復活の道の歌、過日もやの歌、驚きぬの歌、嬉しもの歌、甦り「主も我も」の歌、心友げにもの歌、今日の思ひの歌、稀の歌、やはりぞやの歌、この秋やの歌、歓び尻上がりの歌、有難きかなの歌、時代最大問題の歌、いささかの的の歌、揺らぐことなしの歌、あと三頁の歌、げに新時代の歌(2015年9月1日〜10日)。

       〇(9月4日)古稀フォトの歌

   我妻の古稀フォト見るや度ごとに得も言はれぬや天来の笑み

   反論や捨て去りゆきていと近い御神なべて委ねたる妻

        原爆教超ゆる神の歌十五首

   我妻や絶後笑み増す見し我や原爆教をつくづくと超ゆ
   (備考:原爆教=原爆を絶対視する立場)

   人命(ひといのち)今生にてぞ絶ゆるなら原爆超へて笑む者やなし

   されど妻生涯謝して笑む時にゃ原爆超ゆる御国輝く

   罪深き偽基教の恐ろしさ原爆教やル氏ト氏合作

   日ノ本の国民(くにたみ)我らピカドンを見し時やこそ偽基教知る

   これ程の偽宣教も史上なし米国勝ちて基教滅びぬ

   我はしも真実基教仏基のぞ対話回復只中に知る(備考:ジョン・カブ著、拙訳『対話を越えてーーキリスト教と仏教の相互変革の展望』(京都・行路社、1985年)。この点、最重要文献なり)

   空に神至誠まします故にこそ至誠なれやと喚び給ふなり
(備考:拙著『至誠心の神学ーー東西融合文明論の試み』(京都・行路社、1997年)参照)

   しかしてやこの神告ぐる御友こそ我妻絶後笑みに顕る   (備考:拙著『復活の省察』上中二巻参照)

   米国や知るべきことはこれなるよ原爆で勝ち神偽証せり

   現代における神学述作や英文二篇我著しぬ(備考:”The Problem of the Two Ultimates and the Proposal of an Ecozoics of the Deity” and “Divine Ecozoics and Whitehead’s Adventure or Resurrection Metaphysics in Tandem with Ryokan”なり)

   その主題「神Ecozoics」とは名づくなり仏基対話に発したるこそ
   (備考:我が神学的立脚点は、地球神学なり)

   今やこそ「復活省察」なるはぞや御神復活なるやこそげに

   しかしてや御友神学ほかにして御神復活なきぞ尊し

   我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す   (備考:復唱)

        地球神学四原則の歌四首

   核をぞや抑止力にぞ止(とど)むにや宗教対話不可欠となす(備考:これ地球神学第一原則なり。太平洋戦争終結時に現れたる「米国の広島・長崎への原爆投下」は、全土への無差別空爆とともに、人類史上初めての「民間人への大量殺戮」として、繰り返してはならない罪悪なり。第三回目の原爆投下があれば、悲劇は、現在のような環境破壊への鋭敏な地球規模の関心のある時代には、許容されるものではあり得ない。あの原爆投下により、地球は核時代に入りたり。それがいかなる時代であるかを地球人類は十分な反省をもって熟知すべきなり。トルーマン大統領が「日本による真珠湾の不当な攻撃と連合軍捕虜の殺害には許せないと思った。日本をこらしめるには爆撃をするしかなかった。獣に対処するには相手を獣として扱うしかなかった。大変残念のことだが真実である。」(全米キリスト教会連邦会議のサミュエル・M・カバート事務総長から寄せられた「原子爆弾は無差別に破壊する力を持ち、未来の人類に危険な前例を残すことになる」との、原子爆弾の非人道性を指摘する電報(投下三日後)への返事=武田恒泰『アメリカの戦争責任ーー戦後最大のタブーに挑む』PHP新書、256頁参照=)と述べたるは、投下の思想的根拠がキリスト教絶対主義的宣教学「代置の宣教学」《Missiology of Replacement》にありしことを如実に物語るものなり。相手国の文明・宗教性を「獣」と規定した上にて、これを殲滅し、己の国の文明・宗教性(この場合キリスト教的絶対主義)でもって「代置」せんとの意思を表明せしなり。現在の「エキュメ二カル運動と第二回ヴァチカン公会議(1962-1965)」以降の地球上の「宗教間対話」の宣教学の現況から振り返るならば、他宗教殲滅・代置の宣教学に則った「米国の原爆投下」戦略は、厳しく反省されなくてはならない。それは、地球神学からの要請なり。ユリウス・リヒタ―が表明したる「非キリスト教諸宗教の瓦解とそれらのキリスト教による取り代わり」の弁は、今日廃棄されたるものなり:「宣教弁証論は、非キリスト教的諸宗教に対抗して、キリスト今日こそが唯一の道、唯一の真理、唯一の生命であることを示し、非キリスト教的諸宗教を立ち退かせ代わって異教の国民生活の土壌の中に福音主義的信仰とキリスト教生活とを植え込むことを追い求める、神学の一分野である。」(ジョン・カブ著、拙訳『対話を越えてーーキリスト教と仏教の相互変革の展望』京都・行路社、1985年、43頁)地球神学の立場から顧慮するならば、トルーマン米大統領によって日本国に対して行われたる「広島・長崎への原爆投下」の宣教行為は、間違った「代置殲滅宣教学」によるものなりき。このことを深刻に反省するならば、今日焦眉の的となりたる「核抑止力」の問題は、「宗教間対話」の地球神学現況を反映するものでなくば、事態の真相を徹見し得るものには非ず。国際政治当局者はこのこと知らざるべからず)

   空に神至誠まします見てやこそ至誠なれやと御友喚びます
(備考:現在の地球神学の観点からするならば、仏教とキリスト教の対話の頂上において「至誠心の神学」重要なり。四原理あり:①神は空に至誠なり;②空は空自らを空ず;③神は宇宙において被造物に至誠心を喚起することを得、現に喚起する唯一の御方なり;④この御神の至誠をそれとして見、かつ自らもそれに倣ひて至誠なれと喚起さるるは御友なり(マタイ5・48)。「空に神至誠なる故、至誠なれとの、宇宙的命法生ぜし」とは、地球神学の真実把握なり)

   地球のぞ法源此処に発すると宣ぶるや誠神学びなり
(備考:地球のエコロジー法制は、ここに法源を見るなり。日本国憲法(いわゆる「平和憲法」)の法源もここに発す。独立前にGHQによりて施与されたる故、この憲法法源は、米国の強権、ことに「原爆投下」の圧力に在ると、米国当局者も日本人為政者・国民も想定なせることは一見当然なりと思はるるも、これ誤謬なり。何故ならば、「原爆投下」は偽宣教学(既述の通り)に依拠するものなれば、到底「法源」たり得ざる「大罪」なり。法源は「神の至誠と至誠の喚起」にのみあるが真実なり。よろしく知るべし)

   かくしてぞ御神復活誠あり原爆超ゆる至誠の力(備考:少なくともト大統領の「原爆投下」を基督教的決断として成したる限り、米国は神を蔑(なみ)したる大罪を犯せるなり。日本国民に対して「非人道的仕打ち」をなしたるは、罪なり(この点では、日本国も「真珠湾」の暴挙により罪犯せり)。されど、大罪たるや、御神に対するものなり。いかで「原爆投下」キリスト教的宣教行為たるや。現在の宗教間対話の地球神学の観点において御神復活し給ふなり。御名を崇めさせ給へ!)


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今朝も上の歌(9月4日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。日曜日の「朝の歌」です。


      〇(10月4日)「神Ecozoics」成るの歌四首

   我妻や絶後笑み増し往けるこそ原爆教の悲惨超へしや
   (備考:第一主題笑み増しなり)

   御友とや岸辺に在りて復活の朝こそ汝が身映へ往くやこそ   (備考:第二主題御友なり)

   御友はぞ天父仰ぎて御誠を称へつ告ぐや汝もかく在れ
   (備考:第三主題天父御誠なり:マタイ5・48、熟読参照)

   父子ひらけ在りてこそなれ父至誠御友称へつ「神Ecozoics」成る   (備考:究極主題「神Ecozoics」成るなり)






昨日の土曜日、各地で運動会が行われました。お隣の小学校も、たくさんの練習を重ねて、本番です。1学年1クラスという小規模校ですが、朝からご家族の皆さんは「場所取り」であわただしく・・・・。


午後、京都教育文化センターで開催された「笠木透さん追悼<平和の暦>コンサートーありがとう透さん」に出かけました。

阪急電車四条河原町まで・・四條大橋で鴨川を眺め・・京阪電車に乗り換えて…会場へ。





この会場は現役のころたびたび足を運んだ場所で、コンサート会場は20年前、岩田健三郎さんの絵本『いのちが震えた』のチャリティ―コンサートをして頂いた思い出のところで・・・。開場まえからたくさんの人の行列ができて会場は満杯・・・・。


1時半から五時過ぎまで、「笠木透と雑花塾」の皆さんを中心にして、透さんと交流の深かった人たちーー出演順に、CHO Paggie 野田順子 高石ともや Kei Sugar 松本ヒロ 雑花塾  15分の休憩をはさんで4時間足らず・・・。










コンサートは普通、写真は禁じられていますが、笠木さんのコンサートは撮影OK・・・新しいカメラで、少しはましな出来栄えになりましでしょうか?


笠木さんの一番の相棒だった雑花塾の増田さんたちも元気いっぱい!! 同輩の高石さんも円熟の味を・・・。


大満足のコンサートでした。帰路も同じコースで、夕方の四條大橋で鴨川を撮って・・・。

撮影順に数枚並べて置きます。