延原時行歌集「命輝く」(第2231回)(明石公園と明石魚棚の写真と生命山シュバイツァー寺の古川龍樹師の来訪と))

           

  延原時行歌集「命輝く」(第2231回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(222−8)御姿映す嬉しの歌、朝毎にの歌、御友:超越即内在の歌、基督称名の歌、御旨ままにぞの歌、祈り歌、御復活道往くの歌、今朝の歌、興味津々の歌、御友のぞの歌、仕事果たせりの歌、嬉しくもの歌、つくづくとの歌、この朝もの歌、和平の歌、この妙味の歌、皆の歌、燦の歌、絆の歌、眼(まなこ)の歌、人生完成の歌、箴言凛呼の歌、万物再編の歌、この朝の歌、より深きの歌(2015年7月11日〜20日)。

      〇(7月18日)この妙味の歌六

   本作る父さんやって言ひし妻生きの身をこそ作品となす

   この妙味誠我ぞや驚きぬ死ねども死なぬ不滅ノーちゃん

   我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   (備考:復唱)

   笑み増しや深き低みのその底の天父目差して飛翔す称ふ

   かくてこそ人の命のいや果ての称への歌を笑みと献げし

   麗しや誠麗し我妻や汝が笑み増しの称へ御友に

       皆の歌=2014年3月11日朝=四首

   父さんな一生ほんま有難うね最高幸せ忘れんといてな

   ノーちゃんやなんでやそれは訊きしかど「皆やって呉れる」とぞ嬉顔

   我妻の言の葉嬉し心底打ち震へけり皆やりしとや

   我妻やいかばかりのぞ思ひ持て我に謝し汝御国往きしや

       燦の歌=2014年3月11日正午〜13日=三首

   生涯に人何成すや数ふれど絶後笑み増しほどの燦なし

   これやしも生涯業績あれこれに似るものやなし御友の恵み

   汝が思ひ溢れ溢れて絶後にや笑みや零るるとめど難くも(備考:ノーちゃん、あんた、嬉さ爆発しとったんやなあ。そやねん、父さん、そやから笑みがあとからあとから湧いてきてしもてん。そうか、人生完成やなあ。そう)


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今朝も上の歌に加えて、延原さんのメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」をUPします。


        〇(8月14日)脱皮の歌二十五首

   昨日も詠ひし如く地球のぞ法や正しく「神Ecozoics」(備考:神神根底(Eco)に至誠なる故に、かえって逆説的に、被造界に至誠心=命(Zoe)=を喚起し給ふとの理「神Ecozoics」地球の法なり)

   御神や神根底に至誠ゆえ逆説的に世を招喚す

   而してや神根底ぞ空にして空に至誠の御神こそ喚ぶ

   しかるにや新教召命(Beruf)基とし文明形成ひた走りけり   (備考:「神Ecozoics」に較ぶれば新教今少し深みなき基教なり)

   而してや文明形成励むとは邪教殲滅含みたるなり
   (備考:これ恐るべき偽使命感なり)

   されど今佛基対話の時代にて空に至誠ぞ御神なるや   (備考:これ仏教的空とキリスト教的神の「対話」の解法なり)

   原爆を投下なしたる原理はぞ邪教殲滅旧き神学

   基督教絶対主義の理や旧しや旧しアナクロニズム

   米基教佛基対話を通じてや「神Ecozoics」へと脱皮せしなり(備考:「地球の法の歌」第十首備考、熟読参照。See my 2015 essay "Divine Ecozoics and Whitehead's Adventure or Resurrectiton Metaphysics in Tandem with Ryokan" I delivered at the 10th International Whitehead Conference “Seizing an Alternative: Toward an Ecological Civilization” at Pomona College, Claremont, June 4-7, 2015; See also my 2011 paper “The Problem of the Two Ultimates and the Proposal of an Ecozoics of the Deity” I delivered at the 8th International Whitehead Conference at Sophia University, Tokyo, September 26-29, 2011: The latter paper will be published in Roland Faber and Santiago Salbodsky, eds., Conviviality: Prospects and Challenges for Peace in a Multireligious Community [Lexington Books, forthcoming])

   我如き者に共通善賞賜りし珍事一重に「神Ecozoics」ゆえ(備考:2013年秋:September 9-12、ポーランドはクラカフ大学にて第九回国際ホワイトヘッド学会開催されし際、我「生涯に亘るホワイトヘッド学への貢献のゆえに」最高賞The Common Good Award授与されたり。何たる名誉ぞ。愚妻「よかったなあ」と携帯に声寄す。これより彼女「仕合せやなあ」と時にひとりごちたり、最期の日まで)

   我が理法「神Ecozoics」肯(うべな)ふや神学新道実にも実にもぞ

   気がつけば原爆投下理(ことわり)や旧き神学絶対主義ぞ(備考:第二バチカン公会議(1962~1965)以来悪評高き所謂Christian Absolutismなり。以来、新しき宗教間対話神学にては、包括主義(Inclusivism)、神中心主義(Theocentrism)が有力なり)

   地球のぞ法やいまこそ何あらう「神Ecozoics」我が理法なり

   原爆の投下今こそ誠にや神学根拠甚(いた)く薄弱

   かかること国際政治論者たち一顧だにせずいと不思議なり   (備考:国際政治学聊か遅れたる学問の如し)

   おそらくや平和憲法なるものも原爆投下の跡ありてこそ(備考:跡とは「安保条約」の威力のことなり。されど真実や、この如き惨禍人類繰返すべからず、との覚りありたるなり)

   知るべしや原爆保持の国家群旧き神学保持せるやこそ
   (備考:共々に米国と旧神学の傲慢さを競争せんとや?)

   実際に使へぬ核を持ちてこそ人類呻吟いと哀れなり

   三度目に用ひて米国成せしごと大惨禍欲す罪人や誰

   汝らは罪抱えてや御国往き何を御神に申し開くや

   来世を考へもせず地球をば搾取に搾取なすや罪人

   地球の法「神Ecozoics」なる故に人間主人非ざるを知れ

   遅れたる国際政治何故ぞ地球の法を露知らぬぞや

   無智のまま知者の顔せる偽善者が我が物顔に通りゆく

   無謀なる真珠湾から廣島や長崎至る罪人我ら
 










本日の写真は、昨日の続きです。

昨日は、明石市立文化博物館の「ちひろ展」を観て、隣の明石公園をぶらり散歩したときの数枚を収めましたが、上の写真はその続きで、明石公園で写した写真を順番に並べました。


広大な公園の中に、毎年この夏、軟式高校野球の全国大会が開催される野球場や陸上競技場などの立派なスポーツ施設があり、県立図書館や市立図書館もあります。


大きな池があり、豊かな木々が木陰を作り、広い芝生と花壇などもあって、市民のひろばとして、年中親しまれています。


今回はもうひとつのお目当てがあって、来客を連れて、明石の名所「魚棚(うおんたな)」をぶらりぶらり・・「明石焼」を食べてきました。

神戸にも明石焼のお店はありますが、やはり本場のこの場所でいただくのが最高です!

以下に、その「明石魚棚」の写真を収めます。


ところで、思いがけず昨日は、熊本の玉名にある生命山シュバイツァー寺の古川龍樹師の来訪を受け、いながらにして豊かな時を過ごさせていただきました。

いまはむかし、龍樹師の父・古川泰龍師が、冤罪死刑囚の再審運動の行脚の途中、拙宅に立ち寄られたのが機縁となって、泰龍師が80歳でご逝去になるまで、親しくして戴きましたが、今もご子息が、その遺志を受け継いで、再審特例法案の制定を求めて活躍中です。


現在「毎日新聞」(熊本版)で古川美智子さん(古川泰龍師夫人、2010年92歳で逝去)の手記が、「悲願ー『福岡事件』最新運動にささげた生涯」として長期連載されています。昨年7月19日に始まり、いま21回です。この再審運動は、御夫妻・御家族あげての献身的な取り組みで、カトリックをはじめ幅広い宗教者のネットワークが広がっています。