延原時行歌集「命輝く」(第2224回)(新湊川の燈籠流し)

                      

         延原時行歌集「命輝く」(第2224回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(222−1)御姿映す嬉しの歌、朝毎にの歌、御友:超越即内在の歌、基督称名の歌、御旨ままにぞの歌、祈り歌、御復活道往くの歌、今朝の歌、興味津々の歌、御友のぞの歌、仕事果たせりの歌、嬉しくもの歌、つくづくとの歌、この朝もの歌、和平の歌、この妙味の歌、皆の歌、燦の歌、絆の歌、眼(まなこ)の歌、人生完成の歌、箴言凛呼の歌、万物再編の歌、この朝の歌、より深きの歌(2015年7月11日〜20日)。

       〇(7月11日)御姿映す嬉しの歌十二首

   仄々と我気付きたり今日の日やパウロ良寛御姿映す

   驚きぬ如何に佛基の近きかや御姿映す命にてこそ

   我もはや生くるに非ず基督ぞ我が内に生くパウロ言ひたり

   我が後を助け給へと頼む身は元の誓ひの姿良寛

   何人もペンテコスタルビジョンをぞ映してこそや生くるなりけり 
(備考:使徒言行録2章、熟読参照。復活の基督の姿パウロなり。元の誓ひの姿良寛なり)

   我妻や絶後笑み増す嬉しきや岸辺御友の姿映せり

   御友のぞ御姿映すありてこそ我が命ぞや今日も輝く

   昨日やジュンク堂にて一書がや一隅照らす見しや嬉しや

   妻と我表紙に笑むの嬉しきや只々御友映してやこそ

   我らのぞ復活やこそ一重にぞ御友映して輝くの幸

   人がぞや御姿映す忘却し世の幸誇る愚かなりけり

   誤訳教愛の宗教誇れども汝何映す御友おはすに

             朝毎にの歌十首

   朝毎に野菜食すや気持ち良しトマトレタスに胡瓜山盛り

   原信のサンドイッチにコッペパン珈琲バナナどっしり満喫

   今朝の歌「風の便り」に打ち込みし眺めつ妻の笑み愛でつ笑む

   これ程の健康法もなかりけり素早く昼の炊飯器オン

   つらつらと英文草稿推敲の的を絞りて反芻楽し(備考:6月[4−7日]の母校クレアモント神学院での大国際学会:Seizing an Alternative: Toward an Ecological Civilizationにて発表せし、我が会心作"Divine Ecozoics and Whitehead's Adventure or Resurrection Metaphysics in Tandem with Ryokan"にパウロ良寛「御姿論」研磨加味せん)

   七月の終りまでにと友言ひし是や出ずればエコ神学の華
(備考:友人Joseph BrackenよりOpen Theology誌のために与へられし締切、7月31日なり。是いずれば、Lexington Booksより10月上梓の共著Roland Faber & Santiago Slabodsky, Conviviality: Prospects and Challenges for Peace in a Multireligious Community所収の拙論"The Problem of the Two Ultimates and the Proposal of an Ecozoics of the Deity: In Dialogue with Thomas Berry and Sallie McFague"の重要なる続編の、欧米世界への御目見へなり。一歩一歩なり)

   中巻本副題夙に決めたるや「御友神学へ」誠嬉しや
(備考:さらに:人如何に悲惨なるとも裏からぞ神友にます見れば微笑ぞ)

   説教に講演実録交へてや御友神学本邦初演

   而してや我が日々の歌の旅親鸞学び御友讃歌ぞ(備考:親鸞浄土真宗拡がりは「和讃」によるなり。それに学びて「御友讃歌」ぞ。念仏に対しては基督称名「イエスース・クリストス・インマヌエール・アーメン!」なり。我が信念これなり:仏教(ことに浄土真宗)との対話こそ、新しき形の伝道なり。而して「御友讃歌」と「基督称名」ほどの大切なる料=用に充てるもの;物事を判断する根拠、理由=なし。因みに、親鸞方便法身を法性法身の「料」と言ひし。思うに、これ「垂直の信」に発したる伝道なり。明治以来の近代化渦中の「水平の信」の社会運動的伝道に非ず。とは言へ、「水平の信」否定せず。父に聴きたることなべて我らに告ぐる「御友の信」なれば、超越即内在のSpannungによる故なり。要するに、「御友讃歌」も「基督称名」も用意せず、日ノ本伝道に当たり来りし、近代キリスト教、その伝道成功に至らざりしは、当然至極なり。日本人の心の奥底に「垂直的に下りてゆく」契機あらざりし故なり。しからば、それ何ぞ? 御友の復活とそれ映す姿、笑みと歌なり)

   我妻の絶後笑み増し窮むもの我や悟れり御姿映す

        御友:超越即内在メッセージの歌二首

   御姿ぞ御友奧所にひらきける無限の愛ぞ父子の間や是(備考:ヨハネ17・24、熟読参照。そこに御友の超越メッセージあり)

   そこにまで招きたるこそ御友愛悩める者やなべて来たれや
(備考:マタイ11・18:「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。」そこに御友の内在メッセージあり)


         ♯              ♯


今朝も上の歌に加えて延原さんのメルマガ「風の便り」で届いた最新の「今日の歌」を収めます。

ここでは、延原さんの最新の会心作ーー”Divine Ecozoics and Whitehead’s Adventure or Resurrection Metaphysics in Tandem with Ryokan”がオンラインオフィスに見事に収まったという朗報を詠った歌などです。


        〇(8月7日)これだけで佳しの歌五首

   我妻や絶後笑み増し往きてこそ宇宙歓び御友と示す

   何が有り何が無くとも我妻や絶後笑み増しこれだけで佳し

   御神や我妻佳き日祝し給ふ絶後の中に笑み増すの日を

   笑みこそや宇宙の真中示しけれ万物再編成されゆく見ゆ

   我妻や絶後笑み往き寿ぎぬ御友原爆魔境超ゆると

             今宵こその歌六

   今宵こそ会心作をサブミット上手く行きしを喜びてこそ
(備考:拙稿”Divine Ecozoics and Whitehead’s Adventure or Resurrection Metaphysics in Tandem with Ryokan”を我 Open Theology オンラインオフィスにsubmitせり。どうやらうまく行きたる如し)

   またまたやとんでも無きの冒険を我今やなすものの如くや

   誠にや地の果てまでも英文稿送りにけりや如何に成らむか

   かつて我AARに部会をや設置に努力七年座長す(備考:1985年秋米国宗教学会[AAR]内にSeminar on “Process Thought, the Nishida School of Buddhist Philosophy in Comparative Perspective”設置し、Francis H. Cook氏と共に日本人10人米国人10人の常設「西田・ホワイトヘッド比較研究セミナー」を運営したるなり。大成功なりし。かくて西田米学界にて知悉さるるに至りしなり。如何に大仕事なりしか)

   友ありて拙稿閲読なさる言ふ如何に摂理の働きならむ
(備考:Prof. Bob Mesle of Graceland University in Iowa なり。有難し)

   未来のぞ目くばせありて我応ふそれだけの事御友に在りて









昨日はかかりつけの歯医者さんで歯の治療を済ませて、近年恒例となった新湊川の燈籠流しのある長田橋に出かけました。

今夜が灯ろう流しの本番で、昨夜は心を込めて仕上げられた燈籠を並べて蝋燭の灯をつけ、夕涼みをかねて皆さんが、思い思いにぶらりぶらり・・・。

いちど川辺まで降りてみたり、今年は少し贅沢に、美しい女性の方の静かな生演奏が行われていて聴き入ったりして・・・・。