延原時行歌集「命輝く」(第2208回)(ぶらり散歩「菅原通公園」)
延原時行歌集「命輝く」(第2208回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(220−3):今日我やの歌、何故にの歌、命がぞの歌、何縁かやの歌、御文や嬉しの歌、問題はの歌、御復活の歌、昨日やの歌 箴言の歌、ノーちゃんやの歌、先達の歌、エコ神学の粋の歌、驚きぬの歌、書物にはの歌、日々佳しの歌、父と御友原理の歌、我妻や御友道往くの歌、箴言傑作の歌(2015年6月21日〜30日)。
〇(6月23日)御友の歌五首
人方の御顔に浮かぶ輝きを喜びつ我御友語りぬ(備考:21日北新潟キリスト教会にての説教「復活のよろこび」喜びて)
復活や主の御姿の妻笑みに顕れたるや御友歴々
(備考:2014年3月11日―13日延原信子前夜式告別式喜びて)
生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ (備考:復唱)
父よりぞ聴きし事をぞ告げてこそ友と呼びます御友麗し
(備考:ヨハネ15・15)
この宇宙御友在りてぞパスカルの「沈黙」実にも喜びや満つ(備考:パスカル「この無限の空間の永遠の沈黙は、私を恐れさせる」と言ひしも)
何縁(よすが)かやの歌十一首
ここ五年良寛本と復活本二点ずつ我上梓見し何の摂理ぞ(備考:①『あなたにいちばん近い御方は誰ですかーー妻と学ぶ「ラザロとイエスの物語」』(東京・日本基督教団出版部、2011年;②『宇宙時代の良寛―ーエコ神学者トマス・ベリーと共に』(新潟・考古堂、2013年);③『宇宙時代の良寛再説――ホワイトヘッド風神学と共に』(新潟・考古堂、2014年);④『復活の省察 [上巻]ーー妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』(新潟・考古堂、2014年)
我妻の療養とぞや御国往き大事中にて書きに書きたり
今思ふ仮にもしもや本作りなかリせば我何縁かや
本出だし妻人生を刻みてや御友称へて我や生き抜く
過日知る我が著作ぞやありてこそ御言葉語り傍注備ふ
ことにぞや妻笑み増しの深き意味御友臨在あるや示すや
本作る父さんやって妻言ひし御友の願ひ受けし嬉しや
人生や伝ふることに在りとせば妻いのちもて御友称ふよ
昨日やジュンク堂にや赴きて妻笑み増し本一隅に謝す
一書をば手に取りて知るアンセルム友愛めでし神学びたる(備考:R. W. サザーン著・矢内義顕訳『カンタベリーのアンセルムスーー風景の中の肖像』東京・知泉書館、2015年、第II部第七章参照、ことに219頁:「友愛の尊厳はつぎの点にある。すなわち、自然界のあらゆる関係の中で、友愛だけが天国においても本質的に変ることのない持続的な存在を有するということである。他の身体的な属性はすべて、天国においてあらゆる地上的な尺度を超えて変化させられる。友愛だけが、本質的な変更をこうむらずに存続する。それは、三位一体の三位格が相互的に愛し合う、神の本性にまで浸入するのである。」)
友愛や神本性に至るやは間に御友ありてこそなり
♯ ♯
今朝も上の歌に加えて最新の「昨日と今日の歌」を添えさせていただきます。
〇(7月21日)いと嬉しもの歌三首
友ありて大怪我の中無意識も意識や出ずや誠不思議と
(備考:創元社社主村上一朗氏東京にて昏倒せしも、女婿救急車呼び問いかけるうち的確なる返事ありしと、メール添付手記にあり。我瞠目す。昨夜メール御書簡あり、命に別条なしと。安堵せり)
我や見る絶後笑み増す妻の如御友に在りて命出でしぞ
御友にぞ在りてこそなり原事実此処に顕現いと嬉しくも
和平憲法の歌十首
憲法を平和憲法呼ぶならば安保条約齟齬来すなり
然る故和平ぞ作るためにぞや九条改変含む如くぞ
和を以て尊しとなす心にてなべて憲法律せらるべし
(備考:これぞ大和の根本伝統なり)
原理がや自己変革を含みてぞ初めて生ける原理とぞ成る
和平にや自衛ありてやその次に戦力交戦ケアのためとぞ
(備考:即ち「地球的ケア」のために「戦力、交戦権」在るべくして在り且自己超越成すなり)
かかる事時代の変革先端に地球の保全ありてこそなり
国防の果てに地防や在るべきぞかくてこそぞや偉業ぞ成るや
(備考:佐伯啓思「国防を忘れた『異形の民主主義』」『新潮45』2015,8,21−15、熟読参照。此度の安保法制論議に関する最上の思索なり。「国を守る」の原則は何処に在るかを佐伯氏真摯かつ緻密に問へり。我「地球防衛」=略して「地防」=に在りと答ふ。トマス・ベリー『偉業ーー未来への我々の道』The Great Work: Our Way into the Future (New York: Three Rivers Press, 1999), 熟読参照)
地防のぞ原理在りてや初めてや対米従属日ノ本脱す
これもぞや偉業の中で日米やさらにぞ同盟華やぎてこそ
〇(7月22日)哲学歓びの歌四首
我妻や哲学歓び詠ひけり哲人非ず述べしゆえにや
知識をば誇りにするや非ずして智慧世界にぞ入るや恵みと
これ正に基督信仰核心ぞ智慧なき我や御友抱かる(備考:箴言二、三条なり:”I am not a philosopher; but I know the philosophical world. This is the core of Christianity.”)
我妻の無知の知のぞや箴言を復唱しつつ心躍るや(備考:ノーちゃん、これも傑作や。心底より歓び躍るよ。そう、父さん、おおきにね)
今朝も又の歌六首
今朝も又称名にてや目覚めたりイエスース・クリストス・インマヌエール・アーメン!
我妻の歓びこそや我が歓喜汝が復活や我が甦り
昨晩やハーマン拙論読むとぞやメール来信有難きかな
(備考:President of the Center for Ecozoic Societies Herman Greene, July 1, 2015, 10: 55PM: "Toki, I’m behind on my reading but intend to get back to you on this.” My answer, July 21, 2015, 23: 50: “Dear Herman, Thanks a lot! Cordially, Toki”)
渾身の我が英文稿必ずや地の果てまでも轟き行かん(備考:6月のクレアモント学会にて発表せる拙稿"Divine Ecozoics and Whitehead's Adventure or Resurrection Metaphysics in Tandem with Ryokan"推敲の上、新しき注三つ付せり。反響孰れや世界の友方よりあらん)
英文で哲学論文書くことや我が仕事なり日ノ本や越ゆ
心して書くならばぞや拙稿ぞ地球果てまで友をや得んと
地防の歌十首
地防とや言ふもの軍事非ずして文明論的偉業なるべし
和平をや憲法価値に容るること地球思考を育て行くなり
和平とは和睦成し往くプロセスぞ和平なしにや平和なし
七十年平和憲法思考にて日ノ本誠世界に出でず
米国の蔭に隠るや日ノ本や何故に世界の果て思索せぬ
我が思索Peace論をぞ冒険論踏みて考ふホ氏に学びし(備考:これ偉大なる思想なり:"In this Supreme Adventure, the Reality which the Adventure transmutes into its Unity of Appearance, requires the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attention.” [AI, 295])
平和がぞ冒険前提なすならば平和憲法和平憲法
(備考:米国との真の和平未だ進捗中に非ずや、沖縄の苦悩ある以上)
恐らくや日ノ本欠くや冒険心平穏無事の忍耐あるも
平和ぞや和平の冒険ありてこそ地防ありてや地球や生くる
神戸の朝は「戻り梅雨」「残り梅雨」で、しっかりと雨が降っています。きょうも、ちょこっとぶらり雨に濡れて見ましょうか・・・。
昨日は、宿題をいただいていた「賀川豊彦と関西学院の関係について」をひとくぎりつけて、賀川記念館の西義人さんにメール送信して、次の宿題「賀川豊彦と同志社の関係について」あれこれと思いを巡らせました。
ひとくぎりのぶらり散歩で、少しコースを変えて歩いていましたら、上の一本の樹の花?実?に目が留まって、カメラを向けました。
御覧のように色はいろいろですが、初めて目にする樹でしたが、まだ名前は知りません。お教えいただければ、ありがたいのですが・・・・。
ここは「菅原通公園」といって子供たちの遊べる遊具もあって、ときどきわたしもベンチに座って、ものおもいにふけります。
比較的大きな公園ですが、草花もいつもよく手が届いています。
昨日は誰もいらっしゃらないので、ひとりじめの感じがいたしましたが、はじめて遊具のテッペンに登って写真を撮ったりしました。
今日の写真は、この「菅原通公園」のものだけになりました。