延原時行歌集「命輝く」(第2199回)(わがまちをぶらり・・)
延原時行歌集「命輝く」(第2199回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(219−3)初夏満々の歌、先達やの歌、全国良寛会総会りゅうとぴあにての歌、水無月の歌、空/縁起の歌、楽しみの歌、笑みこそやの歌、教会検分の歌、日々の歌の歌、思想連繋の歌。「復活のよろこびーー七重の調べ」添付あり(2015年6月11日〜20日)
〇(6月13日)全国良寛会総会
りゅうとぴあにての歌七首
国上能シテの舞にや観世音菩薩ぞ在るや信子さま実に
月光に照らさるるままシテや去る誠我妻往きし時如
何やらぞ御友みちびき在りてこそ日一日の歩み刻みぬ
(備考:新作能「国上」観るに至るまでぞや)
我妻や絶後笑み増し不思議やもシテの能面その如くあり
日ノ本の国上の能や醸すもの誠我妻甦りの図
荘厳の時ぞ在りたり国上能我妻絶後笑み往くが如
日ノ本の文化最奥復活やありて尊し誠尊し
♯ ♯
今朝も上の歌に加えてメルマガ「風の便り」より最新の歌を収めます。
〇(7月10日)御友神学奧所の歌六首
尊きや御友神学輝きて御父に聴きて我らに告ぐや
万物や御友の内へ帰一とは神と共なる奧所へとぞや(備考:即ち、我の言ふ「包括的ロゴス」=ヨハネ1章1節第二項「ロゴスは神と共に在りき(pros ton theon)」=への万物帰一こそ、re-capitulatio「万物再編」の真意なり)
イエスース・クリストスああイマヌエル御友第二ぞ再編第三
(備考:我らが称名「イエスース・クリストス・インマヌエール・アーメン!」(イエスはキリストなりとは、神我らと共に在すとの義なり、誠に然り。)の第二段階(キリスト=御友)より最終第三段階に移行為すこと、即ち万物再編なり)
内村や臨終祈祷捧げたる宇宙完成イマヌエルなり
我が欣求御友神学全幅を詠ひて御名や称へ往くこと
只管に我妻絶後笑み見つつ御名や称へん永久までも (備考:なあ、ノーちゃん。そう、父さん、嬉しい嬉しい)
いかで今の歌三首
親鸞に和讃ありしやいかで今御友称ふる歌詠まざらむ
人方や復活如何に語らむも絵空事にや思ふぞやげに
然れども溢れ来るや称へ歌我妻笑むや我称へんも
〇(7月11日)御姿映す嬉しの歌十二首
仄々と我気付きたり今日の日やパウロ良寛御姿映す
驚きぬ如何に佛基の近きかや御姿映す命にてこそ
我もはや生くるに非ず基督ぞ我が内に生くパウロ言ひたり
我が後を助け給へと頼む身は元の誓ひの姿良寛
何人もペンテコスタルビジョンをぞ映してこそや生くるなりけり
(備考:使徒言行録2章、熟読参照。復活の基督の姿パウロなり。元の誓ひの姿良寛なり)
我妻や絶後笑み増す嬉しきや岸辺御友の姿映せり
御友のぞ御姿映すありてこそ我が命ぞや今日も輝く
昨日やジュンク堂にて一書がや一隅照らす見しや嬉しや
妻と我表紙に笑むの嬉しきや只々御友映してやこそ
我らのぞ復活やこそ一重にぞ御友映して輝くの幸
人がぞや御姿映す忘却し世の幸誇る愚かなりけり
誤訳教愛の宗教誇れども汝何映す御友おはすに
昨日もぶらり散歩も汗ばむ日和でした。蝉たちも元気な声を張り上げていました。
1960年代から半世紀、神戸の下町の大変貌を見届けてきましたが、わがまちをいまこうして歩いてみると、あれこれの出来事と友人たちの顔が浮かんでまいります。
現在も沢山の課題を抱えてはいますが、まちは日々動いていて、9月にはまた新しい福祉施設がオープンしていきます。
あちこちに花壇もあり、古くからまちの中心となってきた寺院も、大震災を越えて健在です。