延原時行歌集「命輝く」(第2197回)(庭で蝉が鳴きはじめました・・・)

                     

         延原時行歌集「命輝く」(第2197回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(219−1)
初夏満々の歌、先達やの歌、全国良寛会総会りゅうとぴあにての歌、水無月の歌、空/縁起の歌、楽しみの歌、笑みこそやの歌、教会検分の歌、日々の歌の歌、思想連繋の歌。「復活のよろこびーー七重の調べ」添付あり(2015年6月11日〜20日

          〇(6月11)初夏満々の歌十首

   先達の御閲読のぞ文きたる如何に人生楽しきやこそ
(備考:北垣宗治先生、敬和学園大学初代学長、メール御書簡6月5日付、深謝無尽:「延原時行様 5月に頂いたご論考4編を拝読しました。深謝いたします。「『世界への愛』とプロセス哲学」はぼくには超難解でしたが、英文の要約のおかげでかろうじて理解できました。物語神学を形而上学的神学に翻訳(ぼくなりの受け止め方ですが)することの重要さを教えられました。"Some Whiteheadian Reflections on the Resurrection"は延原神学のすぐれた要約でした。ハイデガーと滝沢先生が、アリストテレス的な「不動の動者」にこだわったために、延原さんが遺憾とされる結果をもたらした、という解釈を面白いと思いました。しかし一番面白いのは、信子さんの肉体の死を契機として、復活に新しい解釈を試みられたことでしょう。有難うございました。  北垣宗治」 ご返事12日付:「北垣宗治先生 貴重なお時間を蕪雑な拙稿4編御閲読にお使いいただいて誠に恐縮に存じました。心より厚く御礼申し上げます。ご論評有難う存じます。仰るように、私も、ノーちゃんの絶後笑み増しに、復活の新解釈を促されておりますこと、一番面白いと感じております。形而上学の勘所の解を与えられたと申しますか。今、今回のクレアモント国際ホワイトヘッド学会に持ち込みました拙論:"Divine Ecozoics and Whitehead's Adventure or Resurrection Metaphysics in Tandem with Ryokan"の解説のような、此度のクレアモント講演、そのまた解説のような電子メールを、カブ先生に提示させて頂いております。C.c.でお目にかけております。御笑覧下さい。益々暑くなる様であります。御自愛を! 右、お礼方々  延原時行」

   我妻や絶後笑み増し往きてこそこの宇宙ぞや初夏満々や

   此度はやクレアモントへ旅やせしその喜びの尽きず止まずや

   六月に説教ひとつ為すとてや演題聖句書きて送りし(備考:「復活のよろこびーー我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す」;ヨハネ福音書21章1−17節。鈴木孝二氏になり)

   御友のぞ神学び成す我ならば友方とぞや歓びわかつ

   それがこそ生涯の道往く術ぞかくや悟りて今も未来も

   笑み往けば妻の道もや我が道も一つ道なり御友在せば

   昨晩も我しきりにや御友のぞ神学びをば夢に反芻

   我妻や絶後笑み増し示せばや宇宙笑みなり他に何在るや

   人如何に悲惨なるとも御友在り岸辺の主こそ御父への道

         ♯                  ♯


今朝も上の歌に加えて、延原さんのメルマガ「風の便り」の最新の歌をUPいたします。

            〇(7月8日)何処にもの歌十首

   我が庭や立木屹立この冬の雪脱してや繁茂すや今

   背伸びせし見よゴールデンクレストや誠麗し命漲る

   いずこにも甦りのや息吹あり我妻笑みを振り撒くや如

   我妻や絶後笑み増し往きしはや御友宇宙を編みつあるとぞ
   (備考:エペソ1・10、熟読参照)

   誠にや刻々宇宙帰一のぞ動きやありて御友岸辺に

   その岸辺我妻絶後笑みしぞや御友万象再編嬉し

   復活やただ不滅なるよりもぞや宇宙万物御友と運ぶ

   我が羊飼へとの命ぞありけるや宇宙再生御友と欣求   (備考:ヨハネ21・15,16,17、熟読参照)

   御神やすべてにすべてなり給はん宇宙完成御友欣求や   (備考:第一コリント15・28、熟読参照)

   我妻の絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   (備考:復唱)








昨日より急に蒸し暑くなり、11階の階段を上っていると、だんだんと汗ばんできます。

今朝も雨模様の蒸し暑い日和です。

ところで、昨日は今年初めての蝉の声が響き渡りました。

庭に出て柘榴の実の育ちを確かめていましたら、なんとそこにセミの抜け殻があるではありませんか。この蝉たちが今朝、一斉に声を合わせて鳴いていたのでした。

すると、よくみれば、あちこちに蝉たちが殻を抜け出そうとしています! 少々感動をいたしました。

そして昨日は、ご近所をぶらり散歩をしていましたら、ひょっこりある方にお出合いしました。お互いにビックリ!! 

毎日散歩しているこのご近所に、神戸の震災後御家を立てておられたそうで・・・。いつもこのお宅の前の庭には、美しい花々が育てられていて、愉しませていただいている場所で・・・・。

この方は、長田を拠点にして在日韓国朝鮮人の生活と文化を地道に育てながら、最近社団法人を設立して幅広い市民的交流をつづけておられる御方で、たいへん尊敬している御方です。どこか心惹かれるところがあって・・・・。

とにかく、お互いにびっくり!! 長い立ち話をしてしまいました。

さらに昨日は、拙い下書き「賀川豊彦関西学院の関係について」をメール送信させていただいて、それをめぐってありたがいことに、延原さんはじめいろいろと御助言をいただきました。

その関連で過日古書店に注文していた本――日野原重明先生の御尊父「日野原善輔(神戸栄光教会牧師)遺稿集」『いのちの響き』(没後20年記念、1978年)ーーが届き、昨日は読書三昧・・・・。

本日の写真は、時々晴れ間もあるなか、昨日の七夕飾りや花々、そしていつも近づけないノラちゃんがすぐ近くでポーズをとってくれたりして・・・。