延原時行歌集「命輝く」(第2189回)(昨日もほぼ同じコースでぶらりぶらり・・)
延原時行歌集「命輝く」(第2189回)
「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」(217−8)我が後をの歌、見しの歌、来る日毎の歌、源知るの歌、何とかなるさの歌、誠見事にの歌、英文新稿の歌、我が館復活の家の歌、驚きぬの歌、この頃はの歌、宇宙中心の歌、この時代の歌、良寛やの歌、時や未来の歌、アンセルム麗しの歌、昨晩やの歌、庭の草の歌、喜びやの歌、発見ほのかの歌、中にてのことの歌、かくもぞやの歌(2015年5月21日〜31日)。
5月31日
中にてのことの歌十首
この世のぞ思惑如何に烈しくも所詮復活中にてのこと
人如何に悲惨なるとも御友のぞいのち与る逆転や満つ
御友のぞいのち与ることなくばこの宇宙にぞ何の縁(よすが)や
イエスにぞ縛られずとぞ言ふ人もあるを知るやも命見ぬ仕儀
いのちとは不動の動者非ずして冒険ありて悲惨容るるぞ
神こそや冒険なさる御仁ぞや御友歴々苦しみ飛翔
我妻や絶後笑み増し往きしはや御友一切容るる見し故
この世のぞ一切容るるいのちこそ御友御心不一不二なり(備考:その心是なり:「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」ヨハネ3・16、熟読参照)
原事実在りて一切完結か否冒険の御友宇宙ぞ
此度はぞ御友宇宙の中心と英文稿に詠ひたるなり
(備考:拙稿"Divine Ecozoics and Whitehead's Adventure or Resurrection Metaphysics in Tandem with Ryokan"なるや大歓喜!これ御友神学の宇宙論的エコロジカルなる論証なり。我が大傑作なり。これ我妻の絶後笑み増しに見しものの言挙げなり)
かくもぞやの歌四首
かくもぞや偉大なるわざ誰やなす我妻絶後笑み増すほどに
岸辺にて妻佑け往く御方ぞそも誰あらむ御友ほかにや
我妻や絶後笑み増す姿見て御友仰ぎぬげに嬉しくも
生涯の誠果てにぞ浮かべ出ず我妻の笑み御友臨在
♯ ♯
今朝も上の歌に加えて、昨日と今朝の歌を収めさせていただきます。
〇(6月30日)父と御友原理の歌三首
隠れたる所に在す汝が父に祈れ言ひたる御友麗し
(備考:マタイ6・6、熟読参照)
隠れたる事見る父や報ひ給ふ御友誠や父知るの君
超越と内在結ぶ御友こそ父の所在と報ひ知悉す (備考:マタイ6・6に「御友原理」内在す。これ我が大発見なり)
我妻や御友道往くの歌八首
我妻や反論世界去るやこそ箴言修行称への道ぞ
この道を往くやこそなり汝が笑みぞ顕われけるや絶後極みに
この道や御友の道ぞ我妻や箴言修行なしつ悟れり
隠れたる所に在す汝が父ぞ隠れ見しとは御友に在りて (備考:マタイ6・6、熟読参照)
而してや「父や報はむ」言ふことや成る道やこそ御友道なり
誠これ我妻絶後笑み増すの道理記されあるや尊し
報ひとは何あらむかな我妻や甦りをぞ賜るる幸
妻笑みやいと近き父拝しつつ箴言御友在りて成す幸
箴言傑作の歌二首
箴言を妻と我とで作りては御神に献ぐほどの幸なし
その中に我妻叡智輝きて誠惚れ惚れ言ふ言葉なし
(備考:殊に第七条なり:"I am living in the secular world. And yet I am blessed by the sacred world. Is this strange? No, not at all. It is quite normal in Japan because Japanese society is very much influenced by the Buddhist wisdom: samsara is nirvana.” April 19, 2011. Nobuko Nobuhara この箴言の創作経緯独特なり。「父さんももうノーちゃんの介護に疲れてるやろから、介護意欲引き出すには、父さんの大好きな哲学意志に一番魅力的な一句を生みだしてプレゼントにせなあかん」と思い定めて、全文練りに練って、トイレに坐したるままにて、2011年4月19日、我に向ひて発表したるがこの作なり。42年間「門前の小僧習はぬ経読む」如く、我の哲学耳学問にて学びしと言へるなり。天晴なる作なり。「ああ吃驚した。ノーちゃん、ありがとう。気分一新や、父さんも」「えへへ」「西田全集第11巻423頁に在る「生死即涅槃」をうまいこと平易な英語の文章にしとる。ノーちゃんの傑作や」「うふふ。父さんに褒められるのん、す・き・や・ねーん」)
〇(7月1日)延原信子物語の歌十八首
我妻や世俗生とぞ祝福生矛盾同一成すと捉へし
この把握御友御姿仰ぎたる称への歌となりたるやこそ
実に箴言第七条の麗しさ妻や病中産みだしにけり
誰や知る称への歌やいや果てに絶後笑み増し御国往きしを
これぞこそ延原信子物語病中箴言笑み増しや産む
胸中にこの物語沸々と湧きて漏らせり「仕合せやなあ」(備考:殊に我時行2013年夏Oxford講演より帰りたる後、ぽつりぽつりと信子漏らせり、「仕合せやなあ」)
遂にぞや人生最高幸せや述べしその日や忽然と往く
忽然と往く時の歌何なるか笑みや増すなり七変化(備考:2014年3月11日~13日:悟入、回想、基督発見、称名、御父欣求の内にや往きぬ)
これこそは延原信子物語復活省察誠解にぞ
今の世に甦りをば示しつつ御友と共に往くや嬉しや
我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す (備考:復唱)
恩師のぞ深き低みと呼び給ふ原事実のぞ底(御子)ぞ飛翔す
御子こそは不動の動者破りてぞ陰府の底より天父至りぬ
ロゴスのぞ底なるロゴス在りてこそ神と共(pros ton theon)にぞ一切包む(備考:ロゴス=太初のロゴス(ヨハネ福音書1章1節第一項);底なるロゴス=神と共なるロゴス(同第二項)、神もロゴスも包む包括的ロゴスなり)
この空間御友底部に在りてこそ我妻と共天父に飛翔
甦り一切空や在りてこそ御友成すなり我妻や共
パウロ言ふ復活やそも在りてこそ主の復活やなりにけりとぞ
(備考:第一コリント15・13,16、熟読参照)
この宇宙一切空の内に在り然るが故に復活(re-capitulatio)必定(備考:ボンヘッファーも言へり:”Die aus Eph, 1, 10 stammende Lehre von der Wiederbringung aller Dinge – anakephalaiosis – re-capitulatio (Irenaeus) ist ein grossartiger und ueberaus troestilicher Gedanke.” (Widerstand und Ergebung, Chr. Kaiser Verlag Munchen, 1961, S. 125.))
朝から強い雨です。六甲山も近くの高取山までもが雨で霞んでしまっています。
今日から新しい月、7月です。京都は今月いっぱい祇園祭ですね。
昨日も家の近くのほぼ同じコースを、いつものようにぶらりぶらり・・・
スズメたちと遊び、野良猫たちにも声をかけたりして・・・・。