延原時行歌集「命輝く」(第2162回)(梅雨入りの初日デス)

                     

        延原時行歌集「命輝く」(第2162回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(214−3)友垣に御友ますの歌、我がヴィジョンの歌、墓前礼拝の歌、宇宙甦りの歌の歌、如何に真実やの歌、驚きぬの歌、人命の歌、新教危なしの歌、「友よ」神学の歌、我らが書の歌、友達作りの神学の歌、人方やの歌、げに笑みこぼるの歌、省察本の歌、目次の歌、英書の歌、御友真理の歌、我や知るの歌、驚きぬ不可逆真理の歌:滝沢哲学三原理(不可分・不可同・不可逆)再解釈に因みて、恩師最晩年の信の歌、跡ぞ麗しの歌、我やなすの歌、万事佳しとぞの歌、春の陽注ぐの歌、人生の歌、我はたとの歌(2015年4月21日〜30日)。

    4月24日
         人命(ひといのち)の歌十一首

    (一)人命友ありてこそーー人生入門:経験界

   人命一度限りと見定めて生くることはぞ果敢無きことぞ

   もしもぞや思ひ出天父奉献の道やなきなら目当てなきなり

   人生はくさぐさのぞや経験をなしたるをこそ語るこそ快

   経験の反省ありて献ずるの折あらばこそ満つるや命(備考:延原信子英文箴言第一条、これ詠ふなり:”God blessed the good day of self-reflection and self-dedication.”)

   その折に好かったなあと祝福を垂れる方在り喜びや満つ

   かくしてぞ祝福与ふ友ありて経験満つるこれ人生の快(備考:これ人生の一般的入門真理なり。人方酒痛飲して友情謳歌する如くなり)

    (二)人命御友ありてこそーー人生内奥:祝福界

   これやこそ御友ありてぞ人生の報ひあること示しおるなり
   (備考:人生の入門真理、内奥真理の予示なり、アナロジーなり)

   人生は二重なるなり経験の祝福御友成すありてぞや
(備考:人生の経験界祝福界へと御友在りて通ず。これ知らずば、人命の窮極の成就無きなり)

   主イエス述ぶ我汝らを友と呼ぶ父から聴きしなべて告ぐゆえ
(備考:経験界に御友の「友よ」との呼び掛けありて、祝福界へと通ず)

   而してや我ら経験なべてぞや御友経てこそ天父奉献(備考:「友よ」とぞ呼び掛けし、御友はぞや、天父仰ぎて逆転成すを「復活」と言ふなり)

   人生の土産話を御友経て御父になすや人命成る

   我妻や絶後笑み増し岸辺主と天父飛翔す人命成る
   (備考:これ人生の内奥真理の終末的成就なり)

            新教危なしの歌十五首

   汝が葬儀何処になすや訊かれてぞ新教と言ふ人や少なし

   何故なるか儀式無きなり耳障り新教説教神ぞ消ゆるも

   新教にイクイアーメン!なかりせば神秘の風や何処吹くかや(備考:IXIA!=イエスース・クリストス・インマヌエール・アーメン!「イエスは基督なりとは、神共にいます、との義なり。まことに然り。」)

   新教や危なしやとは人方の一様にぞや感ずるところ

   「友よ」とぞ呼ぶ御方や「エリエリ」と叫びてこそや「イマヌエル」(備考:これ基督称名の三段階なり:即ち「イエスース」「クリストス」「インマヌエル」なり。「友よ」段階・「エリエリ、何ぞ我を?」段階・「甦りてぞイマヌエル」段階なり、誠に然り=アーメンなり。先ずや、「イエスース」なくば「父より聴きて伝ふ御方御友」無きなり。御友、単に無味なる先導者、模範に非ず。滝沢「イエスに助けられ、導かれるが、束縛されぬ」言ふも、不可解なり。滝沢神人学に、「友よ」の偉大なる一節(ヨハネ福音書15章15節)への注目欠けたる如し(『純粋神人学序説』272頁参照)。第二に、「クリストス」なくば、「何ぞ我を?」とこの我延原時行の《我》と成りて叫ぶ救済主なし。而して第三に、「何ぞ?」と言ふ主の祈り、天父に答えられたれば、甦りあり、イマヌエル成るなり。主(太初のロゴス:ヨハネ福音書1章1節第一項)、神と共なるロゴス(同第二項)を活くるなり――我らを容れつつ。かくて、「インマヌエール、アーメン!」なり)

   只管に称ふみ名こそなくしてや汝新教ぞ空洞ぞそも

   恩師のぞ原事実これ危なしぞ思ふ先から歌はざるゆえ(備考:原事実の思索より先にイマヌエルの歌なかるべからず:イマヌエルが歌ひ給ふ歌なり)

   我らはぞ称名にてや非ずして称名中に救はるるなり

   我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   (備考:復唱)

   低みぞや如何に深くやありともや底ありて翔ぶ逆理救済

   人間の原点なるや深しとも御父に飛翔なくばただ不動

   不動のぞ動者なるもの飛ばぬ故父に至らぬ無救済者(備考:元来、アリストテレス言ひし「不動の動者」自らは不動のままこの世の万物を動かすの義なるも、「原事実」同様ならば、天父への飛翔欠くなり。飛翔なくば、救済者ならず)

   生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ
   (備考:復唱)

   何故ならば淵より深き父子ひらけ一切包み引きあぐる故(備考:深き淵、恩師言ふ「深き低み」、個人の原事実なり。其れの底在りて包括的なる、「父子ひらけ」なり。一切包み引き挙げ給ふ。これ甦りなり。歓喜歓喜!)

   新教ぞ危なしやこそ何故ぞ理屈超ゆるの飛翔あるなし
   (備考:飛翔=甦りなり)

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延原さんは愈々今朝、米国での国際会議での主題講演のためご出発です。この度の渡米は、延原さんにとって大きく画期を刻む出来事のように思われますが、9日に帰国の予定ですので、その間、六日間の歌などは、追ってご披露ということに・・・・・。


そこで今朝も、上の「4月24日」の歌に加えて「今日の歌」四首を収めて、ご出発をお祝いいたします。


           〇(6月4日)嬉しきの歌四首

   熱誠の友ブログにて我が旅を祝し給ふや如何に嬉しき

   御友あり妻あり熱誠友ありて我が講演に力漲る

   東西の間に在りて太平洋我架橋の書携え往くや

   三十年綴り来りし我が思索東西の間に捧げ奉らむ



昨日の「梅雨入り」初日の雨模様がいっぺんして今朝は「五月晴れ」で洗濯日和です。

久しぶりの雨に誘われて、カメラを持って住宅の中庭と花壇の花たちの様子をみてきました。やはり梅雨の季節は梅雨らしいのがいいですね。

お昼は雨も上がって、チャリンコに乗って、ある法人の大事な会議に出席し、帰宅してのちふたたび散歩がてら市場へ・・・・新顔の野良ネコと仲良しになって、少々ご機嫌斜めのカラス君をながめたりして・・・・・。