延原時行歌集「命輝く」(第2159回)(花壇に咲く桔梗の花など)

                     

        延原時行歌集「命輝く」(第2159回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(213−8)
この成果の歌、Friends!--From Father、告げし折の歌、中巻やの歌、活写の歌、もしもぞやの歌、東西プ研企画の歌、我妻やの歌、友の断想の歌、進境やいざの歌、此度はやの歌、笑み二つ輝くの歌、御文ありの歌、従順の君の歌、我言はんの歌、イエス其処より「友よ」の歌、ぽつりぽつりの歌、入来の歌、歌と笑みの歌六首、霊感凄しの歌。(2015年4月11日〜20日)

    4月19日
           ぽつりぽつりの歌八首

   我妻や幸せやなあぽつり言ふ風情や床しかの日彼の時(備考:2013年7月30日英国オックスフォード講演成功より帰国せる頃からのことなり)

   父さんね憶えといてなノーちゃんな幸せやった忘れんといてな

   妻やしも思ひ出しては繰返す幸せ語りぽつりぽつりと(備考:我その都度応へけり:忘れへんでえ。おおきにね、ああ嬉し)

   成程ね汝や天父に献ぐるや幸せばなし時信の歌

   どうしても天父に聴いて欲しいとや妻や言ふなり妹背話や
   (備考:そういうこっちゃな、ノーちゃん。そう)

   妻絶後かかる事ゆえ笑み増して往けることほど自ずからなし

   復活の真実誠献身の土産話の天父奉献

   人にはぞ言へぬ献身身悶えぬ妹背話も天父聴き給ふ

           先取りの幸の歌二十一首

   御復活あればこそなり岸辺主と絶後笑み増し往くや我妻

   主と共に甦りてや我妻や御霊の証し身にぞ帯びたる

   「本作る父さんやって」言ひし妻一書出ずるやただ恵み業

   今にして思へば妻の求めはぞ御神の求め表せるごと

   我はぞやただ驚きて覚るなり妻の言の葉予示の御業ぞ

   半世紀綴り来れる省察や我妻絶後笑みありて成る

   棺の内笑む妻や見し我覚る宇宙笑みあり父子ひらけあり

   我らが書読める人方切々の御文下さるいと奇しき業

   その中に妻入来や在りてぞや我が心にぞ雪や降りつつ

   死の不安かけらも示すことのなき我妻往けり予祝や一途

   既にしてぽつりぽつりと幸語りなしおる時や御国見しなり

   成程や我や悟るや我妻の幸というもの先取りの幸

   常の人死後を思ひて恐るるに妻喜びて笑み増し往けり

   何故か喜び先に溢れたりこの妻の幸誠奇しきぞ

   之により我や知るなり御復活先ず在りてこそ現にあるなり

   御復活先ず在りてこそ今生ぞ悩み苦しみあるが如くぞ

   誠にや天になる如地にもなれ御心はぞやかかる実在

   今にして我悟りたり妻と共「幸」とは実にも先取りの幸

   もしもぞや先に御国の幸なくば我らが幸やか細きぞそも

   御復活あればこそなり絶後笑み増すや我妻飛翔せるかな

   主イエスもぞ父からなべて聴きてこそ「友よ」言ひたり実に有難き

             歌と笑みの歌六

   夜中にぞ突如湧き出す霊感に御復活をぞ我詠ひたり   (備考:先取りの歌二十一首なり)

   人生で最高の幸恵まれぬかく謝してのち絶後笑む妻

   我が歌と妻笑み往きしいずれもや御神賜ひぬ霊感事象

   この頃や反知性主義是非の論面白しやも歌に如かずや
(備考:知性主義=佐藤優『神学の思考:キリスト教とは何か』平凡社;反知性主義=森本あんり『反知性主義新潮新書。いずれも良書なり)

   歌こそや妻笑み増して相共に霊感発し思索窮むも(備考:これ我が短歌神学の心なり。反知性主義とも知性主義とも異なれる趣なり)

   歌思索典型なるは西田なり純粋経験基に説明(備考:『純粋経験を唯一の実在としてすべてを説明して見たい。」西田全集第一巻『禅の研究』序文参照。拙著『復活の省察』[前巻]、54−55頁参照)

    4月20日
             霊感凄しの歌三首

   昨日の霊感たるや物凄しドーンと行けや我が時行や

   掛け声や我肚の底響きたり信じて行けや事や必中

   御神の応援実にも物凄し安心してや汝や往けいざ


         ♯              ♯


今朝も上の「4月19日」と4月20日」の歌に加えて「昨日の歌」と今朝の歌」を収めます。


          〇(5月31日)かくもぞやの歌四首

   かくもぞや偉大なるわざ誰やなす我妻絶後笑み増すほどに

   岸辺にて妻佑け往く御方ぞそも誰あらむ御友ほかにや

   我妻や絶後笑み増す姿見て御友仰ぎぬげに嬉しくも

   生涯の誠果てにぞ浮かべ出ず我妻の笑み御友臨在

         〇(6月1日)復活やの歌五首

   復活や父子ひらけにぞひらく往く宇宙歓び我妻や笑む

   歓びの宇宙中心御友はや絶後笑み増す妻佑けます

   妹背共労苦ののちに英文稿なりたるや是御友神学

   我妻や絶後笑み往く見し我や岸辺の御友称へ一稿

   今やこそ我が会心の作ぞ成る復活学や御神学びて(備考:”Divine Ecozoics and Whitehead’s Adventure or Resurrection Metaphysics in Tandem with Ryokan”成れり。友方にぞや御照覧あれ)



延原さんの「今日の歌」五首目にある英文最新作は、今週米国に渡ってお披露目の28頁の講演草稿で、いずれ広く世界に公開されていく注目の労作です。

ブログで公開中の「延原時行著作集」 http://d.hatena.ne.jp/keiyousan+torigai/ 、ただ今まで20巻ーーは邦文作品ですが、延原さんの英文著作は邦文以上の分量のもので、今後英文著作も刊行され、多くの英文論稿はすでにネット上で閲読可能になっています。いずれネットでの「延原時行英文著作集」も纏められていくことでしょう。


昨日の日曜日も昼間、地元の「あんしん・しあわせネットワーク」紙の企画する座談会があって、神戸空襲の被災体験や戦時下の経験を二時間ばかり語り合いました。わたしも「旧満州」で病没して「遺骨ひとつ」母が戦火の中を持ち帰ったはなしをちょこっと・・・・。


今日から6月、ふつう「衣替え」のときですが、すでに真夏のような暑さが続いており、とっくに夏衣装にかわっています。

本日の写真は、昨日撮った数枚です。上の写真は花壇に咲いていた「桔梗の一輪」です。


花壇にはいまもアマリリスが綺麗です。ノラ猫ちゃんも、ポーズをとってくれました。

加えて、我が家の玄関の花たちもパチリ・・・・。