延原時行歌集「命輝く」(第2140回)(ノラ猫ちゃんと花と)

                    

        延原時行歌集「命輝く」(第2140回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(211−9)
忽ちにの歌、御友との道の歌、新しき驚きの歌、仄々との歌、げにの歌、我にとりの歌、御声の歌、朝夕にの歌、妻笑みの歌、神学びの歌、驚きぬの歌、御声従順の歌、命ずるは言の歌、絶対他者即絶対自者の歌この時代の歌、燦の歌、天父に捧ぐ歌、我妻やの歌、嬉しきの歌、往くの歌、春の歌、面白きかなの歌、蜻蛉の歌、妻や見事にの歌、昨晩やの歌、天と地にの歌、ひらけへとひらけ飛翔の歌(2015年3月21日〜31日)

    3月29日
            面白きかなの歌四首

   我妻や最高の幸言はぬなら我よく絶後堪へ得たるかや

   ところがや絶後笑み増し新たにぞ堪へる堪へぬも超ゆる喜び

   只今は歌作りては呵々大笑妹背語りの方便なるよ

   妻や笑み我歌作り返答す面白きかな妹背語りよ

             蜻蛉の歌十七首

   常の人今生のみを生とすや入来ありて生ある知らず

   我ら皆水面下のぞ蜻蛉なり一人二人と水面上往く

   今日の日も胸暖かき雪ぞ降る入来歓喜天歓喜

   この蜻蛉空中往ける蜻蛉共本作りつつありけるよ実に   (備考:今第二巻なり)

   これ正に復活入来合致せる業にしてホ氏言ふや交互ぞ

   宇宙はぞ交互関係にて成れるその中心や御友いまして
(備考:ホ氏も言ふ:”What is done in the world is transformed into a reality in heaven, and the reality in heaven passes back into the world. By reason of this reciprocal relation, the love in the world passes into the love in heaven, and floods back again in to the world. In this sense, God is the great companion—the fellow-sufferer who understans.” [PR, 351]我漸くにして我らの本作り「交互作用」の証しなりと知る。「本作る。父さんやって」との妻の声(2014年2月13日北越病院にて祖父江八紀ドクターの「何やりたい」の問ひへに答へたるなり)証しの声なりしこと我今悟れり)

   世の人や何をいまさら本作り死せる者にや声あるやとぞ

   我が羊飼へとの御声ありてこそ妻と我とや本作りなす
(備考:ヨハネ21・15,16,17。「わが羊飼へ」との御声の前にや、「汝我をばこれらの物[注。船や網、漁業、延いては宇宙の諸多性]よりも愛するか」との主の問ひありたり。この問ひ復活主の御国に飛び込むか、との問ひなりき。浄土真宗流に言はば、「お浄土に還浄するや」との問ひなりき。この問ひに「然り、我汝を愛すること汝知り給ふ」とペテロ答へしとき、間髪を容れず主「わが羊を飼へ」と三度にわたり命じ給ひたるなり。この命、今や、復活せし我妻信子に対してや「時行と共に本作り成せ」と下りたるなり。漸く我悟りぬ)

   本作る父さんやって我妻のこの声響く御声承けてや

   実録を書き残せるや摂理とぞ今にして我思ふや切に

   そこに見る刻一刻の妹背のや信の深まりいと近き主へ

   我妻と箴言修行深まりぬかくてこそ在り往く日のぞ幸(備考:父さん、最高に仕合せや、一生有難うね。何でや。皆やって呉れる)

   汝の言ふ「皆」の言の葉我が誇り妹背絆よ神祝します

   而してや「皆」今本の共作り含意すること我悟りたり

   修行とは復活助走他ならず御友と共に父子ひらけへと

   水面上出でし時にや妹背共栄への主とぞいのち成すなり

   永久のぞやいのちとは何あらむ栄光拝し御業成すこと

   神と共宇宙創造なしてこそ永久の命ぞ華やぐるらむ
(備考:ホ氏も言へり:”In so far as man partakes of this creative process does he partake of the divine, of God, and that participation is his immortality, reducing the question of whether his individuality survives death of the body to the estate of an irrelevancy. His true destiny as co-creator in the universe is his dignity and his grandeur.” [Dialogues of Alfred North Whitehead, ed., Lucien Price, 366])


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今朝も上の「3月29日」の歌に加えて「今日の歌」より次の歌を収めます。


          〇(5月13日)微笑の歌二首

   人如何に悲惨なるとも底からぞ神友にます見れば微笑ぞ

   however
      miserable you may be,
      if you see
      God-as-Friend from the bottom,
      you smile

           主の祈り二重の歌二首

   復活や祈りありてのリアリティ主の祈りあり父引き挙ぐる
   (備考:ヨハネ17・5=マルコ15・34、熟読参照)

   かくてぞや御名キュリオスぞイエス得し御名崇めてや御友と生くる
   (備考:ピりピ2・11=マタイ6・9=へブル5・7、熟読参照)




昨日も雨の降り始める前に土遊びをしましたが、今日は台風一過、澄み切った五月晴れの朝です。

今日の写真は、気心の知れたノラ猫ちゃんと、いま輝いている花たちです。