延原時行歌集「命輝く」(第2137回)(アンズと梅と・・)

                    

       延原時行歌集「命輝く」(第2137回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(211−7)
忽ちにの歌、御友との道の歌、新しき驚きの歌、仄々との歌、げにの歌、我にとりの歌、御声の歌、朝夕にの歌、妻笑みの歌、神学びの歌、驚きぬの歌、御声従順の歌、命ずるは言の歌、絶対他者即絶対自者の歌この時代の歌、燦の歌、天父に捧ぐ歌、我妻やの歌、嬉しきの歌、往くの歌、春の歌、面白きかなの歌、蜻蛉の歌、妻や見事にの歌、昨晩やの歌、天と地にの歌、ひらけへとひらけ飛翔の歌(2015年3月21日〜31日)

    3月27日
             天父に捧ぐ歌七首

   天父はぞ我ら支へておはすやもそれ示すはや御子イエス

   無限にぞお優しきアバおはしてやノーちゃん右眼癒され往きぬ(備考:2010年11月30日梯子から落ちし折瞳孔全開と救急隊員の述べし右眼なり。2011年2月2日県立新発田病院にて奇跡の開眼あり。我歓喜止まるを知らず詠へり 我妻の双眸ひらく春初め。而して2014年3月11日出棺直前 見よ ノーちゃんの右眼ほのと開きて天父御許へ往きぬ。その時なり、我天父我妻の右眼の右に述べし歴史知りつつかく在らしめ給ふを覚れり。無限のお優しさに心打ち震へたり)

   天父はや父子ひらけにぞ誠なりされどそのこと見て言ふは御子

   我妻や思ひ出なべて天父許たずさへ奉献いのち成れるや

   いざ我ら感謝誠を捧げ奉らむ岸辺の主共妻挙しアバ!

   無限にぞお優しきアバ御心やホ氏一言ぞ”understands”献ず(備考:ホ氏言へり:”In this sense, God is the great companion—the fellow-sufferer who understands.” [PR, 351] 我「無限にお優しき御方」と言ふは、ホワイトヘッドの言ふ"who understands"に該当するなり。英語の最も奥深い意義における「理解」なり。「理解」はホワイトヘッド形而上学においては神の帰結的本性における「無限の包括抱擁」を言ふ言の葉なり。我妻の癒されし右眼仄と(あの決定的な出棺直前の瞬間に)ひらくに、ホワイトヘッドの二語”who understands”を我想起せしなり)

   Our Abbaや”who understands”のみに尽くる如しぞ我妻や笑む

              我妻やの歌二首

   我妻やひそと笑み増し往きし時右眼ほのとぞアバにあけしや

   これやこの無限に優し御方の理解充溢甦り時

        ♯              ♯


今朝も上の「3月27日」の歌に加えて、昨日の大発見の歌八首と「今日の歌」の六首を収めます。


         〇(5月10日)主の祈りの歌八首

   何ぞ我見捨てしや父太初榮輝かしめよ主ぞ祈り給ふ
(備考:マルコ15・34=ヨハネ17・5=マタイ6・9。主の祈り否定的にや「何ぞ我?」、肯定的にぞ「栄光を輝かせしめよ、父」なり)

   これやこそ御友祈りし十字架の祈りなりけり主の祈りげに

   父や聴き御友引き挙げ給ひしや華やぎこそや現成の歌

   かくてぞや御名キュリオスぞ父賜ふ御名崇めてぞ我ら生くべし
   (備考:ピりピ書2・11、熟読参照)

   生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ
   (備考:復唱)

   御心は天に成る如地にもぞやパン赦し悪御手の随(まにま)に

   御名がぞや崇められよと祈るとは復活拝受只管やこそ(備考:御名そもそもや父に依る「子の甦らせ」即「キュリオス命名行為」なれば、この御名崇むとは、復活拝受即Pentecostal Eventなり。これ今日の我が大発見なり)

   かくしてぞ主の祈りとは二重なり主祈るありそれ受け祈る(備考:主祈ります故に復活起こり、起こりし復活拝受即「御名崇むこと」なり。然るゆえ「復活」生起や入来を生む、と言ふべし)


       〇(5月11日)為すは人主体御神の歌六

   「本作る父さんやって」我妻や言ひし時にや主体御神   (備考:今にして我悟りたり)

   この事情手のうごき見し我感ず本掴む者妻か否神

   今にもや意識朦朧妻如何に本掴む意志あらむや神ぞ(備考:2010年12月1日早朝、救急車に搬入さるる前。妻居間の書棚一段目の本数冊二度にわたり右指にて引き寄せたり。三度目に二段目の洋傘右手で鷲掴みせり。我これ凝視しつつ自問せり「これ妻信子なるか。意識朦朧、死間近なる故彼女に非ず。さらば?御神為し給ふや?」救急隊員来たり、彼女運びつつ「右眼瞳孔全開」と病院に報告しつつあること我恨めしく聞きおりしなり)

   奇蹟のや現象本性これなるや人ぞ為すやも主体御神

   此度はや本作りにぞこの現象示されにけり我今悟る

   我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す(備考:「底」父子ひらけのロゴス=ヨハネ福音書1章1節第二項=我妻の絶後笑み増しの主体なること我確信す。妻ただ無心なりき!)


今年は梅の大成の年でしょうか。豊かな実りです。それに引き替え、アンズの樹には、いくら探しても、ひとつだけ実がついていました。



昨日から花壇の土づくりを始めました。ぼちぼちと・・・・。今日も一汗を・・・。



花壇のアマリリスがグングン大きく咲いています。



昨日はご近所の方から、畑で採れた沢山の野菜と、次の花を戴きました。
この花の名前は何でしょうか? 情熱的な濃紫色の・・・ショウブ・アヤメ・カキツバタ・・・?