延原時行歌集「命輝く」(第2127回)(阪急阪神1dayパスで「大山崎」界隈ぶらり)

                   

        延原時行歌集「命輝く」(第2127回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(210−6) 復活一周年の歌、イースタースマイルの歌、次書の歌、新たにぞの歌、今にしての歌、一周活嬉しやの歌、頭皮厚しの歌、箴言修行の歌、変貌の歌、どうもぞやの歌、夜もすがらの歌、ほのぼのとの歌、一日はの歌、新たにぞの歌、驚きぬの歌、笑みひらけの歌、思へばやの歌、我妻やの歌、我もしもの歌、友よとぞの歌、驚きぬの歌、入来歓喜の歌、命笑みの歌、箴言見事の歌、佳しの歌(2015年3月11〜20日)。

    3月16日
            笑みひらけの歌十一首

     笑みひらけの歌

   我妻の笑み見る毎に我が心父子ひらけまでひらけ往くなり

   よくもまあこの笑み古稀に弾けしぞ病苦の蔭やひとかけらなし

   実存や滅して不滅絶後笑み太初栄光映す鏡ぞ(備考:ノーちゃん、あんたの笑み、古稀の笑みも絶後の笑みも、凄いなあ。神様に恵まれたの。そうやなあ。おおきにね、父さん)

     笑みひらけ解題の歌

   笑みひらけ先行してや人飛翔実存主義や消へ去りゆけり

   これこそや甦りのぞ調べなり如何に今生変貌せしや(備考:今生は、サルトル実存主義哲学が明らかにせる如く、実存本質に先行せり。恩師もこの哲学踏襲して、人先ず事実存在するものにして、根源的本質的規定添ふと見しなり。されど、ホ氏「滅して不滅」”We perish and are immortal.” [PR, 351, 82]と言ふ復活にては事情根本的に新たなり、変貌す。栄光滅したる実存に先行す。これ我妻信子の笑みひらけ示す華やぎなり。岸辺の主夙に先導す。復活世界サルトル実存主義ハイデガー的世界内存在の逆転なり。一語で以ってするならば、「笑みひらけ」なり。ヨハネ福音書17章24節、熟読参照:「父よ、あなたがわたしに賜わった人々が、わたしのいる所に一緒にいるようにして下さい。天地が造られる前からわたしを愛して下さって、わたしに賜わった栄光を、彼らに見させて下さい」。笑みひらけの世界、復活世界、実存主義にては理解され得ぬなり)

   何故に先ず存在を措定して人間本質考ふや

   存在や滅したるにや非ざるか栄光先行これ恵みなり

   この変貌覚してこそぞ滅してや汝不滅をば享くべしや実に

   栄光に先ず笑みひらけ往くべきぞ絶後笑み増す我妻の如

   我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す   (備考:復唱) 

     イエスにおける神の友情の歌

   主イエスがぞ友よと呼びし真意はぞここにありたり栄光先行(備考:ヨハネ福音書15章15節、熟読参照:「わたしはもう、あなたがたを僕とは呼ばない。僕は主人のしていることを知らないからである。わたしはあなたがたを友と呼んだ。わたしの父から聞いたこと(注。栄光先行)を皆、あなたがたに知らせたからである。」)

             天地にの歌八首

   還浄や太初栄光拝見ぞ天になる如地にもとの観(備考:ヨハネ福音書17章24節、熟読参照。浄土真宗キリスト教の「復活観」一致を詠へり)

   我妻と天地にありて本作る如何に嬉しき一大事業

   只今は中巻編集励みおりイエスの友呼び発端にして

   実録や歌と共にぞリビュウなす一々の時実にも楽しも

   英文の追悼集とホ氏冒険形而上学復活学ぞ

   面白き事窮まれり我妻の笑みや学のぞ要なすとは

   地上学実存学にて佳しとすも復活学や笑み無くば無し

   かかる事復活省察明らめむ追悼本やいと変貌す(備考:ノーちゃんや、面白い本出来よるで。ほんと、それはそれはやご苦労さん、父さん)

          ♯              ♯

今朝も上の「3月16日」の歌に加えて「今日の歌」より次の三首を収めます。

           〇(5月1日)先達やの歌三首

   先達や交互哲学実にも佳し愛の掟ぞ是なりとぞや(備考:小野寺功先生4月30日付御書簡あり、感謝無尽も:「2015年3月28日の『風の便り』のページに、ホワイトヘッドの「交互哲学」という言葉を発見し、いたく心をひかれました。Reciprocal Metaphysicsとは実にいい言葉ですね。研究者には常識的な概念かも知れませんが、今、私はヨハネ福音書の15章10−12節のイエスの新しい掟「私が愛したように、あなたたちがたがいに愛しあうこと、これが私の掟である」について熟考中でしたので、実に新鮮でした。相互愛は「場の理論」を要請すると考えていたからです。「互いに」は「キリスト教の核心」的事態ですが、現実には一方的なことが多く具体化されていません・・・」)

   ノーちゃんや我ら妹背の間こそこの極致とぞ御文述べ給ふ

   面映ゆし思ふ思ひを超えてぞや岸辺の主にぞ在るや友垣


晴れ渡ったメーデーの朝です。

昨日は誘われて「阪急阪神1dayパス」で大阪十三で昼食、「大山崎」界隈をぶらり…夜はある法人の会議もあったりして・・・。

大山崎」ははじめての場所でしたが、ブログで以前長期連載した「吉田源治郎」と深い関係のある「中村遥」の活動拠点「大阪水上隣保館」の諸施設(保育福祉専門学校や特養など)のあるところです。そのすぐ隣に、いま人気の「サントリー山崎蒸留所」があります。

本日はまず「大阪水上隣保館」周辺を収めます。



この界隈には「シャガ」が群生していて、いまが見ごろです。