延原時行歌集「命輝く」(第2126回)(須磨離宮公園の木々)

                    

        延原時行歌集「命輝く」(第2126回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(210−5)
復活一周年の歌、イースタースマイルの歌、次書の歌、新たにぞの歌、今にしての歌、一周活嬉しやの歌、頭皮厚しの歌、箴言修行の歌、変貌の歌、どうもぞやの歌、夜もすがらの歌、ほのぼのとの歌、一日はの歌、新たにぞの歌、驚きぬの歌、笑みひらけの歌、思へばやの歌、我妻やの歌、我もしもの歌、友よとぞの歌、驚きぬの歌、入来歓喜の歌、命笑みの歌、箴言見事の歌、佳しの歌(2015年3月11〜20日)。

    3月15日
            夜もすがらの歌一首

   夜もすがら夢にも覚ゆ我妻の本作りへの一つ心や

             仄々との歌一首

   仄々と恩師御文を読み返し打ち直してや新著に入れぬ(備考:新著草稿『滝沢哲学のアンセルムス的省察』へなり。1983年7月1日夕付滝沢克己先生よりの御書簡なり。滝沢思想の粋ここにあり)

             一日はの歌一首

   一日は歌じっくりと詠みてこそ一日なりと感ずや我や(備考:西田幾多郎書けり:「個人あって経験あるに非ず。経験あって個人があるのである。」)

             新たにぞの歌十首

   新たにぞジュンク堂にて本見すや妻が熱意ぞ華やぐ嬉し
   (備考:一昨日の事なり)

   この宇宙熱意なしには何事も形成すこと在り得ざらむも

   ホ西のぞ隆盛元はAARにて我セミナーを始めたるより(備考:1985年米国宗教学会(AAR)内に常設研究部会「プロセス思想と西田学派仏教哲学:比較的視座から」[Process Thought, the Nishida School of Buddhist Philosophy in Comparative Perspective]Executive Director Dr. Jim Wigginsの承認を得て開設、以後七年間、Dr. Francis H. Cookと共に、座長務めし。かくてプロセスー西田学全米に知らる)

   要はぞやドラッカー氏も述べし如市場入るより創ることなり
(備考:1980年代我Peter Drucker講演通訳ダスキン社のため務めたる時、ド氏より「トマスよりボナヴェントウラの方が《イノベーション思想》佳し」との会話楽しみぬ。ド氏神学研究者なる事知りぬ)

   ホ西とは我にとりては初市場今再来を迎へしや快

   時代のや一歩先行くこれぞ価値創造のそも喜びなるや

   楽しみや「アンセルムスと仏教智」上梓なるまで努めゆかむも

   我はしもかかる楽しき本時代我妻や見し思ふや嬉し

   この春や二稿校正終へし今いずれも中巻飾るらむもと(備考:"Some Whiteheadian Reflections on the Resurrection"for Bulletin of Keiwa Collegeと「世界への愛とプロセス哲学ーーホワイトヘッドの冒険ないし復活形而上学をめぐって」『桃山学院大学キリスト教論集』、第50号、2015年2月なり。『復活の省察[中巻]』に入れん。復活形而上学描出のためなり)

   昨晩や新栄光観我悟る必ずしもや実存になし
(備考:実存の根源的本質規定として「栄光」あるも、復活や「実存本質に先行す」とのサルトル説を撥無せり。「太初の栄光拝す幸ひ」これ復活の喜びなり。ヨハネ福音書17章24節、熟読参照。すなわち、栄光実存に先行す、との逆転生起す。この故に、我妻の絶後笑み増し輝き行きしなり)

             驚きぬの歌一首

   驚きぬ旧著「佛キ真]急上昇時代新風対話ぞかしや
(備考:『仏教的キリスト教の真理――信心決定の新時代に向けて』京都・行路社、1987年、1999年、2007年:只今、アマゾン156,762位;仏教とキリスト教1,313件中22位なり。これ強固なる時代の意思表示なり。回基の戦い嫌いたるならん。佛基対話時代の燈台なるべし!)

         ♯              ♯

今朝も上の「3月15日」の歌に加えて「今日の歌」のうち次の六首を収めます。

          〇(4月30日)人生の歌六

   ここまでや詠ひ来りて我や知る復活なしに人生やなし

   人生や御友の御声ありてこそ御栄向ふ佳き日なるかな(備考:ヨハネ福音書17章24節、熟読参照:「父よ、あなたがわたしに賜わった人々が、わたしのいる所に一緒にいるようにして下さい。天地が造られる前からわたしを愛して下さって、わたしに賜わった栄光を、彼らに見させて下さい。」)

   佳き日をば夙に知りてや省献の笑みや浮かべつ妻祝福に往く

   我妻の箴言こそは甦り記せる文字と仄々と知る

   God blessed the good day
     Of self-reflection [in smile]
     And
     Self-dedication [in smile]
     [While passing into heaven]   (備考:延原信子英文箴言第一条、熟読参照)

   祝福やそも何あらう思ひ出のなべて天父に佳し言はるほか



このところ「夏近し」という趣ですが、明日からは五月・・・・。サンデー毎日のこの頃の暮らしでは日付も曜日も忘れがちです。

昨日は、バトミントンに熱中する孫が、神戸で特製のラケットを手に入れて御満悦、帰っていきました。

今日の写真は「須磨離宮公園の木々」(4月22日撮影)を収めます。