延原時行歌集「命輝く」(第2107回)(神戸の洋画家・菅原洸人遺作展)

                   

        延原時行歌集「命輝く」(第2107回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(208−4)妻ぽつりの歌、歌こそはの歌、復活歓喜の歌、ひらけ宇宙の歌、箴言第十条の歌、天が下時や在りの歌、嬉しもの歌、はての歌、箴言第十一条の歌、このところの歌、今朝の歌、変貌論の時代の歌、頭下がりぬの歌三首――復活省察物語の講評に就きて、驚きぬの歌、笑みと雪の歌、所得しの歌、新文明の調べの歌、一つ心の歌、主友なるの幸の歌。(2015年2月21〜28日)

    2月24日
            箴言第十一条の歌十首

   思へばや我が癒しこそ御神なす尊き御業功なき身に
(備考:忖度。第十一条:”It's a great process of recovery that has been moving forward little by little day by day.”)

   我落ちし以来の日々や如何にして今日に至るや父さん語る
   (備考:忖度)

   聴くやこそ神憑り的物語我や憶えずただただ涙
   (備考:忖度)

   ノーちゃんや三年有余支へしは御神御手なり汝や大怪我

   我はしも癒し日々をぞ我に告ぐ君ありてこそ平安に満つ   (備考:忖度)

   我が君やいと近き神任せ言ふ任せたる時痒み止まりぬ   (備考:忖度)

   不思議なる闘病日々や我がぞや反論忘るほどにぞや癒ゆ   (備考:忖度)

   父さんと箴言修行なすうちにこれぞ宝と思ひなす我   (備考:忖度)

   何事も自ら為すや出来ぬ我情けなき事我が君に言ふ
   (備考:忖度)

   父さんは我出来ぬ事任せ言ふ何やら我や甘え覚へし
   (備考:忖度)

            このところの歌一首

   このところスピナッチ味噌饂飩にぞ玉子入れては楽しみおるや

             今朝の歌六

   何事がありても在りや今日の日も我妻の笑み我が胸の雪

   忖度歌録すうちにぞくさぐさの妻との会話思ひ出づるや

   驚愕の絶後笑み増す我妻や宇宙消息佳しと示すも

   暴力の地球取り巻く危機見るに笑みの示しや有難きかな

   我が歌を日々録すうちにこそ日々恵み日々露わ

   誠にや歌と言ふもの恵みをば露わに称へゆくものぞかし

   妻と共一書作りて天地にて喜び往くは実にも嬉しき
        ♯              ♯

今朝も上の「2月24日」の歌に加えてトレトレの「今日の歌」より歓びの歌十五首を収めます。

        〇(4月11日)この成果の歌十五首

   この成果ノーちゃんなしに在り得るや死後生躍如目覚ましきかな
(備考:我らが書『復活の省察』[前巻]4月6日アマゾン37,952位;神学10位、キリスト教入門48位、キリスト教一般48位なり)

   本作る父さんやって言ひし妻制作者はぞ実行者押す
   (備考:2014年2月13日の妻発言の主旨これなり)

   そんな事そもあるかやと恐らくや人は問はんも在るから不思議

   妻発言絶後笑み増し予祝あり上梓成りてや今大上昇   (備考:2/13/14→3/11/14→10/1/14→4/6/15)

   しかれども妻入来やそれだけでかかる事ども起こり得べきや

   聖霊の御入来こそ先ず在るやしからざればや一切不来

   しかればや此度の事ぞ言ふなればPentecostal Eventなりと感ずや

   顕著なる文化事象よく見ればペンテコステの再来や如   (備考:ペンテコステ聖霊降臨日。使徒言行録第2章、熟読参照)

   ともかくも地方出版三百部我らが書がぞ三万位とは

   これはぞや復活主題人方を打ちて常なき関心を得し

   日ノ本の基教いのちの復活を貶めしやももはやこれまで

   人方や二万三万陸続と復活省察手に取らんとす(備考:事柄の重大さから見れば、二万三万どころか、十万百万にぞなんなんとせん)

   誤訳にて塞き止められし復活のいのちや今や放たれんとす

   復活に馬耳東風の教会や何の伝道汝やするやと

   単なるの望み語りてお茶濁す基教よ汝悔い改めよ   (備考:第一コリント15章19節、熟読参照)


昨日、雨の土曜日の午後、三宮「ダイヤモンド・ギャラリー」で開催中の神戸の洋画家「菅原洸人遺作展」に出かけました。一昨年(2013年)11月に91歳で帰天された菅原さんは、陳舜臣さんの帯入りの自伝著作『四角い太陽』(2004年、ギャラリー島田刊)でも知られています。

菅原さんの作品は、フランス・パリ・市庁舎ほか神戸市博物館・関西学院大学などに所蔵されていますが、今回の小さな個展では遺作35点が展示され、華やいだ空間を楽しませて貰いました。2006年に刊行された竹中正夫先生の遺作『近代日本の美術と基督教・美と真実』(新教出版社)には、惜しくも菅原さんの労作には、まだ現役であったためか触れられることはありませんでしたが、小磯良平や小松益喜に並んで「神戸の画家」としてどっしりと場所を占めている御方です。明日4時まで開催されています。