延原時行歌集「命輝く」(第2106回)(ぶらり「会下山公園」−しだれ桜など)
延原時行歌集「命輝く」(第2106回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(208−3)
妻ぽつりの歌、歌こそはの歌、復活歓喜の歌、ひらけ宇宙の歌、箴言第十条の歌、天が下時や在りの歌、嬉しもの歌、はての歌、箴言第十一条の歌、このところの歌、今朝の歌、変貌論の時代の歌、頭下がりぬの歌三首――復活省察物語の講評に就きて、驚きぬの歌、笑みと雪の歌、所得しの歌、新文明の調べの歌、一つ心の歌、主友なるの幸の歌。(2015年2月21〜28日)
2月23日
天が下時や在りの歌六首
天が下時や在りけり只今は忖度歌をぞ作りゆく我
これはぞや今の時のぞ恵みなり忖度すれば妻躍り出ず
本作る父さんやって言ひし汝この時の意味捉へおりしか
我妻や絶後笑み増し往く汝と本作りゆく日々や楽しも
人と言ふ者は様々時過ごすかく思へばや味合ひやあり
二人とも健在のみが人生か天地別れて本作る佳し
嬉しもの歌一首
背の君の入院見舞ひ笹団子美味しかりしとTELや嬉しも
はての歌十首
恩師のぞ原事実はて思ふやも元はと言へば我が青春歌
今ではぞこの青春歌底破れ父子ひらけにぞ我見(まみ)へたり
渡米して英文稿に表せる我が青春歌全米知らる
アナロギアアクチオニスの響きもて原事実論華となりしも
(備考:"Analogia Actionis: A New Proposal for Christology ‘From Below’,” Union Seminary Quarterly Review, 39/4, 1984, 269-285.なり)
恩師のぞ原事実とやイエスをぞアナロギアでぞ我繋ぎたり
かくしてぞ三極構造「下からの」キリスト論や明示さるるも
「成る」と言ふ主題はここにアナロギアアクチオニスに着地せる哉
恩師逝き薫陶のほどされど我表し得たるひそと喜ぶ
これはぞや海外ではぞちと知らる物語やも青春歌そも
十七年書簡ゼミをば我受けし学恩に謝す思ひ溢るや
♯ ♯
今朝も上の「2月23日」の歌に加えて「今日の歌」より次の八首を収めます。
〇(4月10日)友修行とその果ての歌八首
この友の主題やげにも偉大なり今生限り友修行哉
その果てに父子ひらけのぞ御国待つ我らが在所ありて復活
我が主ぞや友よとぞこそ呼びましぬ従ひ奉る父子ひらけまで
従ふはただに倫理のことあらじ永久の汝の御国往くこそ
如何様に今生我ら楽しむもその果ての永久なくば詮無し
この宇宙詮あらばこそ楽しきや御友と共に父子ひらけ往く
往く道や復活省察輝きて一書今ぞやベストセラーげに
我妻の絶後笑み増し華やぎて御国の幸を告ぐるや凛呼
神戸ではそろそろ桜の季節が過ぎて、お次はツツジの季節が控えていますが、延原さんの御宅の辺りの桜が満開なのだそうです。
新年度がスタートして入学式などもあり、絵画や生け花などの各種の催しも花盛りです。
今朝は雨模様ですが、本日の写真は、一昨日出かけた「会下山公園」の「しだれ桜」などを収めます。いまは新緑もやはらかく、すべてが芽吹きのときを迎えています。