延原時行歌集「命輝く」(第2094回)(コブシとハナカイドウ)

                 

       延原時行歌集「命輝く」(第2094回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(207−1)
箴言二、三条の歌、一つ心の歌、祝福の日の歌、変貌論の歌、脱稿の歌、生涯の歌、箴言第四条の歌、この道の歌、箴言第五条の歌、箴言第六条の歌、宇宙知るの歌、箴言第九条の歌、皆の歌、幸の歌、我ら主と共の歌、歴史的変貌と笑み(あるいは形而上学的変貌)の歌、我が歌やの歌、説教大全企画聴くの歌、この定めはぞの歌、我や知るの歌、妻飛翔の歌、我らが書の歌、底の底の歌、その時の歌、結局やの歌、我悟るの歌、沈思の歌(2015年2月11〜20日)。

    2月11日
            箴言二、三条の歌十首

   我妻や精神科医に怒りたり理由はなんぞ深き知のゆえ

   現住所生年月日などと言ふ事実知のみが知にあらうぞや
   (備考:妻の問なりき)

   鬱勃と心底より発したる怒り以て妻二条告げたり
(備考:新潟県立リウマチセンター・新発田病院二階廊下にてなり。2011年3月29日のことなり)
   二条: I am not a philosopher; but I know the philosophical world. (March 29, 2011)
   三条: This is the core of Christianity. (April 6, 2011)

   我とても我が父さんに褒められし天来祝福心にぞ在り   (備考:忖度。かかる精神活動我妻に生起しつつあるを我忖度す)

   たとえ我精神科医に非ざるも我が「佳き日」をぞ神祝し給ふ
(備考:忖度。いわゆる専門的知者のみが知者に非ず。哲学とは、God blessed the good dayを感得する内面知なり。これ妻の深き知、信仰知なるを我感得す。この信仰知、すでにして復活の歓び包含せり)

   尊くもこの内面知確たるや基督信徒我が信の核
(備考:2011年4月6日妻確信を吐露したり:第三条:This is the core of Christianity.)

   情熱や溢る我妻言ひしこと手帳にしかと我書きとめし

   既にして我が心には箴言を一本成すや萌しおりたり

   これもぞや復活省察なす途上刻み来たれる日の一つなり   (備考:なあ、ノーちゃん。おおきにね、父さん、ああ嬉し)

             一つ心の歌五首

   彼の時の妻の心を忖度し感得せるや一つ心ぞ(備考:妻の心は妻の心なるも、忖度感得すれば我が心。それをしも「一つ心」とは言ふなり。この心生死別離を超ゆるなり。一つ心復活心なり。そもそも日本の「歌」かかる復活心の機関なりとは、我が確信なり)

   最近に作りし歌のうちにてや御名崇む歌忖度歌佳し(備考:「御名崇む歌」基督教発生起源の我が解明歌なり。かの時の主イエスの祈りとそれ聴かる父に依る甦りを今悟る我が歌。これ独特の忖度歌なり)

   いずれもや彼の時とぞや今の時通じて一と成りたるやこそ(備考:過去の時と今の我が歌の時とが通じ合ひて一と成ることを我宇宙と感じたるなり。一と言ふは、「統合の動き」なり。「宇宙の一」と言はんか。この一恩師が「原点」と呼びしものには非ず。「原点」とは、個人の根底の事なり。誰しも根底有するも、それだけなら、複数の「原点」ありて、角逐あり。「宇宙の一」これでは未だ現れぬなり。滝沢の言ふ「深き低み」のさらに底にーーつまり、底の底にーー降る時、すなわち我ら滅する時、一切を包む父子ひらけありて「宇宙の一」現るなり。これ復活なり:我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す)

   一となる時の動きを感ずるやふむ宇宙佳し我感嘆す

   宇宙には一と成らんとする動きありてこそなり彼の時や知る

        ♯              ♯

今朝も「2月11日」の歌に加えて「今日の歌」の中から次の十首をUPします。

          〇(3月28日)嬉しきの歌十首

   生涯の思ひ出天父奉献を欣求せざれば復活やなし

   正しくやこれぞ復活大前提今生滅し不滅みんとて

   我妻の人生神学確固たり天地笑み往く省察の解

   我妻の絶後笑み増し御友のぞ証御父の理解に飛翔

   かくまでや復活世界笑み解きし人や在りしや我妻のほど

   今日の日も第二巻をぞ編み行くやノーちゃんの笑み宇宙ひらけへ

   この人や御父我にぞ知らせ給ふ我彼女をば甦らせし   (備考:2014年5月20日朝夢に天父かく述べ給ひしなり)

   かにかくに人は言へども事実はぞ宇宙事実に紛ふ方無し

   宇宙のぞとどのつまりは喜劇ぞや妻笑み示す人よ何故泣く

   第二巻隅から隅まで笑みの劇御友と岸辺立つや嬉しき

暖かな春の到来と共に、桜をはじめとして次々と美しい姿を見せています。

上の花は、隣りの小学校に咲き始めた「コブシの花」です。コブシはどこでも見ることのできない花だと思いますが、ここには五本の樹が植えられています。

すぐ横には「ハナカイドウ」の赤い花が咲きはじめましたので、我が家のベランダに咲いた一本の大きな薔薇の花と共に収めます。

昨日まだ陽の高い中、お月さんが木の間にありましたので、パチリ…。私のデジカメには確認できませんが、私の眼にはバッチリと見えていました。