延原時行歌集「命輝く」(第2087回)(大阪城の梅林)

                 

       延原時行歌集「命輝く」(第2087回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(206−4)理解命歓びの歌、我昔と此度の歌、寒中いざいざの歌、皆やる・入来の歌、本作り奇しきの歌、ノーちゃんの歌、後藤さんの歌、ジュンク堂巡りの歌、ふとや我の歌、愛入来の歌、変貌何処への歌、燦々の歌、笑みこそはの歌、復活誤訳私訳の歌、信頼の歌、天来のマナの歌、それだけの事の歌、言の葉いのちの歌、原点破るの歌、挺身嬉しの歌、この天地の歌、御名崇むことの歌、逆転の歌、華の歌、祈り道の歌、復活省察務めの歌、ああ我やの歌、箴言第七条の歌、昨日もの歌。(2015年2月1日〜10日)

    2月4日
             愛入来の歌十首

   (一)我悟る

   我悟る原初入来助け主聖霊の火や妻佑けなり

   主イエスがぞ我去りし後助け主送らんとぞや宣ひしあり
(備考:ヨハネ福音書15章26節、熟読参照:「わたしが父のみもとからあなたがたにつかわそうとしている助け主、すなわち、父の御許から来る真理の御霊が下る時、それはわたしについて証しをするであろう」)

   我妻や絶後笑み増し御国入り今や御旨を受けて入来
   (二)華やぎの夢

   我妻や華やぎてぞや夢に出づ何やら我と事運ばんと

   大勢の人方外に居るらしく妻と我とで何やら準備

   入来の夢とこそこれ我呼ばん妻や御霊とそも空気成す

   現るとそも空気成す趣や誠広々清々しきや
   (三)変貌の時

   確かにぞ今変貌の時来る文明衝突只中やげに(備考:ハンティントン『文明の衝突』、2001年9・11、そして「イスラム国」誕生:湯川・後藤両氏斬首:三段階なり)

   復活の使信身に受く我ら聴く「憎むや人の業にや非ず」(備考:後藤健二氏2010年9月のツイート:「目を閉じて、じっと我慢。怒ったら、怒鳴ったら、終り。それは祈りに近い。憎むは人の業にあらず。裁きは神の領域。――そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった」。新潟日報2015年2月4日付)

   斬首とや無人空爆対峙せるこの地球上愛入来す

            変貌何処への歌六

   オバマ氏も称賛せるや後藤さんアラブ兄弟佑けしや君

   今をぞや何処へ変貌させんとや空爆斬首それともや愛

   如何にもや難儀なるぞや原点論どの原点も平和生まぬよ

   原点を遥かに超へてひらけぞや地上の民や滅せし佑く

   生残りせんとするやぞ無明人人殺してや己残らむ

   されどもや我妻絶後笑みし如父子ひらけのぞ御国や寛し
        ♯              ♯

上の「2月4日」の歌に添えて、「今日の歌」の中から三首を収めます。 

         〇(3月21日)忽ちにの歌三首

   忽ちに佛基対話の復活や読書界にぞ今入るや見ゆ(備考:我が観察なり。忽ちと言ふは、『カール・バルト滝沢克己往復書簡:1934−1968』(2014年)上梓ありてからなり。我が『仏教的キリスト教の真理』(1987年、1999年、2007年)も『ホワイトヘッドと西田哲学の<あいだ>ーー仏教的キリスト教哲学の構想』(2001年)も同時に上昇せり。面白き現象なり)

   称名ぞ忽ちにぞや伝はりてJesus Christ Immanuel Amenですね!と御文(備考:株式会社TKB 代表取締役社長佐多保彦氏より2015年3月17日付御書簡あり、感謝無尽も:「延原時行先生 株式会社TKB代表取締役社長佐多保彦 前略 この度は、ご著書『復活の省察(上巻)、資料を御恵送いただき有難うございます。お心遣いに感謝申し上げます。/ 現在、2カ所のオフィスを行き来しておりますので、ご参考までに名刺を同封させて頂きます。/ 春分の候、ご自愛ご健勝のほどお祈り申し上げます。/ 一筆、御礼までに。草々
 同封: 名刺1枚
 ごぶさた致しております。秋月先生とのご縁で先生と(1992年夏仏教とキリスト教研究国際会議ボストン大会にて)お近づきになりました事が昨日の様に思い出されます。/ Jesus Christ Immanuel, Amenですね!/ お元気で! Y. Sata」拙著謹呈の言葉の末尾に、IXIA! [イエスース・クリストス・インマヌエール・アーメン!「イエスはきりすとであるとは、神我らと共にいまし給うとの義である。まことに然り。」]と書きおりしに対するお応えなり)

   壇上に我呼びかけぬ大いなる抱負抱きて一歩踏み出せ(備考:第21回敬和学園大学卒業式:聖籠町町民会館にて、来賓・名誉教授としてなり)


ここしばらく「延原時行説教集」の下準備をすすめてきてひと段落したところで、つづいて「延原時行書簡集」として、とりあえず「神戸自立学校並びに鳥飼宛」のものをテキストにしておこうと思いましたが、延原さんの長期間に及んだ「クレアモント便り」をはじめ「ベルギー便り」「テキサス便り」はすでにその作業が完了しておりました。われながらよくもまあ、気の遠くなるような仕事をしてきたものだと、驚いています。これまでの延原さんの著作や大量の論文(英文・邦文あわせて)の進展具合を、生き生きと辿ることができます。1991年以降の「敬和学園大学時代」並びに「名誉教示時代」の現在までは、手書きも書簡ではない「メール便」となって途切れずに続きます。よき友・よき先輩・よき師に出逢わせていただいたものす!!


本日「春分の日」の朝日です。

阪神甲子園球場では、間もなく春の選抜高校野球の開会式がはじまります。

昨日は、地元の「NPOまちづくり神戸」の定期総会の打ち合わせを兼ねて、まず大阪「鶴橋」で昼食を済ませて喫茶店での会議・・・そして「大阪城の梅林」をぶらり散策を楽しんできました。

暖かな日和で、桜も見事に花を咲かせておりました。すっかり春です!!



大阪城梅林」は、初体験です。