延原時行歌集「命輝く」(第2086回)(再び「長田の海」)

                  

       延原時行歌集「命輝く」(第2086回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(206−3)
理解命歓びの歌、我昔と此度の歌、寒中いざいざの歌、皆やる・入来の歌、本作り奇しきの歌、ノーちゃんの歌、後藤さんの歌、ジュンク堂巡りの歌、ふとや我の歌、愛入来の歌、変貌何処への歌、燦々の歌、笑みこそはの歌、復活誤訳私訳の歌、信頼の歌、天来のマナの歌、それだけの事の歌、言の葉いのちの歌、原点破るの歌、挺身嬉しの歌、この天地の歌、御名崇むことの歌、逆転の歌、華の歌、祈り道の歌、復活省察務めの歌、ああ我やの歌、箴言第七条の歌、昨日もの歌。(2015年2月1日〜10日)

    2月3日
          ジュンク堂巡りの歌十一首

   皆やって呉れる謝したるノーちゃんに本作りほど嬉しきやなし

   本作る父さんやって言ひし汝「皆」に込めたる幸や偲ばる(備考:2014年2月13日北越病院にて祖父江八紀ドクターの「何したい」の質問に「本作りたい、父さんやって」と応えし我妻、往く日3月11日朝「今最高に幸せや」と述べし。「何でや」「皆やって呉れる」。皆とは、家事看病野辺の送り一切と本作りなりき。妻本作り欣求し、我本作り実行す。天地二人三脚、嬉し)

   ノーちゃんよ皆かそうかや皆ね皆言ふことあらじ皆は皆なり

   妻がやぞ生涯の果て「皆」と言ふ如何に幸なる我ら妹背や

   今日の日もジュンク堂経巡りて一書一隅照らす見惚れぬ(備考:昨日、一階郷土コーナーに『復活の省察[前巻」――妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』十冊、『宇宙時代の良寛・再説――ホワイトヘッド風神学と共に』と共に。地下一階神学コーナ―にも十冊展示、晴れがましや。これ、ノーちゃん復活入来との会見なり。ゆっくり、ゆっくり、我経巡りぬ)

   病苦にぞ縛り付けられ何も我出来ぬ身柄と嘆きしや誰

   その汝や笑みつ我とで並びてや表紙飾れる本今日も見し(備考:なあ、ノーちゃん、これ「皆」か。そう、父さん、有難うね。嬉しい嬉しい)

   ちょっとはねこんなことでもなけりゃあね人間様が廃れるよねえ
   (備考:おおきにね)

   我妻や絶後笑み増し予祝せる一書華やぐ今日の日嬉し   (備考:最高や。そやなあ)

   これ正に復活入来喜びぞ今もフォト見て笑みに笑ひぬ
(備考:復活の家の祭壇にてなり。ノーちゃん、あんた、ええ顔しとるなあ、あはははは。えへへ、父さん)

   暖雪や今日も降り行く我が胸ぞ恵みの雪よ言ひ得ざる雪

            ふとや我の歌五首

   ふとや我気付けば生くる場所や何今生とぞや御国なりけり

   御国そも架空の所非ざるよ御国ありてぞ今生やあり

   誠にや天になる如地にもぞや主の祈りこそ我が祈りなり

   それ故に現に在ること元にして生くるや不実欣求いのちぞ

   溌剌のいのち欣求に在るや真ゆめ生残り基なす莫れ
        ♯              ♯

上の「2月3日」の歌に加えて、「今日の歌」を添えます。

          〇(3月20日)命笑みの歌四首

   命がぞ今生だけのものならば妻の絶後は如何に悲しき

   さりながらこれ打ち消すや絶後笑み妻が口より零れ往く見よ

   かかること在り得べきかや思へども在るや現にも如何に嬉しき

   笑み見ればこれ宇宙のぞ笑み示す父子ひらけこそ一切待てる
昨日は所用で三宮方面に出かけましたが、うっかりデジカメを携帯せず、神戸港に寄港した豪華客船「クイーン・エリザベス号」を撮り損ねてしまいました。

今朝は明るい朝で、雨の心配は全くなし・・・。今日はちょこっと「NPOまちづくり」の総会準備の関係で、さるところで打ち合わせ会議もあったりして・・・。

今日の写真は、<再び「長田の海」>です。