延原時行歌集「命輝く」(第2085回)(住宅の中庭に咲くアーモンドの花)

                  

        延原時行歌集「命輝く」(第2085回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(206−2)
理解命歓びの歌、我昔と此度の歌、寒中いざいざの歌、皆やる・入来の歌、本作り奇しきの歌、ノーちゃんの歌、後藤さんの歌、ジュンク堂巡りの歌、ふとや我の歌、愛入来の歌、変貌何処への歌、燦々の歌、笑みこそはの歌、復活誤訳私訳の歌、信頼の歌、天来のマナの歌、それだけの事の歌、言の葉いのちの歌、原点破るの歌、挺身嬉しの歌、この天地の歌、御名崇むことの歌、逆転の歌、華の歌、祈り道の歌、復活省察務めの歌、ああ我やの歌、箴言第七条の歌、昨日もの歌。(2015年2月1日〜10日)

    2月2日
           本作り奇しきの歌十一首

   本作りたい父さんやって言ひし時我妻死をば決意しおれり

   この人は思ひ出天父奉献を棺焼くるもと語りおりたり

   さすればや本作りのぞ欣求はや滅して後の達成となす

   かくまでや我がはたらきを頼りてや本出づべしと願ひ往きたり

   誠にや奇しきや我ら本作り天往く妻と地にある我と

   丸でこれ二人三脚天地版いずれ欠くるも達成やなし

   妻とせば死にたるやこそ本や出づ絶後笑み増し見し我発奮

   我とせば妻が笑み増し糧として復活省察進み往けるも

   我妻や死ねば死ぬほど笑みや出づ岸辺の主とや天父許往く

   誠にや妻の笑みほど不思議なる絶後の宝世にやあるなし

   かかること思ふにつけて明なり命誠に今生超ゆる

             ノーちゃんの歌二首

   ノーちゃんが日に日に有名なりおるや目覚ましき事実に実に実にも

   汝やこそ絶後笑み増す主の使ひ世の悲劇にや笑み入来す

             後藤さんの歌四首

   後藤さんイスラム国に斬首さる世は騒然と政治劇中(備考:「中東の過激派「イスラム国」を名乗る組織は1月31日午後10時(日本時間2月1日午前5時ごろ)人質にしていた仙台市出身ジャーナリスト後藤健二さん(47)を殺害したとの映像声明インターネット上で公開した」。新潟日報2月2日付)

   されどもや我妻の目で見るならば君死にしやも不滅中生く

   中東の子供愛せし君悲劇ありてこそなり愛入来ぞ

   欧米や無人空爆彼の国や斬首続くも人佑く愛
        ♯              ♯

上の「2月2日」の歌に加えて、延原さんのメルマガ「風の便り」の「今日の歌」の中から、次の四首を収めます。

          〇(3月19日)友よとぞの歌四首

   友よとぞ主イエス呼びますその時や自己だけにぞや無き含みあり

   哲学や自己省察を事とすも「友よ」の響き自己超ゆる声

   自己だけの事思ひてや何成らむ妻友ありて我や豊かぞ

   それもぞや元はと言へば父子ひらけ待てるに一途往くや命ぞ


過日(3月15日)に91歳でお亡くなりになったコープこうべの高村さんの記事が、今朝の神戸新聞の一面と三面に掲載され、上は三面の記事です。

高村さんの事はその著作を通してだけでなく、特に先年(2009年)の「賀川豊彦献身100年記念事業」の折には、親しくお話をお聴きするときもあって、ロマンあふれるお人柄に触れさせていただきました。一足先に召された今井鎮雄さんとは同じ教会の御友人仲間でもあり、よき先達でありました。

昨日は、ここしばらく没頭してきた「延原時行説教集」の下準備の作業を一段落させて、「加茂兄弟団時代」「欧米時代」「敬和学園大学時代」「名誉教授時代」と区分してテキスト化いたしました。これは確かに、延原先生の中核的な御仕事であったことを学ばせて貰いました。ただいまますます磨きのかかる「復活学」に向かう一筋の道を刻む、まことに稀有なドキュメントです。いずれ先生の手で厳選されて『延原時行説教選集』が編まれることでしょう。


今朝は「うぐいす」の鳴き声を聴いたという声を耳にしました。ミモザやアンズも満開になり、いま中庭の「アーモンドの花」が綺麗です。

毎年この季節は、神戸・東灘区にある東洋ナッツ食品の庭園では「アーモンドフェスティバル」が開催されていて、そこで頂いたアーモンドの種を中庭に植えた樹がいまこのように大きくなって、美しい花を咲かせます。ちなみに今年のフェスティバルは3月21日・22日で、26日まで庭が開園されます。