延原時行歌集「命輝く」(第2075回)(須磨・旗振山の梅園)

                  

        延原時行歌集「命輝く」(第2075回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(205−3) 復活省察物語の歌、恩師説佳しの歌、変貌時代の歌、友との歌、どうもねえの歌、賛と寒の歌、誠の歌、PK戦の歌、校正の歌、壁や超ゆるの歌、明々白々の歌、この夏やの歌、止まらぬぞやの歌、イエスと原事実の歌、称名の歌、命脈々の歌、称名一途の歌、妹背歓びの歌、天父優しきの歌、歌とはぞの歌、雪の歌、短歌神学の歌、誠にやの歌(2015年1月21〜31日)。

    1月23日
            どうもねえの歌八首

   どうもねえノーちゃんはなあやっとるね本や伸びとる意気や感ずる
(備考:『復活の省察』[上巻]ネットでもじりじり上昇中なり。妻の入来生きてあり)

   入魂の気運そこここ在るやこそ本すすみ往く一文草せむ(備考:自著紹介文を「良寛だより」次号に寄稿せよとの命あり。嬉しや励まん)

   米国の友人ボブの名著をば我訳したり刊行気運
(備考:ボブ・メッスリー著、拙訳『プロセス神学への道案内――共経験主義の見地より』三年前に訳了せり。今やボブ著世界中で呼び声高し。必ず刊行の日迎へん。日本語版には恩師カブ、小生も招かれ、共著とはなれり)

   拙新著『「変貌論」の時代』本脱稿嬉れし上梓見んとぞ
   (備考:これシャープな小著なり)

   この気運続き行くならさらにぞや復活中下受肉本もぞ(備考:『復活の省察[中巻]ーー妻と歌う:人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ』;『復活の省察[下巻]ーー妻と歌う:我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す』;『受肉の神学――救済論と形成論』[上中下巻]なり)

   哲学の喜びもあり建学の精神本も刊行待てり(備考:『哲学の喜びーーチェンジの時代に、根底を示す滝沢語録を読む』;『建学の精神・対話の精神・エコ神学‐ー至誠心の神学による大学形成の構想』なり)

   これら出で英書刊行成す時や鶴首の心我が内にあり(備考:Toward an Ecozoics of the Deity: Ecological Theology in a New Key Coping with the East-West Dialogue in Philosophyその第一なり)

   いと昔書きし文元編みたるや『祈祷の省察』実に嬉しもや
(備考:修士論文『バルト神学における祈祷理解』に最近の「主の祈り」論二篇加味せし一書成りたり。滝沢原点論より深き一所これ「包括的」ロゴスなり。我昔、この一所バルト論にて「御子の祈祷」として掘削せり。今呼び出さん)

             賛と寒の歌十首

   復活を賛嘆さるる仏教者賢者おふたり基教寒しも(備考:武田龍精龍谷大学名誉教授様、上田閑照京都大学名誉教授様なり。比してヨハネ福音書21章15節誤訳せしままの日ノ本基督教哀れや悲しも)

   我妻や絶後笑み増し基教には言ふべき言葉無きぞ悲しき

   我妻や絶後笑み増し仏教徒如何に心の言の葉深き

   我や知る如何に誤訳の惨深く言ふべき言葉復活に無し

   いかにもや横の活動あるもやも縦の言葉の無きぞ寂しき   (備考:これ現今の日ノ本基教への我が所感なり)

   成程と思ひ当たるや基教のぞ広まらぬ故ここにありしか

   かく言ふも日ノ本基教馬耳東風心忘れしまま飛び跳ねん

   然れども死せども愛の尊きは我が羊飼へ御声響くや   (備考:我「わが羊飼へ」との御声復活者たちに響くと信ず)

   本作る父さんやって一心や妹背共々一本に懸く

   復活の音信こそや今響く日ノ本の国津々浦々に   (備考:『復活の省察』これからなり)

        ♯              ♯

上の「1月23日」の歌に添えて、今朝の歌の中から冒頭の歌二首を収めさせて頂きます。

        〇(3月9日)尊しの歌二首

   かくまでに笑み喜びて御国入りせし人あるや妻信子ほど

   皆やって呉れるとの謝辞述べし妻絶後笑み増し往きし尊し
(備考:ノーちゃんは偉いなあ。父さんが偉いからや。上手い事言いよる。えへへ)


神戸は朝から雨模様です。洗濯物も部屋の中につるしました。

明日からはしばらく「寒の戻り」だそうです。ぶらりお出かけとはなりませんが、雨の日でも、午前と午後、仕事の合間に、ちょこっと11階の階段の上り下りと、一階の広いピロティ―で、軽いジョギングが楽しめます。

甲子園では「巨人・阪神」のオープン戦でにぎわったようです。今月はまた甲子園球場での春の高校野球も始まり、春めいてまいりました。

本日の写真も「須磨・旗振山の梅園」の続きです。3月4日に撮ったものです。