延原時行歌集「命輝く」(第2066回)(シンコ漁でにぎわい長田港)

                 

       延原時行歌集「命輝く」(第2066回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(204−4)人や見給うの歌、眉一つの歌、事の次第の歌、我が歌の歌、木漏れ日の歌、笑いかけの歌、笑み語り・笑み増しの歌、妻の事の歌、ひらけへのひらけ甦りの歌、いのち変貌の歌、我が思ひ三面の歌八首、漸くにの歌、世界更新の歌、師友の御文有難しの歌、沁み語る不思議の歌、我妻やの歌、阪神淡路大震災復興二十年の歌、この朝もの歌、復活の妙の歌、短歌神学の歌、甦り実にの歌、この務めの歌、車中の歌、基教問題と称名の歌、我や知るの歌、思ひこへの歌。(2015年1月11〜20日

    1月14日
              我が思ひ三面の歌十首

   (序)雪ぞ降りつつ

   朝まだき短歌推敲我が思ひ深まるやこそ雪ぞ降りつつ

   (一)元の歌

   感動を我思想のぞ元とすや心にぞそも雪ぞ降りつつ

   思想をぞ我思想のぞ元とせず絶後笑み増す妻ぞ源
   我妻や絶後笑み増し口丸む見し時我やいのち永久観ぬ
   原事実そのままならば概念性否定せる時心動くも   (備考:原事実の概念性を否定して実在性へと心動くなり)

   (二)嬉しきの歌

   我妻の生涯なせる勤行を理解する程嬉しきはなし
   実にもぞや笑みかけのわざひそと咲く我妻よくも続けたりしや
   過去の笑みそのまま在ると言ふやなし岸辺の主共天父許成る
   (三)人悲しの歌

   はったりの見え始むるや人悲し知を人にぞや教へんとすも

   人なるは感動よりや始む者知で始むるや主をも諌めむ(備考:マタイ福音書16章21−23節、熟読参照:「この時から、イエス・キリストは、自分が必ずエルサレムに行き、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえるべきことを、弟子たちに示しはじめられた。すると、ペテロはイエスをわきへ引き寄せて、諌めはじめ、『主よ、とんでもないことです。そんなことが有る筈はございません』と言った」)

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今回も延原さんの今朝の歌の一束を収めさせていただきます。


         〇(2月28日)一つ心の歌六

   我妻や最高の幸言ひし時思ひ出天父奉献期せし

   「父さんは皆やって呉れる」言ひし時迸りたる妻が心よ

   かく詠ふ我が心にぞ歓喜あり春の陽の如輝きにけり

   人生に別れありとぞ人言ふも我らが別れ心一つに

   従ひて別れにしてぞ別れなし永久にあるもの一つ心ぞ

   不思議なる一つ心やいと楽し天地に在りて本作りなす   (備考:なあ、ノーちゃん。そやで、父さん)



延原さんのメルマガ「風の便り」は、特定の師・知友に宛てて毎日届けられていますが、お許しをいただいてこのブログで公開しているのは、不特定の方々に開かれています。

外出していて、ときおり、「ブログ楽しみにしてみています!」などと、お声を掛けて下さることなどありますが、面白い時代になったものです。


昨日は、お昼前、チャリンコに乗って「長田港」まで、出かけてきました。シンコ漁の季節で、カモメたちも群がり、海を眺めてひなたぼこする同輩のお仲間もあくさんおられて・・・・。やはり、もう春ですね!!