延原時行歌集「命輝く」(第2060回)(ぶらり散歩:野良ネコちゃんたち)

                  

       延原時行歌集「命輝く」(第2060回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(203−9)新春信子入来の歌、復活宇宙の歌、復活宇宙の歌、中枢感覚問題の歌、証しの歌、誤訳教落つの歌、ジュンク堂楽しの歌、信子甦りの歌、暖雪の歌、今生増すの歌、悲しとやの歌、夢のうちの歌、歓びの歌、深み高みの歌、いのち道の歌、初春やの歌、未だ見ぬの歌、復活二道の歌、基教貧しやの歌、ゆったりとの歌――歓微笑雪をめぐって、悠然との歌、そもの歌、ふとの歌、恐らくやの歌、笑み里の歌、一切逆転の歌、御旨随(まにま)にの歌、神やこその歌、「友とす」の歌、我らが書の歌。(2015年1月1〜10日)

    1月7日
               悠然との歌十三首

   悠然と笑みおる汝のフォト見るや常に音立て笑う我なり
   笑うごと心底より歓びの溢れ出ずるも人我生くる
   汝が笑みの出で来るやその源や実にも嬉しく呵々大笑の我
   病苦もや痒みも何も打ち忘れただ悠然と笑むや汝佳し   (備考:ひとえにいと近き御神いませば)

   汝が名はや悠然と笑む信子様今生範疇一切絶す
   汝やしも絶後笑み増し飛翔せり今生も死も超へ往きてこそ

   深々と今朝も雪降るこの胸や汝が笑みと共御神称ふや
   遂に見ゆ歓微笑雪世界こそ第三層の宇宙や嬉し(備考:第三層の宇宙、今生と死をこゆる復活世界なり。復活世界、「妻の微笑」「我が胸の雪」なる《主観主義原理》(ホワイトヘッド)含みたる、《歓》なり。かくて「単なる望み」(第一コリント書15章19節)超ゆるなり)

   復活は歓一字でや表さん微笑も雪も含みてやこそ

   復活の在るやそもそも歓びの湧き来るのぞ所以是なり

   復活の無き世界にや歓ぞ無き今生と死とのさばりてぞや

   人方よ汝が歓びを打ち見ればそれ復活の木漏れ日ぞかし
   かにかくに人は言ふとも寂しさの過去世界ぞや我にあるなし

                そもの歌一首

   驚きぬ実に驚きぬ我妻や絶後笑み増し丸き口そも   (備考:これそも永久に永久の驚きなり)

                ふとの歌一首

   我妻がいと好むゆえ魚沼米笹団子などふと人方に
(備考:ノーちゃんがして欲しいよう、やっときましたで。有難うね、父さん。礼の電話も来ましたで。よかった)


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雨模様の聖日の朝です。予報では「春一番」の一日なるかも・・・。

今朝の延原さんのメルマガ「風の便り」より、できたてほやほやの歌を収めさせていただきます。

  〇2月22日「この朝もの歌六首」のうちはじめの二首

   この朝も我が胸にぞや雪や降る暖かき雪恵み雪げに

   妻一身捧げてや笑み天父往くこの時代のや只中見事


昨夕は、若き友の来訪をうけ、夕餉を共にしながら、彼の新しい献身の夢を聴き、わがうちにも「暖かき雪恵みの雪」を覚えました。


本日の写真は、昨日のぶらり散歩で出会った「野良猫たち」です。

まず、この黒猫は、漱石の大正三年に描いたあの「あかざと黒猫圖」を彷彿させるもので・・・・・。