延原時行歌集「命輝く」(第2047回)(「今井鎮雄先生お別れ会」於神戸ポートピアホテル)

                 

        延原時行歌集「命輝く」(第2047回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(202−7)甦り道の歌、広大宇宙知るの歌、この朝の歌、絵空事の歌、妹背対話の歌、二千日歌の歌、深みよりの歌、新しき飛翔の人の歌、人とはぞの歌、心にぞの歌、今ぞ生くの歌、復活嬉しの歌、何故にの歌、省察本の歌、一本の歌、新しき時代の歌、それ程にの歌、華やぎの時の歌、読む時の歌、熱誠の友の歌、師走日にの歌、未来生の歌、今朝の歌、今の時の歌。(2014年12月21〜30日)

    12月27日
             アガペ笑み増しの歌八首

   我ら人アガペせしことなかりけり「愛するか」と主アガペのアガペ(備考:新約聖書中最重要の復活の主の問ひ「汝我愛するか」なり。ヨハネ福音書21章15節、「無償の愛」を示す「agapas (汝アガペ為すか)」と記せり。ペテロを含む我ら人「師をも裏切る」罪人なり。もし人生の最後にかく主より「無償の愛」を求めらるるとするならば、我ら絶望なり。我らの心に「無償の愛」なし。我ら人の愛「エロース」(有償の愛)かさもなくば「フィリア」(友愛)なり。「無償の愛」は神のみこれをなし給ふ。にもかかわらず、この聖句たるや、ペテロに向けて主の求むもの「アガペ=無償の愛」なるを示しおる。如何にして人ペテロにそれ可能なるや? 重大なる問ひなり。我示されし解これなり:主基督の復活の音信や、裏切れる弟子ペテロの「無償の赦し」なりたり、「アガペ」なりたり。これを感謝で以って受くるとき、我ら人の「無償の愛」あるなり。これ「アガペのアガペ」なり、「感恩」なり)

   我ら人求めらるるはひとえにぞアガペのアガペ感恩一途

   我妻の笑み増し姿御文にてアガペのアガペなりと示さる
   (備考:これ我妻の岸辺立つ主への感恩微笑なり)

   我妻や絶後笑みつつ御文にぞアガペのアガペありと示せり

   我妻の絶後笑み増しありてこそ御文読むこと我得しめらる   (備考:これ逆の回路なり)

   ノーちゃんや絶後笑み増し往きし時無限のものを残せしよ汝
(備考:前夜式終へたる3月12日の真夜中、我棺の蓋開け汝が口丸きを見、驚愕せり。無限のものをそこに直覚したるなり。今それを「アガぺのアガぺ」と把握せり。嬉しも。なあ、ノーちゃん。父さん、有難うね) 

   復活の省察我の仕事なり今笑みぞ見ゆ「アガぺのアガぺ」

   かくてぞや絶後笑み以て我妻や我が省察の内助なすなり   (備考:なあ、ノーちゃん。ああ、楽し、父さん)

               省察本の歌一首

   省察本アマゾン上昇なにごとか起こりつつあり我知らざるも(備考:教義キリスト教神学:昨日57位、今日22位;教義神学:昨日99位、今日10位;教義キリスト教:昨日96位、今日24位;キリスト教神学:昨日321位、今日70位;神学:昨日377位、今日246位なり)


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本日の上の「朝の歌」――[アガペ笑み増しの歌」――二読三読・・・。
これに添えて、今朝のメルマガ「風の便り」の歌の中から、「逆転の歌十一首」より、次の三首を収めさせていただきます。


   奈落淵陰府に下れる我が主はぞエリと祈りて天父往けるや

   これや何父子ひらけこそ底の底叫び往く者引き挙げられん

   我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す   (備考:復唱)


加えて昨日は、延原さんの新著『「変貌論」の時代――良寛ドストエフスキーホワイトヘッド・信子』の出版が、一歩動き始めたようです。春ですね!!


各地雪のようですが、神戸も厚い氷が張りました。上の写真は、西に残るお月さんです(私のデジカメではうまく撮れていません)。


昨日日曜日の午後、久しぶりにポートライナーに乗って「市民広場」駅まで・・・。神戸ポートピアホテルの「ポートピアホール」(2009年12月の「賀川豊彦献身100年」の記念式典のあったあの大きなホール)において「今井鎮雄先生お別れの会」へ・・・。

昨年11月3日、93歳で帰天された今井先生を憶えて、全国から多数参会され、神戸YMCAベルクワイヤーの「献奏」などあって、めぐまれた先生との御厚誼の数々のことを想起しながら、佳い時を過ごしました。

今井先生のお写真と会場の天井!! そしてホテル一階ホールの天井やひな飾りなどと共に、この日この場所で開催されていた「ユニセフカップ・神戸バレンタイン・ラブラン」の様子などを並べて置きます。






補記

神戸新聞」夕刊に「今井鎮雄さん」の記事が載っていますので、ここに収めさせていただきます。