延原時行歌集「命輝く」(第2045回)(ご近所の水仙たち)
延原時行歌集「命輝く」(第2045回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(202−5)甦り道の歌、広大宇宙知るの歌、この朝の歌、絵空事の歌、妹背対話の歌、二千日歌の歌、深みよりの歌、新しき飛翔の人の歌、人とはぞの歌、心にぞの歌、今ぞ生くの歌、復活嬉しの歌、何故にの歌、省察本の歌、一本の歌、新しき時代の歌、それ程にの歌、華やぎの時の歌、読む時の歌、熱誠の友の歌、師走日にの歌、未来生の歌、今朝の歌、今の時の歌。(2014年12月21〜30日)
12月25日
心にぞの歌十二首
心にぞ妻復活の深まるる歓び満つる我が身我が時
やがて翔ぶとぞ思ふかやただ単に死ぬるかやでは決意異にす(備考:ハイデガーの言ふ決意性[Entschlossenheit]飛翔決意と相違するなり)
何故か我知らねども心にぞ暖雪ぞ降る妻笑む如し
甦る言ふことはぞや一切の思ひ出奉献成るゆえ未来
思ひ出を追憶する間ありとせば直ちに天父みそなはすぞや
天父にぞ奉献せざる過去ぞなきこれぞまさしく復活過程
而してぞ過去を語るやそのままに今現在に働きてあり
復活が成る言ふ間には過去がぞや常に未来へ運ばれつ在り
運ぶ方岸辺に立つ主ありてこそ思ひ出常に天父運ばる
従ひて父子ひらけより外れたる物や一切あるまじきなり
何故に主は言ひ給ふこれらより我愛するや「過去のみ」ぞなき(備考:過去が過去だけで実在するなどと言ふ事在り得ざるなり。必ず主の現在に入れられ、天父未来に運ばるるなり
過去を今呑み込みてこそ未来往く主ましましてや宇宙在るなり
今ぞ生くの歌八首
彼の時や懐かしきかなとや妻姿文述ぶるとも妻今ぞ生く
省察本人気度二十万位とぞなりにけりかも妹背共往く
我が羊飼へとの御声従ひて妻我と共一本佑く
今生にいや果てまでも執心し死をば忌む者御声知らぬや
我妻や絶後笑み増し往くやこそ一書売れ行く今となりたり
世の人は露甦り知らぬゆえ妻過去の人思ふや不識
本作る父さんやって言ひし妻今天来の風や一陣
滅してや不滅なる君死後生の活溌溌地父さんと呼ぶ
(備考:過日寝入りばなに声聴けり)
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まずはじめに、延原さんのメルマガ「風の便り」の今朝の歌から一首を添えさせていただきます。
挺身嬉しの歌
我妻や汝が信頼を身に受けて三巻本に挺身嬉し
(備考:『復活の省察――妻と歌う』三巻本なり)
次は、今朝の見事な日の出、そして春を告げる梅の花(「神戸新聞朝刊)も添えましょう。また今年も、チャリンコに乗って、この須磨離宮公園の梅園まで出かけてみましょう。
昨日も歯医者さんに行く前に、ぶらり遠回りして寫した「水仙」たちを数枚収めます。水仙は、寒中長い間、美しく咲き続きますね。