延原時行歌集「命輝く」(第2043回)(久しぶりに長田の海へ・・・)

                  

        延原時行歌集「命輝く」(第2043回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(202−3)甦り道の歌、広大宇宙知るの歌、この朝の歌、絵空事の歌、妹背対話の歌、二千日歌の歌、深みよりの歌、新しき飛翔の人の歌、人とはぞの歌、心にぞの歌、今ぞ生くの歌、復活嬉しの歌、何故にの歌、省察本の歌、一本の歌、新しき時代の歌、それ程にの歌、華やぎの時の歌、読む時の歌、熱誠の友の歌、師走日にの歌、未来生の歌、今朝の歌、今の時の歌。(2014年12月21〜30日)

    12月23日
               二千日歌の歌十一首

   二千日倦まず弛まず我が歌をブログ掲載賜ひしや友(備考:延原時行歌集「命輝く」ブログ掲載二千日、鳥飼慶陽師に感謝して)

   妻倒れ思ひのたけを如何せん歌と言ふもの我見付けたり

   日ノ本の言の葉我を抱きてや何なりと言へ申されし嬉し
   歌我は風の便りに連載す熱誠の友ブログ転載   (備考:如何に有難き)

   我妻や我が歌愛しこれ聴けば心に清水流るとぞ言ふ
   我妻と春見るべしと思ひきや命輝く新発田病院(備考:復唱。拙著『あなたにいちばん近い御方は誰ですかーー妻と学ぶ「ラザロとイエスの物語」』東京・日本キリスト教団出版局、2011年)、13頁参照)

   この歌を聴きて我妻とめどなく泣き続けたり永久に夫婦(みょうと)と
   かくてぞや命窮まりこの世をば飛び立ち行きて一つ成る知る
   (備考:命とは妹背我らなり)

   我妻や最高に幸言ひし後絶して笑みや浮かべ往きしも   (備考:2014年3月11日なり)

   笑み歌や絶後我妻主に献ぐ歌あれば歌一つ心よ
   我が歌に応へたる歌我妻の絶後笑みまし如何に尊き   (備考:なあ、ノーちゃん。父さん、有難うね)

    12月24日
               深みよりの歌三首

   主は陰府に下り給ひて十字架の祈りの深み示し給へり
   (備考:深み「遺棄性」なり)

   この深み父と共在り反響す祈り聴く父御子引き上げぬ(備考:「遺棄性」父と共に在りき(pros ton theon)[ヨハネ福音書1章1節第二項]と言はるロゴスに包まるるまま、父に至るなり。かくして父「遺棄性」を「華やぎ」へと挙ぐるなり。これ復活なり)

   深みより主祈りたり而してや深みよりこそ天父御子挙ぐ(備考:これ我が逆理キリスト観なり。深き低みの底飛翔す、焦点なり)

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暦の上では春ですが、いまはまだ「春寒む」・・・。

延原さんの日々の歌は、天来の暖かい雪に包まれて、いつも「春真っ最中」・・・・詠まれた歌をよむごとに、わたしたちにも天来のマナが到来します。

延原さんの今朝のメルマガ「風の便り」には、次の歌が詠まれています。

           〇(5日)燦々の歌一首

   我妻や絶後笑み増し往けるこそ騒然の世に明かり燦々


昨日は昼間、チャリンコに乗って大切な会議に臨み、それを終えてから、久しぶりに「長田の海」に・・・・。しばし海に見惚れて・・・・。