延原時行歌集「命輝く」(第2041回)(ご近所ぶらり・・・)

                  

       延原時行歌集「命輝く」(第2041回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(202−1)
甦り道の歌、広大宇宙知るの歌、この朝の歌、絵空事の歌、妹背対話の歌、二千日歌の歌、深みよりの歌、新しき飛翔の人の歌、人とはぞの歌、心にぞの歌、今ぞ生くの歌、復活嬉しの歌、何故にの歌、省察本の歌、一本の歌、新しき時代の歌、それ程にの歌、華やぎの時の歌、読む時の歌、熱誠の友の歌、師走日にの歌、未来生の歌、今朝の歌、今の時の歌。(2014年12月21〜30日)

    12月21日
               甦り道の歌七首

   生涯や主の福音を辿り来て笑み増し妻と甦り知る

   その道や誠不思議の妹背共天地一枚歩み往く満ち
   遂にぞや復活省察解や見ゆ妻笑み示す岸辺の主こそ
   滅しては不滅天父に到りてや妻笑み示す一本の幸
   一本に籠られたるや妻いのち甦り道甦り満ち
(備考:甦り一切の思ひ出天父に持参奉献する上昇成れば、主の「我が羊飼へ」の御声と共に此処に下降し人助けなすなり)

   甦り思ひ出なべて天父にぞ奉献ありて今此処に満つ
   かくなればこの一本を献じ往かむ甦り道甦り満て

    12月22日
              広大宇宙知るの歌六

   我妻や絶後笑み増し往きてこそ広大宇宙我や知りたり
   今生は飛び立つ前の修行の場それそのものに永住ぞ無き

   ハイデガー世界内的存在と言ひし憂ひや飛ばぬ鳥ゆえ(備考:In-der-Welt-seinにSorge [憂愁]当然なり。この宇宙観に問題あり。飛ばぬ鳥との見地問題なり)

   良寛は裏も表も見せてこそ散ると言ひ切リ御国入りたり
(備考:我ながらうれしくもあるか弥陀仏の います御国に行くと思へば 参照:谷川敏朗『校注 良寛全歌集』東京・春秋社、平成8年、387頁)

   我妻や絶後笑み増し岸辺主と天父宇宙に飛び立ち往きぬ
   それはしも避(さ)らぬ別れぞ悲しきと言ふべきや汝否散ると言へ
   (備考:これ貞心尼への良寛禅師の答へなり)

                この朝の歌四首

   静々と一書贈るぞ楽しけれ主の甦り妻と告げ往く
   (備考:これ我が生活なり)

   驚きぬ寝入りばなにぞ父さんと声やするなりIt's Nochan's clear voice!   (備考:昨夜の事なり。吃驚したな、もう。えへへ)

   三度目やこの大雪に我思ふ往く日春とは佑けられたり
   (備考:本年三度目の大雪なり。今にしてかく思ふや切なり)

   ご深切雪掻き佑く御方あり親しき言葉交しつや謝す

        ♯              ♯


今日は「節分」、明日の「立春」、季節を分ける節目の日ですね。

昨日は北海道など雪の嵐に見舞われましたが、だんだんと「早春」の気配がいたします。

ぶらり散歩に、この頃なぜか軽いジョギングを加えて、からだをほてらせて・・・・。

散歩の途中に、子犬がしるしをつけるように、ふと立ち止まっては、ポケットのカメラを取り出して、パチリ、パチリ・・・・。

今日もその中から数枚をおさめます。