延原時行歌集「命輝く」（第2040回）（水仙と小梅・・・）
延原時行歌集「命輝く」（第2040回）
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」（２０１−１２）
一書粛々の歌、朝の歌、「祈祷の省察」本生まるの歌、復活時代の歌、主の祈りの歌、実にも我の歌、ふと思ひの歌、妹背召命の歌、嬉しきやの歌、創意満々の歌、笑み伝ふ笑み伏すの歌、笑み増し誠の歌、甦り時の歌、御名の歌、御国の歌、我が心の歌、主の祈り省察の歌、春菊の歌、友ら言ふの歌、歌甦りの歌、妹背箴言問答の歌、主の祈り嚙みしむるの歌、旧著の歌、著作邁進の歌、予祝随にの歌、ノーちゃんなの歌。（2014年12月11〜20日）
12月19日
予祝随（まにま）にの歌四首
予祝とはいと素晴らしき笑み増しの理解なりけり一書輝く
（備考：聖ベルナルド新教修道院伊原淳子師11月17日御葉書あり：「ノーちゃんの笑み増しはまさにこの『復活の省察』共著の完成を予祝していたんだなあ、と改めて示されました」）
至誠なる御神ひらけをみそなはす誠心の御声出づるも（備考：ひらけ＝父子ひらけ、「ロゴス神と共に在りき」［ヨハネ福音書1章1節第二項］のことなり。拙著『至誠心の神学ーー東西融合文明論の試み』京都・行路社、1997年、参照）
御声受け妻や笑み往く絶後にぞ復活本の予祝随（まにま）に
かく詠ふ随に雪ぞ胸に降る暖かき雪天来の雪
12月20日
ノーちゃんなの歌五首
ノーちゃんな恵子さんがな笑み増しの手紙読んでなチャーチ行くやて（備考：我が義弟佐々木則行・恵子夫人への書簡12月15日付なり：「拝啓 この度は突然の御訃報に接し、驚きました。佐々木則行様の御帰天心より御悔み申し上げます。/ この春妻信子の召されました際には御鄭重な御悔みの御書状、御花料を賜わり誠に有難う存じました。改めて心より厚く御礼申し上げます。 我妻や絶後笑み増し不思議やも 深き低みの底ぞ飛翔す
悲しさの底に、棺の蓋をあけて三月十二日前夜式を終えました夜、私は信子が笑みを浮かべているのに驚きました。しかも、それが告別式を終える十三日までに、五つの形を成して笑み増しいたしました。悟り、回想、基督発見（自己の底に）、称名、天父への感謝の笑み。しっかりとフォトを撮り、私はこれは驚くべき復活主との出会いの御国入りであることを識りました。私には、絶後の驚愕をこえて、笑み増しの天まで突きぬける様な喜びの驚愕しか以来胸にはございませぬ。
過日天上の妻に（実は妻は神様から許されてぴたりと我が身に離れずに死後生しているのでありますが）則行様を天父に主と共に付き添えなさいと頼みました。喜んでそうさせて頂くと応えが有りました。（私の胸は応えを「暖かい雪」と感じます。）
この度の事は、世の常識で言えば、悲劇であります。しかし、実は、それを超えて、復活の慶事なのである。私はそう示されて居ります。五月二十日の朝天父より直接「私が信子を甦らせました」と御聴きいたしました。
従いまして、信子も、則行様も、もう何の心配もありません。
どうぞ天来の御慰めをいただかれます様に。
心より祈念いたしおります。
御身をはじめ慎一さま、智穂様、かおり様に天来の御加護、御祝福が豊かに御座います様に。
右、心より御悔み申し上げます。
草々不一
2014年12月15日 延原時行
佐々木恵子様」
先程な順子さんから長電話則の式からリバイバルやて
（備考：義妹佐々木順子さんから昨夜歓喜の長電話ありき。家族一同御国入りする則行さんを中心に、復活の喜びに満たされた告別式を11日、森里信生淀川キリスト教病院チャプレン司式の下、無事終えられた様、縷々報告有り。報告の内最大の朗報は、我が書簡を読み恵子さんがこれから教会に出席すると決心されたことなり、と言ふ。ハレルヤ！ ノーちゃんな、あんたの笑み増し、伝染しとるで。父さん、嬉しい、嬉しい！ そういうこっちゃ）
ノーちゃんや本格的の甦りとくと見させて貰ひましたよ
ノーちゃんが天父の許に控へてぞ則行君も浮かばれる今
今日の日や深き思ひを胸抱き良寛講演我全うす（備考：「良寛最晩年の大変貌をめぐって」しばた良寛講座講演、於新発田市生涯学習センター、１：３０〜３：３０PMなり）
ノーちゃんや汝が笑み増しの永久なるは良寛さまの散るが如くぞ
♯ ♯
延原さんの「暖かき天来の雪」の歌、なかでも備考にある「延原書簡」は、深い印象を残します。
過日は小中学校時代の友からの長文の書簡を頂きました。こいうときは万年筆を取り出してお手紙を認めるのも楽しみです。そういうときは拙い著作も添えてお贈りし、新たな対話もはじまります。また、先日はブログをご覧になった御方が、ご自分の研究課題に関わっていちどあいたいとのご連絡を受け、よろこんでお約束をしたり・・・・。
昨日も寒中、軽いジョギング？？ 新しく草花にも出会ったり・・・・。
ベランダの大根干し、そして巣の中の文鳥と
