延原時行歌集「命輝く」(第2039回)(いま葉牡丹が綺麗です・・)
延原時行歌集「命輝く」(第2039回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(201−11)一書粛々の歌、朝の歌、「祈祷の省察」本生まるの歌、復活時代の歌、主の祈りの歌、実にも我の歌、ふと思ひの歌、妹背召命の歌、嬉しきやの歌、創意満々の歌、笑み伝ふ笑み伏すの歌、笑み増し誠の歌、甦り時の歌、御名の歌、御国の歌、我が心の歌、主の祈り省察の歌、春菊の歌、友ら言ふの歌、歌甦りの歌、妹背箴言問答の歌、主の祈り嚙みしむるの歌、旧著の歌、著作邁進の歌、予祝随にの歌、ノーちゃんなの歌。(2014年12月11〜20日)
12月19日
著作邁進の歌七首
本作る父さんやって妻言ふや一書出でたり生涯著追ふ
(備考:半世紀綴り来たりし他著数篇も出だすべし)
かくてぞや妹背生涯大変貌天地一枚著作邁進
汝はぞや絶後笑み増し予祝せり復活省察人佑く今 (備考:ノーちゃん死後生歴々たり)
復活の省察本や号砲ぞ鳴るや述作陸続とぞも
人生の活力なるは何なるや我ひとりでは思ひ及ばず
妻笑みて往きしことぞや生活を失せず得しよ実に不思議なる
晩年に大著述歴内助せる汝信子様これぞ生活
(備考:ノーちゃん、分かるか。晩年生活確立や。分るよ、父さん。えへへ)
尊厳治療の華の歌十首
我妻や絶後笑み増し往きてこそ尊厳治療華ぞ示せり
この華やありてこそなり尊厳の医療行為ぞ解を得しなり
因みにぞ良寛禅師この華を「散る」と一語で示しけりかも
裏を見せ表を見せて散る紅葉紅葉散るこそもみぢ葉の華
延命も長生きもそも今生を永久のいのちに変へるは難し
今生はただ今生ぞそれのみぞ如何に長くもただ今生ぞ
絶後笑みなくば生き死に華ぞなしただ生くるだけただ死ぬるだけ
裏を見せ表を見せて何あらむ「散る」ぞなくしてもみぢ葉や何
笑み増しや見事なる「散る」ぞこそなるかく御国人なるや麗し
散るや華いかで看護の眼やあるも散るの尊厳華の尊厳(備考:看護の眼はぞ散るの尊厳作る能はず。能ふ思ふや途端にぞ、汝が眼「死者」へのScavenger [禿鷹]の眼ならむ)
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早朝より後藤さん「悲報」に包まれているなか、上の「朝の歌」は、いつものように、深く心身を鎮めます。
個人的なことですが、昨日賀川記念館のHPの「研究所」に新しく「聖書セミナー」の講義録と20年も前の賀川記念館での研究会記録をUPして頂きました。ありがたいことです。
今朝の写真は、昨日寫した、いま美しい葉牡丹などを数枚収めます。
加えて、一羽の小鳥と白バラも。