延原時行歌集「命輝く」(第2034回)(高取山はじめての復路コース森林浴)

                  

       延原時行歌集「命輝く」(第2034回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(201−6)一書粛々の歌、朝の歌、「祈祷の省察」本生まるの歌、復活時代の歌、主の祈りの歌、実にも我の歌、ふと思ひの歌、妹背召命の歌、嬉しきやの歌、創意満々の歌、笑み伝ふ笑み伏すの歌、笑み増し誠の歌、甦り時の歌、御名の歌、御国の歌、我が心の歌、主の祈り省察の歌、春菊の歌、友ら言ふの歌、歌甦りの歌、妹背箴言問答の歌、主の祈り嚙みしむるの歌、旧著の歌、著作邁進の歌、予祝随にの歌、ノーちゃんなの歌。(2014年12月11〜20日

    12月15日
              笑み増し誠の歌七首

   我妻の絶後笑み増しほどのぞや希望のしるしこの世にぞ無し

   人如何に悲惨なるともこの笑みや底の底なる希望語るよ
(備考:一切の底=即ち、原事実=破るるもその底あり。父子ひらけなり。これ希望なり)

   何にせよ我妻の笑み絶後にぞ輝きたるや宇宙の誠
   良寛の散るとの一語ありてこそ裏も表も超ゆる示すも

   散る紅葉みほとけのくに詠ひたる言の葉にして笑み増し似たり(備考:以下の二首熟読参照:我ながら うれしくもあるか 弥陀仏の います御国に 行くと思へば;良寛に 辞世あるかと 人問はば 南無阿弥陀仏と 言ふと答へよ。谷川敏朗『校注 良寛全歌集』東京・春秋社、平成8年初版、平成19年新装版、378頁)

   人生の最期に在るは大変貌裏も表も超ゆる誠ぞ
   我妻の絶後笑み増し岸辺の主ほむるや嬉れし御国入りなす

              甦り時の歌七首

   朝ごとの歌瞑想の時ほどの甦り時我にあるなし
   (備考:一階居間のソファにてなり)

   瞑想を続けおるうち転寝の誘ひ来てこそ身心や癒ゆ
   我妻の絶後笑み増しほどのぞや宇宙の誠あるなし知りつ

   甦り心に兆しおるならば政(まつりごと)にも活気出でんも
   社会主義倒れし後の理想なし野党苦しはそも後遺症
   すべからく時代の理想消へし時アベノミクスでは息切れせんも
   (備考:アベノミクス時代の理想の代替物やも)

   時代のぞ理想や出づる源や何や在らんや甦りほか


        ♯              ♯


朝ごとに、上に掲げる「朝のうた」は、これのみで蛇足無用! 歌に添える写真など、お休みにするのがいいくらいです。


しかし、やはり思い直して、ちょぴっと付録を収めます。
今朝の神戸新聞の一面には、<神戸・西区の「フキノトウ芽吹く」春の息吹ちらほら>の見出しで、いい写真が載っています。

加えてこの朝刊には、岩田健三郎さんの新連載「姫路城:城下町散歩」がスタートしています。この姫路駅からみるお城のアングルは、このブログで収めたものと同じで、私がカメラを向けているいるかのようです・・・。



本日の付録写真は、高取山復路のはじめてのコースで撮った山道の数枚です。撮影順。