延原時行歌集「命輝く」（第2022回）（年末年始の旅の記録・付録最終回）
延原時行歌集「命輝く」（第2022回）
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」（１９９−１０）
華やぎ佳しの歌、歌の不思議の歌、我が修行の歌、甦りわざの歌、笑み笑み笑みの輝ける本の歌、やっての歌、昨日の歌、嬉しやの歌、言包むの歌、良寛臨終の歌、復活新段階の歌、妻共生・声聴ゆ・歌人我の歌、復活場の歌、妻華やぎの歌、人としての歌、独り言の歌（2014年11月21〜30日）。
11月30日
人としての歌十首
人として生くると言ふや人誰も表に向かふ妻内助笑む
ノーちゃんよもう一寸ぞや表出て良しと思ふよ我語りたり
この人は我を世界に出だせばや本望なりと楽しみおりし
頭打ち闘病中や必死なる箴言修行妻日々深甚
一歩とやさらに一歩と深め行く妻箴言の道や楽しむ
本作る父さんやって或る日ぞや医師前にして言ひし妻あり
今ではや信子死後生笑みやあり本出でしこと随喜の涙（備考：半世紀綴り来れる拙著『復活の省察』に妻箴言三十条と笑み増しを献じたり。これ命懸けたる内助と言はんか。ノーちゃん、あんたの心は、父さん、分かっとるで、有難うね。ばれたか、父さん、おおきにね。ばれたかーー信子の常用語なりき）
尊きは命賭けたる笑みを以て我が省察を佑く妻こそ（備考：妻の絶後笑み増しなくば我『復活の省察』完成到底得ざりしならむ。世紀の誤訳＝ヨハネ福音書21章15節現行訳：日本聖書協会訳＋新共同訳＝訂正する本書にとりてなり。「絶後にして」「笑み増す」ありてこそ、ホ氏の言ふ"You perish and are immortal.” [PR, 351, 82]を活写したるなり。驚くべき奇蹟なり！聖書的に言はば、「岸辺」に立つ主［ヨハネ21・４］の姿なり、写しなり。かかるものとして、ヨハネ21・15の言ふ「これらの物一切よりも《我》［宇宙の中心なる甦りの主]を愛するか。」に応える姿なり。如何に尊き！）
かくて妻今や天父のお褒めあり我など遠く及ばぬ使ひ
我妻の内助は実にも人として天父仕ふる使ひなりけり （備考：これ我が実感なり）
独り言の歌二首
ノーちゃんに父さんしかやいませんと妻や晩年独りごちたり
(備考：ああ分かっとるでえ）
そやからね仕合せやねんなんでかね言ふとほら皆やってくれるの
♯ ♯
神戸は朝から雨模様です。風が強く窓を閉め切っての朝の掃除を済ませました。
こうしていつものように、仕事始めにパソコンに向かい、延原さんの歌をブログに収め、まずは一足先に「延原歌集」をひとり味読させていただいていますが、毎日この歌集を楽しみとされている方々も多いようで、いまでは若き日に延原さんの提唱でスタートし40年ほども継続した「神戸自立学校」のお仲間にも、毎日のこの「歌集」は大切な学びのテキストなっています。
昨日は恒例の「番町地区ふれあいのまちづくり協議会新年祝賀会」があり、神戸市長・長田区長をはじめとした多くの行政関係の方々や関係の市議県議のみなさん、そして小中学関係校の先生方や民生委員さんなども交えて、愉快な懇親・交流の時を持ちました。
また昨日は「真野まちづくり推進会」でひろく知られるまちにある「三ツ星ベルト」のライトアップもありました。我が家のベランダからいつも眺めるところです。今朝の神戸新聞の記事を、ここに記録に残して置きます。
またもう一つ、昨日の毎日新聞の予告記事をUPさせていただきます。
トマス・ヘイスティングス講演会
「グローバル時代における賀川豊彦の再評価」
トマス・Ｊ・ヘイスティングス（Thomas John Hastings）博士講演会「グローバル時代における賀川豊彦の再評価」が、１月２４日（土）に神戸市の賀川記念館で行われる。参加無料。ヘイスティングス氏は日本国際基督教大学財団主任研究員、同大学キリスト教と文化研究所研究員、賀川豊彦記念松沢資料館研究員。同館によると、戦前の賀川豊彦は、２０世紀の「世界の３大聖人」（ガンジー、シュバイツァー、賀川）の一人といわれ、世界中で大変な人気があったという。一時のビートルズのような人気であり、賀川の講演会は全て満員だったという。また、賀川豊彦の生涯の研究テーマをまとめた『宇宙の目的』を、ヘイスティングス氏が英訳した著書『Cosmic Purpose 』が米国で出版。報告によると、積極的な反響が出始めているといるという。講演会では、現在の日本と世界の観点から賀川豊彦をどのように評価すべきかについて講演を行う。申し込み・問い合わせは、同館（電話：０７８・２２１・３６２７、ＦＡＸ：０７８・２２１・３６２７、メール：office@core100.net）まで。日時：２０１５年１月２４日（土）午後２時〜４時 場所：賀川記念館４Ｆ メモリアルホール（住所：兵庫県神戸市中央区吾妻通５−２−２０）※ 駐車場なし。近隣に有料駐車場あり。
歌に添える本日の写真は、年末年始の旅の記録の付録最終回で、豊川稲荷の庭と樹、三嶋大社の鯉など収めます。
