延原時行歌集「命輝く」(第2014回)(三嶋大社境内の芭蕉の句碑と「神鹿園」など)

              

       延原時行歌集「命輝く」(第2014回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(199−2)華やぎ佳しの歌、歌の不思議の歌、我が修行の歌、甦りわざの歌、笑み笑み笑みの輝ける本の歌、やっての歌、昨日の歌、嬉しやの歌、言包むの歌、良寛臨終の歌、復活新段階の歌、妻共生・声聴ゆ・歌人我の歌、復活場の歌、妻華やぎの歌、人としての歌、独り言の歌(2014年11月21〜30日)。

    11月22日
              我が修行の歌二首

   歌作り宛名書くこと我にとり修行なるなり歌に筆冴ゆ
   ただ単に本謹呈のわざやなし朝歌瞑想なしてこそ活く

              甦りわざの歌十二首

   妻と我本作りては共に活く天地一枚甦りわざ
(備考:この本甦りを語るのみならず、甦り人方に内化するなり。それを我「甦りわざ」と言ふなり)

   我らが書甦りをぞ語りつつ甦りをぞ伝へ往くなり
   友ありて復活省察読めりとや妻の笑み増し今ぞ成り往く(備考:妻の笑み増し岸辺の主との飛翔反転、今や一書を通じての友方への妻未来の今来今成リ始まりぬ:聖ベルナルド新教修道院伊原淳子師より11月17日付御葉書ありき:「頌主 十一月五日付のお心のこもったお手紙に加えて、「風の便り」延原時行歌集「命輝く」最新号を誠に有難く拝読させていただきました。そして「我妻よ一書成したる喜びや理解者得たるほどのことなし」の歌と共に私のお礼状も掲載して下さり、本当に本当にうれしくて、恐縮です。ノーちゃんの笑み増しは、まさにこの『復活の省察』共著の完成を予祝していたんだなあ、と改めて示されました。そして、ノーちゃんの輝く笑顔の御著書を三冊も! まこと身に余る光栄に存じます。最高のクリスマスプレゼントを延原先生御夫妻より賜りました。重ね重ね忝く、有難く、ただただ感謝の他ございません。ありがとうございます。頂戴した『復活の省察』上巻、大切に大切に致します。一冊は、我が友宇田川雅子に、クリスマスプレゼントとして贈らせていただきます。彼女も、延原先生のことを心から尊敬しております。 祈りに結ばれて。」新教出版社の小林望社長より11月18日御葉書ありき:「このたびは『復活の省察』上巻をご恵送くださりまことにありがとうございました。奥様を天に送りいよいよインマヌエルの信仰を強め喜びにあるご様子に感銘しております。大いに学ばせていただきます。一筆おれいまで。」)

   我らが書笑み増してぞや詠はばや歌笑み増して友方へ入る

   妻の笑み岸辺立つ主の在(ま)す笑みぞこの笑み今や人方に入る

   笑みや告ぐ人方汝や突然に絶命あるも笑み往くべしと
(備考:一切心配なし。これ笑み増しの福音なり、メッセージなり)

   この書はぞ生き残れよと語るなし笑み往けよとぞ語るありてや

   畢竟はただ笑み往くに在るやとぞ妻の笑みはぞ笑み語るなり
(備考:ノーちゃん、あんたの笑み語り凄いこっちゃ。父さん、おおきにさん)

   ノーちゃんが突如召されしことはぞや笑み増し往きつ笑み往けよ言ふ
   岸辺の主此岸と彼岸の間にて一切任せ言ひ給ふなり   (備考:これ笑みの極意なり)

   ペテロ汝我愛するや訊き給ふ罪赦さるる懐に入れ
   (備考:これヨハネ福音書21章15節の真意なり。笑みの源泉なり)

   福音は絶後の笑みぞ何が何あらうともぞや笑み往くぞよし
(備考:天父我らを愛し思ひ出なべて受け容れ給ふべければなり。我妻信子その証人なり)


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今生と死を超える「復活世界」の省察は、若き日よりの延原さんの主題でしたが、奥様の「笑み増し」の先導を機に、日々新たな省察の進展にめぐまれて、延原さんは「暖かな雪」に包まれて、ゆったりと越後の冬をお過ごしのようです。

おかげさまでわたしたちにまで、その「暖かな雪」が吹き込んでまいります。昨日は「初仕事」で、成果物を記念館の方へ送信を済ませました。


歌に添える本日の写真は、昨日に続いて正月の旅先、「三嶋大社」の境内です。芭蕉の句碑や「神鹿園」など・・・。