延原時行歌集「命輝く」(第2013回)(三嶋大社の神池)

              

       延原時行歌集「命輝く」(第2013回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(199−1)華やぎ佳しの歌、歌の不思議の歌、我が修行の歌、甦りわざの歌、笑み笑み笑みの輝ける本の歌、やっての歌、昨日の歌、嬉しやの歌、言包むの歌、良寛臨終の歌、復活新段階の歌、妻共生・声聴ゆ・歌人我の歌、復活場の歌、妻華やぎの歌、人としての歌、独り言の歌(2014年11月21〜30日)。

    11月21日
               華やぎ佳しの歌六

   本作る父さんやって言ひし妻並々ならぬ意欲ありたり
(備考:2014年2月13日北越病院にて祖父江八紀ドクター「何したい」との問ひに答へて妻、ふと我を向き、言ひたる時なり)

   我と共哲学対話交しつつ箴言練るや歓喜妻冴ゆ
   (備考:リウマチセンターにての精進凄し)

   ことにぞや箴言七条生みし日の顔ぞ晴れやか意気天を衝く(備考:"I am living in the secular world; and yet I am blessed by the sacred world. Is this strange? No, not at all. It is quite normal in Japan, because Japanese society is very much influenced by the Buddhist wisdom: samsara is nirvana.” 2011年4月19日これ作りし日、ポータブルトイレに坐しつ全文一句一句我に告げたり。「こうでもせんと、父さんの看病疲れ取れんやろ」「ノーちゃん、これ凄い箴言や。疲れ吹っ飛んでしもたわ。西田哲学の言ふ「生死即涅槃」[全集第11巻、423頁]をうまい事箴言にしとる」「父さんに褒められんのん好きやねん」)

   今それが一書となりてジュンク堂一隅照らす華やぎや佳し
   (備考:昨日も我とくと見し)

   我妻や内助のみをぞ脱してや箴言作(な)す日神祝したり
   御国にてさらに笑み増す妻に我おめでとうとや告ぐる今日の日
   (備考:ノーちゃん、おめでとうね。父さん、有難うね)

              歌の不思議の歌七首

   ひと時を振り返りてや詠う時心誠や天(妻)と一なり
   歌と言ふ世界は実にも不思議なり過ぎ去りし日ぞ今に在るなり
   思ひ出は天父奉献されしなば未来生とぞ成りて今に来
   これ誠キルケゴールの反復と呼びし境涯実にも妙なる

   ギリシャ人追憶せるも我今や歌詠ひつつ妻未来受く

   妻未来受くることなり「やって」とぞ言ひし言の葉その意味やこそ

   かくてぞや妻未来こそ今成らん復活省察人方に笑む

        ♯            ♯


小寒、寒の入りの朝は雨です。洗濯物は部屋の中に・・・。

正月ボケ?! 年始早々インフルエンザが流行っています、くれぐれもお大切に!!

歌に添える本日の写真は、正月の日の出と富士山を仰いだ後の帰路、このツアーでは三嶋大社に・・・・この境内の「神池」の数枚を収めます。

コイやカモ、そしてハトたちも、元気に新しい年を迎えました。