延原時行歌集「命輝く」(第2006回)(来客あり:三宮にてロシア料理)

              
        延原時行歌集「命輝く」(第2006回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(198−4)
ヨハネ福音書21章15節の歌、妻欣求我一筆の歌、今朝の思ひの歌、人間教よの歌、平安の歌、パウロ復活述懐の歌、今にしての歌、友ありての歌、仕込みの歌、秋なりの歌、深謝無尽もの歌、宇宙の歌、我妻や笑むの歌、祝福と華やぎの歌、原事実による安心省察の歌、幸せの歌、人真実姿の歌、友ありての歌、驚愕の驚愕本作るの歌、未来生の歌、未来生のまことの歌。(2014年11月11〜20日

    11月14日
             秋なりの歌十四首

 
   仕込みたる鱈鍋煮立てぽん酢のぞ大根おろしにビール秋なり

   仕込みたる中下巻のぞノートをば覗きて沈思愉悦の秋ぞ
   中巻やリウマチセンター箴言を作りゆく妻修行の日々ぞ   (備考:新潟県立リウマチセンター:2011年2月4日〜6月13日なり)

   闘病の日々過ごし行く妻なるも近き神をぞ悟りては笑む
   手のうごき以来の癒し恩寵ぞ縷々我説けば止めどなく泣く
(備考:県立新発田病院への救急車への搬入の前、2010年12月1日早朝、妻居間に寝かされておりしが、右手にて書棚一段目の書籍二回引き寄せ、三回目に二段目の洋傘鷲掴みして「上智に行きて、予定の講演せよ」と我に指示せりーー意識朦朧なるも。センターにて我縷々説明したるなり。かくて、感謝の涙なり。「父さん、まるで神がかり的な話やな。全然憶えとらんけど、何か深層心理にある気する」言ひて泣くなり)

   下巻はや豊浦の日々同病の人方のため祈る妻あり   (備考:豊浦病院:2011年6月13日〜10月5日なり)

   悟りとぞ祈り学べり我妻や二病院にて修行進めり
   今にして思へば修行退院後箴言吟じ妻深め往く

   仕合せやぽつりぽつりと妻ぞ述ぶ驚愕の日ややがて来たるも
   驚愕の日や来れるもその日はぞさらに驚愕笑み往くや妻
   我はそもこの妻在りて復活の省察や得し如何に不思議ぞ

   かかる故我妻をぞや我思ふ命懸けたるメセンジャー実に
   克明に妻の道往き辿らばや主の御復活明らめられむ

   妹背共主の選びをぞいただきて復活立証襟正し往く

        ♯              ♯


愈々、2014年最後の日曜日を迎えました。穏やかな朝です。

昨夕は、来客があって、久しぶりに三宮・北野坂にあるロシア料理店に出かけて御馳走に…ウオッカも久方ぶりでした。

歌に添える今日の写真は、その料理店の飾りの品々などを収めます。