延原時行歌集「命輝く」(第2004回)(高取山の「安井茶屋」)

               

       延原時行歌集「命輝く」(第2004回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(198−2)ヨハネ福音書21章15節の歌、妻欣求我一筆の歌、今朝の思ひの歌、人間教よの歌、平安の歌、パウロ復活述懐の歌、今にしての歌、友ありての歌、仕込みの歌、秋なりの歌、深謝無尽もの歌、宇宙の歌、我妻や笑むの歌、祝福と華やぎの歌、原事実による安心省察の歌、幸せの歌、人真実姿の歌、友ありての歌、驚愕の驚愕本作るの歌、未来生の歌、未来生のまことの歌。(2014年11月11〜20日

    11月12日
             今朝の思ひの歌二首

   我妻の笑み増し往きし境地はぞ禅宗ならば悟り是なり
   (備考:岸辺立つ主の復活界笑みつ見たればなり)

   それにせよヨハネ伝のぞ誤訳ほど恐ろしきもの実に我知らず
   (備考:それ今生を超ゆる復活界見ざる無明世界なり)

              人間教よの歌五首

   日ノ本の基教よ何故に復活の主に帰命せぬ人間教よ
   恐らくは此度の書にて初めてぞヨハネ伝のぞ誤訳示さる

   人方が真実心の有るならば誤訳訂正公に為せ   (備考:これ日本聖書協会訳、新共同訳の責務ならんや)

   事はぞや基教そもそも立ち得るか倒れるかぞよ人間教よ

   それともや日ノ本基教馬耳にして復活の風聴けぬ言ふのか
(備考:馬の耳に念仏ならぬ、日本基教の耳に復活メッセージとは!)

              平安の歌一首

   静かなる平安なぜか我が心満たせる夕べ妹背共にて
   (備考:なあ、ノーちゃん。そうよ、父さん)

    11月13日
             パウロ復活述懐の歌八首

   パウロ言ふ復活もしも無きならば主の甦り無き事ならむ
(備考:第一コリント書15章13節、熟読参照。これパウロの基督復活論、形而上学的宇宙復活論に基づきしなり)

   主イエスのぞ甦りもし無きならば基教信仰虚しきならむ
(備考:同」14−17節、熟読参照。基教信仰・宣教、主の甦りに基づきしなり)

   もし我ら単なる望み抱くなら万人中の最悲惨人   (備考:同17−19節、熟読参照)

   パウロ言ふ「単なる」望み何なるや宇宙も主もや飛翔無き信   (備考:備考同19節、熟読参照。即ち、今生超えざる視点なり)

   これ実にも絶後笑み増し無き妻の生涯の如虚しからずや

   かく言ふは笑み増しほどの可憐なる宇宙の慶事なきと見る故
   いやしくもパウロの信や飛翔なきただ常なるの今生非ず
   今生や破れたるなり復活の原理ありてや主甦ります



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昨日の各紙は「フォークシンガー・笠木透さんの死去」を報じました。上の写真はCDブックスで、京都でお会いした折のサインをいただきました。

先年、山口県光市での上田達生さんの40周年コンサートでもお会いしましたが、20年前の震災のころから「笠木透と雑花塾」の皆さんの輪の中で、たっぷりと遊ばせてもらいました。

日本のフォーク界の原点でもあった笠木透さんのことは、今朝も高石ともやさんがラジオで熱く語っておられました。

昨年暮れに笠木さんは、永六輔さんや高石さん等と「大往生コンサート」でトリの大役を務め、まことに天晴!天晴! とも。

私の周辺でも次々と友人たちが帰天、飛翔していかれます。天上はますます賑わしく華やいでいきます。

延原さん御夫妻の新著『復活の省察ー妻と歌う』(上巻)のメッセージは、大きな平安と確かな希望を、いま受け取り直させるものになっています。

さて、今日の歌に添える写真は、「高取山の<安井茶屋>」です。

この老舗茶屋には、1970年代からずっと馴染みの場所として足を運ばせてもらいました。いつもビールに特製のおつまみがたっぷりと・・・・。



おまけに「白川大明神」のあたりの猫ちゃんの写真なども少々・・・・