延原時行歌集「命輝く」（第1098回）（神戸市水の科学博物館）

　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　延原時行歌集「命輝く」（第1098回）

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」（１９７−６）我妻よの歌、輝く笑みの歌、一書恵まるの歌、朝まだきの歌、昨日はの歌、ご評言の歌、はいはいノーちゃんの歌、誤訳怖ろしの歌、為すから成るへの歌、受肉の解の歌、喜びやの歌、癒と祝福の歌、昨日はの歌、底―視点の歌、大悲の書の歌、底―視点の歌補遺、復活省察嬉しくもの歌、主よこの書の歌、一筆やの歌、短歌神学の歌(一)(二）、一つ心の歌、今朝の歌、驚愕の驚愕の朝の歌、驚きぬの歌：My Autumn Greetings in Tanka、我妻笑み増し賀する歌、一書の祭り乾杯の歌、平安なぜかの歌。（2014年11月1〜10日）

　　　　11月4日
　　　　　　　　　　　　　底―視点の歌十六首
　　　　　（「復活」「受肉」「大学形成」繋ぐ全一学のために）

　　　「復活の省察」成りて視点見ゆ深き低みの底ぞ飛翔す
　　　この視点「受肉神学」から見るや何ぞ見捨てし？叫びのぞ底
　　　この底や飛翔の神秘甦りなすや尊き御業なりけり

　　　この底や明らめらるる時在りてイエス・キリスト・底の三見ゆ
　　　イエスはぞキリストの形（かた）キリストは底の形ぞ底ぞ飛翔す

　　　底のぞや飛翔仰ぎて復活の省察や成る有難きかな

　　　「復活の省察」成りて底通じ「受肉神学」繋がりゆくよ
　　　受肉のぞ形成論や何なるかイエス・キリスト・底「形」成す
　　　形とは表現なるよ表現は称へなるぞよ称名なるよ

　　　称名は主の御働き進展を辿りゆくなりＩＸＩＡ[イクイアーメン]（備考：イエス段階、キリスト段階、イマヌエル段階辿りてこそぞアーメン称ふ）

　　　復活や受肉繋がる故にこそ全一学や相成るごとし
　　　全一の学や成りてぞ大学の形成ぞなる構想や佳し

　　　「建学の精神」「対話」「エコ神学」網羅してこそ大学形成
　　　かくてこそ三著繋がる構想や今朝や成りたり如何に嬉しき（備考：『復活の省察』上中下三巻本；『受肉の神学――救済論と形成論』上下二巻本；『建学の精神・対話の精神・エコ神学ーー至誠心の神学による大学形成の構想』、計六巻の構想今朝なれり、嬉しも）

　　　構想の成れるは嬉しアイデアぞ我が心をぞ浮き立たせゆく

　　　全一の学のためには半世紀貯めに貯めたる著書やメモ佳し（備考：塵芥のごとき我がメモ、ファイルなべて捨つるべからず。然れども最高のメモは頭脳内なり。それ活性化するは日々の歌なり）

　　　　　　　　　　　　　　大悲の歌二首

　　　此度の書如何に大病渦中のぞお人にもぞや送ること得べし
　　　これはしも信子笑み増し激励の書物なるなり死後生大悲

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10年前（2004年）に纏めていた草稿『未来への冒険―在家労働牧師を目指して:番町出合いの家の記録』は、ブログをスタートさせて間もないころ（2011年）http://d.hatena.ne.jp/keiyousan/ で、写真なども加えて長期連載をしていましたが、このたびそれを掲載順に並べなおして上下巻にして、賀川記念館のHP(研究所：鳥飼の部屋）に収めて頂きました。http://www.core100.net/

この拙い作品は、これまで未公開にしていた青春時代の記録で、「番町出合いの家」の草創期の記録で、初期草稿は延原さんに謹呈させていただいておりました。こうして10年を経てその草稿がネットでUPしてもらえるのは、有難いことです。

なお、上記の賀川記念館のHPの「鳥飼の部屋」に収めていただいている「賀川豊彦の畏友・武内勝氏の所蔵資料より」の補正版の「目次」もつくり、新たにUPしていただきました。

今日の歌に添える写真は、昨日の「五宮神社」から東へ少々の場所にある「神戸市水の科学博物館」です。

美しい建物で、日本建築学会からも保存要請があるそうです。ここにははじめて足を運びました。