延原時行歌集「命輝く」(第1092回)(昼の寒中散歩、そして神戸大学グリークラブ定期演奏会)

              

       延原時行歌集「命輝く」(第1092回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(186−12)歌の心の歌、生きの姿の歌、深謝無尽の歌、麺麭の香りの歌、往きてこその歌、本の先の歌、心豊か成るの歌、折々の歌漫才、パンの境地の歌、復活の解の歌、この朝感動覚醒の歌、次巻の歌、下巻の歌、今の香りの歌、汝が人生の歌、ひそとの歌、少年の日の歌、信子華やぎの歌、今咲くの歌,笑み増し秘義の歌、主の問ひの歌、ぽつりぽつりとの歌、幸せ上梓の歌、妻偉業の歌、静々との歌、嬉しくもの歌、友ありての歌、痒み退きしの歌、木漏れ日フォトの歌。(2014年10月21〜31日)

    10月31日
             痒み退きしの歌七首

   センターに闘病の折我妻や酷き痒みに苦しみおりし
(備考:新潟県立リウマチセンター:2011年2月4日~6月13日の初期の事なり)

   ふと聴きし一語「反論」これこそぞ元凶なりと我悟りたり   (備考:「反論せなあかん」と妻言ひおりしなり)

   ノーちゃんよ反論は皆御神に任せ我言ふ痒み退きたり

   看護師さん痒み退きしに驚きぬ反論神に任せしや妻(備考:これナースセンター中妻の痒みで大騒ぎなりし故なり。「どうしてあの痒みが退いたんでしょう」「反論は神様に任しときと、私が言ひましたらね、そうするんですと」)

   かくて妻一切神に任すこと学びたるこそ笑みや出づるや
   この境涯God blessed the good dayとぞ歌ひたる妻人生の喜びぞこそ
   反論や岸辺立つ主に任せてや絶後笑み増し往くや我妻   (備考:ノーちゃん、大したもんや。おおきにさん、父さん、えへへ)

            木洩れ日フォトの歌一首

   熱誠の友の撮りたる木漏れ日やさながら御神恩寵のうた
(備考:鳥飼慶陽師の今日のフォト=延原時行歌集『命輝く』(第1049回:2014年10月31日付)に添へて=は、「須磨離宮公園:Rose Festival」なるも、十枚の内第九番目「木漏れ日のフォト」なり。聊か感慨を詠ひたり:恩寵我らが日々の木漏れ日なり)
   


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今朝も晴れ渡った清々しい日和です。昨日は故郷の幼馴染の友人からお電話をもらい、積もるお話を長電話してしまいました。例年、年に一度は帰省していましたが、このところ間延びするようになってきました。来年は母の法事もあるようですし、友との再会もかないそうです。

今日の歌に添える写真は、昨日の昼間の寒中散歩で撮ったものと、午後新幹線の新神戸駅すぐの「神戸芸術センター芸術劇場」で開かれた「神戸大学グリークラブ:第66回定期演奏会」へ出かけましたので、その折のものを収めます。



若者の演奏はいつ聴いても深い感動を享けます。演奏を終え、ホールロビーでの歌と挨拶も恒例のお楽しみデス。