延原時行歌集「命輝く」(第1091回)(日本のエーゲ海<牛窓>:しおまち唐琴通り)

              

       延原時行歌集「命輝く」(第1091回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(186−11)歌の心の歌、生きの姿の歌、深謝無尽の歌、麺麭の香りの歌、往きてこその歌、本の先の歌、心豊か成るの歌、折々の歌漫才、パンの境地の歌、復活の解の歌、この朝感動覚醒の歌、次巻の歌、下巻の歌、今の香りの歌、汝が人生の歌、ひそとの歌、少年の日の歌、信子華やぎの歌、今咲くの歌,笑み増し秘義の歌、主の問ひの歌、ぽつりぽつりとの歌、幸せ上梓の歌、妻偉業の歌、静々との歌、嬉しくもの歌、友ありての歌、痒み退きしの歌、木漏れ日フォトの歌。(2014年10月21〜31日)

    10月30日
             嬉しくもの歌十首

   嬉しくも妹背や共に働きて本作りたり妻往けるにぞ

   本作り成りたる時や奇しき時闘病の時去りてこそぞや

   我妻の笑み増しほどの霊感や誠あるなし省察ぞ湧く

   かくてぞや妻天に在り我地上霊の対話ぞ実りありける

   我妻の死後生たるや脈々といのち息吹を今日もたらさん
   (備考:「妻偉業の歌」参照)

   笑み増しが大拙師言ふ悟りにぞ通じ合ふことげにも尊き

   笑み増しも悟りも一にかかりては滅して不滅その一点に在り
   一点や復活主のや実在ぞ今生のぞや果つるところに

   果つるとぞばかりなるとぞ思ひきや命なりけり岸辺立つ御子
   我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す   (備考:復唱)

    10月31日
             友在りての歌六

   友在りて風ミッションを愛で給ふご加祷やあり豈励まざらんや

   日ノ本の基教復活信仰の道歩むまで妹背笑み書く

   それにせよ誤訳怖ろし忘恩ぞ日ノ本未だ復活知らず(備考:ヨハネ福音書21章15節:私訳「これらの物(注。宇宙の諸多性)より我(注。宇宙の中心、比例中項)愛するか」;日本聖書協会訳=新共同訳「これらの人の為すよりわたしを愛するか」。復活の主イエスを「単なる自己中の人」と描けり。怖ろしき事なり。我かく言ふも、馬の耳に念仏ならむ。日本基督教の耳に復活ならむも)

   日ノ本の基教にあるは自惚れぞ愛の競争成すや我らと

   ところがやこれぞ単なる人間教滅して不滅その《我》知らず(備考:ホ氏や書きたり:"We perish and are immortal.” [PR, 351, 82] “and”これ《我》なり)

   友在りて心御言葉いただきぬ感涙のもとベリーや訳さむ(備考:山本良一東大名誉教授、東京都市大学教授のご芳書メール便いただきぬ:「延原時行先生 『復活の省察(上巻)ーー妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』をご恵送くださいましてありがとうございます。先生と奥様の深い深い信仰生活が全書にみなぎっており、小生などには到底及ばぬ境地と思いました。御健康にはくれぐれも留意されて中巻、下巻を完成なさってください。その上でThomas Berryの[The Great Work]の翻訳をお願いしたく存じます。Planetary Stewardshipの考えとエコ文明をなんとしても国内で普及させたく存じます。お礼まで 山本良一」;延原返書「山本良一先生 ご厚情、尊いお言葉、誠に有難う存じます。心より厚く御礼申し上げます。Thomas Berryの「The Great Work」命を賭けて翻訳挺身いたしたく存じます。中・下巻の後に。Planetary Stewardship=エコ文明の不朽のために! 右、心からの御礼まで 草々不一 延原時行」)



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晴れ渡った気持ちの良い朝です。窓を全開、掃除と洗濯を終えました。

昨日は、ふと思いついて、2011年にブログで67回にわたって連載していた『未来への冒険ーー在家労働牧師をめざして』という未刊の著作を、上下巻に纏めてみたりして楽しみ、年賀状を買い求めてきて、投函の準備に取り掛かったりして過ごしました。いよいよ今年の師走も、一歩一歩着実に走り抜けていきます。

さて、歌に添える今日の写真は、表題の通り「日本のエーゲ海牛窓>:そおまち唐琴通り」です。

瀬戸内市牛窓町のこの通りは、朝鮮通信使にまつわる本蓮寺や御茶屋敷、さらには白壁の土蔵、格子戸、燈籠堂跡など伝統的なけんぞうぶつや遺跡が点在しています。

たっぷりと時間があって、ぶらぶらと散策を楽しみました。今回も撮影順に並べて置きます。