延原時行歌集「命輝く」(第1089回)(第20回神戸ルミナリエ)

              

       延原時行歌集「命輝く」(第1089回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(186−9)歌の心の歌、生きの姿の歌、深謝無尽の歌、麺麭の香りの歌、往きてこその歌、本の先の歌、心豊か成るの歌、折々の歌漫才、パンの境地の歌、復活の解の歌、この朝感動覚醒の歌、次巻の歌、下巻の歌、今の香りの歌、汝が人生の歌、ひそとの歌、少年の日の歌、信子華やぎの歌、今咲くの歌,笑み増し秘義の歌、主の問ひの歌、ぽつりぽつりとの歌、幸せ上梓の歌、妻偉業の歌、静々との歌、嬉しくもの歌、友ありての歌、痒み退きしの歌、木漏れ日フォトの歌。(2014年10月21〜31日)

    10月28日
             主の問ひの歌十二首

   日ノ本の基教そもそも復活主仰がざる性(さが)信子笑み往く
(備考:ヨハネ福音書21章15節の誤訳日ノ本基教の宿疴ならんも。その中に信子笑み往く)

   いかでかや我が主問はんや「他人(ひと)なすよりも我愛するか」

   己が為愛の競争求むほど我らが主はぞ自己中なるや

   人々は「物よりも《我》愛するや」宇宙の主のぞ求め聴かずや
   忘恩の日本基教や恐るべし誤訳のままでいかで道在る

   ほとほとに呆れ果てたる誤訳教正さずゆくや厚顔無恥
   事がもしその如くなら此度の書空前絶後復活讃歌
   思ふにや「物よりも我」問ひし主や「我よりも父」言ひし御方(備考:マタイ福音書26章39節:「わが父よ、わたしの思いのままにではなく、みこころのままに」参照)

   ここにぞや宇宙比例の中項や顕れけりや如何に尊き(備考:「物(宇宙の諸多性):我(宇宙の中心)::我:父」の比例中項こそ《我》の意義なり。この《我》と共に父に往くことこそ復活なり)

   我:父やヨハネ伝のぞ「神と共」詠ひし比例如何にほむべき
(備考:ヨハネ福音書1章1節第二項の「ロゴスは神と共(pros ton theon)なりき」これなり)

   この比例太初のロゴス向くや方示すものなり宇宙深奥
   深奥や在りてこそなり妻や笑み深き低みの底ぞ飛翔す

    10月29日
           ぼつりぽつりとの歌五首

   父さんよ覚へといてな一生な感謝してるから忘れんといてな

   思ひ出すやうにしてこそ度々や妻の言の葉ぽつりぽつりと
   (備考:これ最後の年=本年3月11日=より以前からなり)

   分かったでよう分かったでノーちゃんやあんたの内助なくば我なし

   殊にぞや絶後笑み増しほどのぞや奇しき内助やよくも在りたり
   (備考:といふこっちゃ。ああ嬉しいふこっちゃ。ウフフ)

   あんたがなああ嬉しいふこっちゃとな言ふとる天地有難きかな
   (備考:もはや追憶の時制に非ず。掛け合い漫才の現在なり)



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上の写真は、昨日のベランダから臨む夕焼けです。
温かな一日で、いっぱいの洗濯をすませて、夕方から「第20回神戸ルミナリエ」に出かける前の、美しい景色です。

予報のとおりに、今朝は雨、だんだんと寒くなってゆくようです。


今日の歌に添える写真は、昨日の「神戸ルミナリエ」です。

1995年のあの年の暮れの第一回から、年年歳歳いちども欠かすことなく、長い長い行列に加わり、年ごとに変化する綺麗な光の回廊を潜り抜けて、20回目の今年の「神戸ルミナリエ」を体験しました。

まず、本会場に至るまでの景色を順番に、数枚収めます。


そして、いよいよ本番です。これも撮影の順番に・・。

こうして東遊園地のフィナーレ! 今年はこれまで最高の豪華絢爛、光と希望の輝きに包まれていきます。幼い子どもたちから私たち後期高齢者のお仲間まで・・・やはり若いカップルたちの笑顔は最高です。

東遊園地の南側ひろばには、多くの夜店が並び、東日本大震災を覚える交流の場所もあります。

神戸ルミナリエ」は、12月15日まで開かれます。